第15回:シューティングスター
第15回はRPG「テイルズオブレジェンディア」からコチラ。
魔法名:シューティングスター
詠唱:
『神速を極めし煌煌たる流転者よ
天より舞い降り浄化の雨となれ』
またしてもマニアックですが(マニアックじゃないのがあるのか?)、今回はテイルズシリーズの「テイルズオブレジェンディア」からこちらを採用。
テイルズシリーズなんだからそれなりに有名だろうと思うかもしれませんが、このレジェンディアってシリーズの中でもかなり不評な出来だったんですよね……
そのせいか、内容とか諸々が忘れられやすい作品だったりします(音楽の出来はとても良いんですがね!)。
さて、このレジェンディアですが、実は中々に中二病を拗らせたような詠唱の宝庫だったりします。
……何故かほとんどの魔法に詠唱が用意されているんですよ^^
他のシリーズ作品ではそんなことないので、これはレジェンディア特有と言えるかもしれません(やってない作品もあるので断言はできませんが)。
恐らくですが、スタッフはこの詠唱にかなりのこだわりを持っていると感じられます。
今まで無かった魔法にまで詠唱を付けたり、シリーズでお馴染みの『インディグネイション』の呪文詠唱を今までとは異なる新規の文章で用意したり(これに関しては他の作品でも一部違いますが)、詠唱に対する情熱をヒシヒシと感じます。
一番のポイントは、同じ魔法なのに呪文詠唱が異なるキャラがいることでしょう。
このシューティングスターも、シャーリーというキャラのバージョンが存在しています。
そちらは「漆黒の空に光差すほうき星よ 旅路の果てに我の地を選べ」と、これまた中二感あふれる仕上がりです。
※何故こちらを選ばなかったかと言うと、なんとなく語呂が悪いからです。自分なら「漆黒の空に光差すほうき星よ その旅路の果てに彼の地を選べ」とかにすると思います。
このように、同じ魔法なのに異なる詠唱で発動するというのは、やっぱり本人にとってカッコイイ言葉を羅列しているだけだからなんですかねぇ……
自分を一種のトランス状態にするための儀式みたいなものであれば、かっこよさを重視している可能性は大いにあります。
……いいぞもっとやれ^^
※K・tさんの感想で思い出しましたが、シャーリーの使う魔法は古代呪文という扱いなので、詠唱が異なるのはそのせいかもしれません。それはそれで凝ってる!




