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Angel fall  作者: 流水 山葵
28/43

28話 急用

 ズンズンと歩き、一つの空き教室へとやってくる。


「きゅ、急にどうした?昼飯じゃないのか?」


「ん、お弁当」


 ズイと押し付けるように四角形の箱を渡してくる萌佳。


「え、これって」


「お弁当」


 それだけ言うと椅子に座る。


 十葵も彼女の横に座る。


「作ってくれてたのか」


「ん」


 照れたように十葵と顔を合わせず頷く萌佳。


 そんな彼女がとても愛おしく感じる。


「ありがとな、萌佳」


「お、おう……」


 箱を開ける十葵。


 中には色とりどりのおかずが並んでいた。


 性格に似合わず、やはり女性的で繊細な料理だ。


 一口卵焼きを食べてみる。


「うまい!」


「あ、あっそ……」


 興味無い態度を示しているが、口元は少し(ほころ)び嬉しそうである。


「ホントにうまいよ!ありがとう!」


 モグモグと食べ進めていく十葵。


「また作ってくるから。その時も……食べてくれる?」


 少し遠慮気味に尋ねてくる萌佳。


「もちろん!」


 強く頷く十葵。


 お互いに幸せな気持ちで食事を進める。


 そんな中、萌佳のスマホが鳴り響く。


「あ、ごめん。風羽から……はいはい」


 通話を始める萌佳。


 しかし、その顔は徐々に険しくなる。


 嫌な予感がする。


 十葵もスマホをつけて、最新ニュースを確かめる。


 すると一つの速報が目に入る。


「十葵」


 通話を切った萌佳が声をかけてくる。


「天使か」


 自分のスマホに映し出されたニュース画面を見せて尋ねる。


「うん」


 立ち上がる二人。


 大急ぎで弁当を片付けて教室の電気を消す。


「弁当、戦闘が終わってからの楽しみにとっとく」


「ちょ、バカ」


 笑いあって空き教室を出る。


 能力を解放して三階の手すりを飛び降り、一気に一階へとショートカットする。


「十葵!」


「よっしゃ!急ぐぜ!」


 結依から連絡を受けた翔太と弘佑とも合流して楓先生達の待つ車へ急いだ。

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