表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/29

終わりの始まり

――――――4月17日a.m.10:45

 授業はとっくに始まっていたが、悟真は階段の踊り場にいた。

そこでふてくされているような顔でいた。

昨日のことで華蓮に謝ったが許してもらえなかった。

だからどうしようもなくただそこにいた。

「はぁ~。昔もケンカはしていたが、その時はすんなりと許してくれたのに。どうして今は.......」

と昔のことを思い出していた。その時、

「ガァンッ!」

校門の門になにかが当たった。

なんだ?人?不審者?と考えていると校門前に生徒指導や教頭、教務主任がいた。

「なんなのですかあなたは!?」

「まあ、任せてください。」

と生徒指導が門を開け不審者の肩に手をかけ

「とりあえず警察に行こう」

と言い終わった瞬間に

――――不審者は生徒指導の腕を噛み血しぶきを出した。

普通の人間が噛む力ではない。

教頭がY字の棒で不審者を押さえた。

その間にも生徒指導の血は止まらず苦痛の声を上げていた。

数秒後、声は止まり死んでいた。他の教師たちはそのことに驚愕していた。

当たり前だ、噛みつかれたでけで普通は死なないのに死んだのだ。

だが、今微かに動いたように見えた。

他の教師たちもそう見えたらしく近づき、「先生大丈夫ですかっ!」と言った。

すると目が開き体を起こした。

そのことに安堵の顔を浮かべるがそれもつかの間他の教師たちに近づき――――喉を噛み砕いた。

そのことに教頭は動揺し手を滑らし不審者を放してしまい噛まれた。

周りから見れば完全な殺し合いだ。

もしもあんなのが校内に入ったら大惨事になる。

そう考え悟真は華蓮のいる教室へ走って行き着くと乱暴にドアを開けた。

「おい、おまえは授業に参加もせず授業妨害もするのかっ!」

事情を知らない教師は声を荒げるが悟真は無視し華蓮のところへ駆け寄り立ち上がらせて

「やばいことになった。逃げるぞ!」

「急になんなのよ!?」

華蓮は手を振り払った。

「どうしたんだっ!?なにがあったっ!?」

詰め寄ってきたのは親友の翔だった。

「校門で教師が殺されて死んで生き返ってほかの教師を殺しているっ!」

「それ本当なの?」

「こんな嘘をついてなんの得があるんだよ。とにかく逃げよう!」

「分かった。」

三人は教室を抜け出し校門にむかった。

道中に

「ちょっと待ってくれ」

と翔が言い自分ロッカーを開けた。

中にバットが入っており悟真に渡した。

「これは?」

「もしも本当に殺し合っているのなら武器が必要だ。華蓮はこいつを使え。」

翔は華蓮に丈夫なカッターナイフを付けた棒を渡した。

「翔は大丈夫なのか?」

「心配すんな。一応昔は柔道や空手を習ってた身だ。」

と笑ってみせた。

「悟真、携帯もってない?校則違反だけど。」

「うん?あぁ、持ってるよ。」

悟真の携帯で警察に通報しようとした。だが、

「え、なんで!?110が混み合っている!?」

「まさか、街全体でこんなことが!?」

「分からないが、今はとにかくここから逃げよう!」

to be continue......

作者の軍オタです。作品を読んでいただきありがとうございます。なんか内容がハイスクールオブザデットに似ているような気が........まぁそれは置いといて、もしもおもしろかったら高評価、コメントお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ