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第18回:雷の暴風

 


 第18回は漫画「魔法先生ネギま!」からコチラ。



 魔法名:雷の暴風

 詠唱:

来れ雷精ウェニアント・スピーリトゥス 風の精アエリアーレス・フルグリエンテース!!


 雷を纏いてクム・フルグラティオーニ 吹きすさべフレット・テンペスタース 南洋の嵐(アウストリーナ)


 雷の暴風ヨウィス・テンペスタース・フルグリエンス!!! 』





「魔法先生ネギま!」には数々の魔法がありますが、作中での使用頻度が高かったコレを今回は選びました。

 種類で見ると魔法の射手(サギタ・マギカ)シリーズが多いのですが、属性も多いうえに指定する精霊の数が毎回違う為、個別にどれと指定はできませんでした。


「魔法先生ネギま!」の魔法は、設定上唱える前に始動キーという詠唱を別途唱える必要があり、これは術者ごとに異なります。

 主人公であるネギは「ラス・テル・マ・スキル・マギステル」というのが始動キーとなり、厳密にはこの後に本来の魔法詠唱が繋がるかたちになる……のですが、途中からは省略されることが多かったです。


 主人公のネギが使用する魔法は、作中では西洋魔術に分類されており、その詠唱にはラテン語、古代ギリシャ語が用いられています。

 構成としては根源となる精霊の召喚(指定)、数や効能、範囲などに関わる文言、魔法名というのが基本ですね。


『雷の暴風』は序盤では最強クラスの魔法という扱いだった為、よく決め技などに使用されていました。

 しかし、物語が進むにつれ流石に型遅れになった感があり、その他の高威力魔法の陰に埋もれるように使われなくなったという……

 とはいえ、中盤付近までは間違いなくネギ最強の魔法だったので、存在感が薄いということはありません。

 どの魔法が最も印象深いかと問われれば、やはりこの魔法をあげる人も多いのではないでしょうか。



 さて、この「魔法先生ネギま!」ですが、多くの人が萌え路線のお色気漫画という印象を持っているのではないかと思います。

 単行本の表紙には可愛い女の子がたくさん書かれていますし、アニメも完全に萌え路線だったので、ちゃんと読んでいない人はそう思っても仕方ないと言えるでしょう。

 しかしこの作品、序盤はその通り萌え要素が強いのですが、物語が進むにつれバトル要素の方が強くなっていきます。

 作者は燃えと萌えの融合を目指していたようですが、最後の方は完全にバトル寄りの作品になっていました。

 続編にあたる『UQ HOLDER!』もやはりバトル要素が濃く、そんじょそこらのファンタジーよりも設定が練り込まれていたりします。


 もし、「所詮萌え漫画だろ」とかいった理由で敬遠している人がいたら、是非一度手に取ってみて欲しいです。

 きっと良質なバトルを楽しむことができると思います。





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― 新着の感想 ―
[一言] 楽しいことやってはりますね。 いいですね呪文詠唱。 スレイヤーズ好きでしたよ。ヴァルキリーも、そして、ネギま、も。 エドワードDモリスンも。 中学とか高校の時は、暗記とかしましたねー。 …
[一言] ネギま!なつかしい……せっちゃんが好きでした。明日菜ももちろん好きです! 可愛い女の子が戦う漫画、好きなんですよ!
[良い点] ネギま、は表紙しか知りませんでしたが、面白そうですね! 萌えマンガは好きなので、当時も面白そうと思いつつ小遣い足りなくて(笑)読まなかった思い出! 萌えと燃えの融合となると、めちゃ面白そう…
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