表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

33/38

第33話 こうして後ろから…

 後輩のモブ子Aとコンビニで飯を買い、会社に戻ろうとしたその時。

「あっ!センパイ!トラックが!」

「えっ?!どこ?」


 コツン。

右足に、軽い衝撃。


 フィーン。

俺の右足は、膝から下だけ消えた。


「可愛い~。ちっちゃい転トラ~」


 テーンテーン。

そこには、20センチ程の転生トラックが震えていた。


「野生の転トラのヒナだな」

「どうしましょう。交差点に戻せますかね?」

「待った!触らないで!」

迂闊に野生の転生トラックへ触ると、未知のチートに感染する可能性がある。


 取り扱いは、慎重にだ。

「いいか?転トラのヒナは、こうして後ろから…」


 テーンテーン!

転生トラックのヒナは、心細そうに鳴き声を上げた。


「そらっ、戻れ!」

転生トラックのヒナを交差点の大海原に還す。

ヒナの内には天敵も多い。

立派な転生トラックになれるかどうかは、大自然のみぞ知る、だ。


「流石センパ~イ。慣れてますねー」

「まあ、仕事で日々向き合ってるからな」


大きく…なれよ…。


俺の右足はすぐに戻ったが、冒険の果てに革靴の先がとんがっていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ