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Angel fall  作者: 流水 山葵
42/43

42話 堕天

「っしゃあ!行くぜ!」


 弘佑が猛ダッシュでインエンを殴り飛ばす。


「ぐふぅ!ええい、消えろぉ!」


 外に吹き飛ばされながら、激昴して手元に三叉の槍、トライデントを召喚し、先端から棘を放ってくるインエン。


「はあぁ!」


「ふっ!」


 大剣や長槍を振って棘を撃ち落とす風羽と結依。


「行くで、十葵!」


「おう!」


 同時に壁が破壊された研究室の五階から、外へ飛び出す十葵と翔太。


「みんな……」


 フラフラと倒れかける楓。


「大丈夫、楓先生?」


 素早く萌佳が後方から楓を支える。


「相手は『人型天使』……無茶よ」


 絞り出すように楓が呟く。


「楓先生一人なら無理かもね」


「そういうことじゃなくて……」


「みんな揃ってるから」


「……え?」


「十葵が言ってた。自分達だから勝てるんだって。バカみたいでしょ?根拠も裏付けも何もない。なのに、アイツに言われると勝てるって思える」


 萌佳が十葵を見る視線は信頼、それも超えた愛する者への眼差しだった。


「萌佳ちゃん……」


「だ、だから!大丈夫ってこと!」


 楓の視線に気づいて恥ずかしそうに言葉を続ける萌佳。


 楓はふっと笑ったあと。


「そうね。彼らなら……あなた達ならきっと大丈夫」


 楓は眩しそうに十葵達を見つめていた。



「うらうらうらぁ!」


 右腕に持った太刀で高速の連続斬りをぶつける翔太。


「ぐぅ!邪魔だ!」


 槍の下側、石打(いしうち)と呼ばれる部位で翔太の攻撃を防ぐインエン。


「だらぁ!」


『風』の属性を手甲に纏わせた弘佑が、十葵を通り越して翔太とインエンに近づく。


「ぐお!」


 急な攻撃で、防いだが体勢を崩したインエン。


 そして、翔太と弘佑の後方では空中で十葵が左腕を空へ掲げていた。


「避けろよ、翔太、弘佑!」


 腕を振り下ろし、不完全ながら時の力を放つ十葵。


「ふん!人間如きの攻撃など!」


 槍を回転させて攻撃をかき消そうとするインエン。


「人間如き、その思考がテメェの敗因だ!」


 十葵が叫ぶと、時の衝撃波はインエンの聖槍を砕き、彼に巨大な傷を負わせる。


「がふっ!」


 モロに直撃を受けて、時の属性により、生命機能の時間を停止されて落下していくインエン。


 その姿は、太陽(こころ)を掴もうとして自らの身を焦がした、天使の末路だった。

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