無線
事が始まってから三日目の夜になった。
「そう言えば、救援のヘリとか来ていないな」
「そう言えばそうだな。なぜだ?」
「さあ、分からない」
確かにヘリなんて一機も飛んでいなかった。
こんなことが起こっているのにも関わらず、何もなかった。
「なあ、おかしいと思わないか?」
「確かに」
今回もなにか嫌な予感がする。
当たらなければいいのだが.....。
その時、
「ジジ、ジジ。ジジ、ジジ。」
「うん?何の音だ?」
「無線、か?」
「悟真、ちょっと見にいってくれないか?」
「分かった」
僕は孝一に言われ、無線が置いてある部屋に向かう。
想った通り、無線に通信が入っていた。
マイクが壊れていてこちらからは発信出来ないが、向こうからは伝えれる。
「こちらは.....だ。生き残って.....ら応答を頼む。」
若干雑音が入っているが、大体何を言っているか分かる。
どうやら市外の警察からみたいだ。
伝えたいのやまやまだが、こちらからは伝えられない。
「一応、.....おく。明日の夜明....にそのま....を完全に破壊...るミサイルを発射.....。タイムリ..ットは明日の三時までだ。街の西側に...がある。時間までに...プチッ!」
――――ッ!
背筋が完全に凍る。
――ミサイル?――破壊?―――明日の三時?
無線で聞き取れた単語が頭の中をぐるぐる回る。
深呼吸をして落ち着く。
―――待て待て、一度落ち着こう。
そこから数分かけて状況整理をしていく。
そして、今すぐ動かなければいけないと気づく。
「孝一!今すぐここから出るぞ!」
「え?一体何が?」
「明日の夜明け、ミサイルが飛んできてこの街は消える!」
「一体なんのことを――」
「さっきの無線だ!さっきの無線が言っていたんだ!」
「―――なんだと!急いでこの街から脱出しないと!」
「そういうことだから、準備を頼む!」
「分かった!任しておけ」
孝一は脱出の準備、僕は華蓮たちに伝えにいく。
「――ってことなんだ!急いで街から脱出をするぞ!」
「分かったわ!準備するわね」
すべての準備が整った時は、日付が変わったときだ。
タイムリミット残り約三時間
to be continue......
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