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ウサ耳生活  作者: heavygear
12/19

ブライといっしょ

ちょっと説明が多い会かも



 ラフー生活268日目、ドワーフ族の戦士ブライと旅する事に。


 まずは目印となる川を目指す。

 そこでは魚が採れるらしいので、少し楽しみである。

 しかし、なんと申しましょうかブライさん、見た目は歴戦の戦士なのに、行動がぎこちない。

 言ってはなんだが、旅慣れてないように感じる。

 森で採れる食材の知識は皆無同然。

 移動に関しても、障害物があろうが気にせず真っ直ぐ進む。

 よくこれでオーグル族がうろつく森に来たもんだと、ビックリだ。

 今の所、当てに出来そうなのはナイフ投げの腕ぐらい。

 座った状態で、相手の急所に一発で決めた腕前は正直凄いと思う。

 でも、今のブライさんは俺にとって足手まといでしかない。

 ついでに十日近く風呂に入ってない上、寝込んでいる間は糞尿垂れ流しだった所為で、メチャクチャ臭い。

 ズボンと下着は予備に履き替えたらしいが、それでも臭う。

 尻尾飛行で少し放れて良いですか?

 危険だから側に居て欲しい?

 うん、そうですか。

 じゃあ、横を歩きますね……出来るだけ風上側歩こう。


 ……。


 道中食材を集めながら移動する。


「これ、食う?」

「そりぇ毒ありゅから食べちゃダメ」


 この人、毒草ばかり拾って来て、態とやってるのかと勘繰ってしまう。

 だがしかし、余程のキノコ好きなのだろうか、見つけるキノコだけは食用の物をキチンと選別しているようだ。

 クロキクラゲ、オオブナシメジといった毒のないものを入手出来た。

 ここは評価高いね。

 なにせ、靄に包まれた大森林で採れるキノコは毒性持ちが多かったから、これは助かる。


 後は、水場が近付いてきたおかげで、野生のアスパラガスが8株も採れた。

 ベアラウフもザル籠いっぱいに採れた。

 だが、これでは2人分には少ない。

 俺は兎も角、ブライさんが大食らいだからだ。

 こんなスローペースで進んで大丈夫なんだろうか?

 ちょっと心配になる。


 ……。


 お昼は俺の貴重な食料を半分こにして済ます。

 ヤマリンゴはここで終了。

 今まで有り難う御座いました。

 野ネズミの串焼き1本と猪の燻製肉一欠片もここでなくなった。

 正直辛い。

 出来るだけ早く、この辺りで肉を確保したいものだ。

 でないと、晩に山菜とキノコの水炊きを食べたら翌朝以降のご飯がない。


 道中の会話?

 うるせぇ馬鹿、そんな事より食材集めだ!

 目と耳をフル活動させて、食材探せ!


 移動速度低下と悪臭、最後に大食らいときて、ブライさんの同行に脳内会議では反対意見続出中である。

 悪い人はないんだけどねぇ。


 ついでに護衛としても、ちと頼りない。

 オーグル族退治で、戦斧と大盾を失ったそうで、現在の武装は、小ぶりな長剣とバックラーと呼ばれる小型の丸盾。

 その2つは、俺を襲おうとしたウドと呼ばれたナーベル族の持ち物だ。

 さらに防具の方もボロボロ。

 兜はひしゃげて使い物にならないし、鎖帷子も応急処置はしていたが所々駄目になっている。

 どう見ても、敗残兵にしか見えません。

 有り難う御座いました。


 う~ん、スグ・ナオールによって五体満足になってるだけマシか。


 ……。


 あっという間に夕方になり夜営の準備。

 おい、川はどこだよ?

 地面が多少ぬかるんでいる他、水音一つ聞こえねぇぞ。

 あん?

 三日進んで川だと?

 ……。

 そろそろ手持ちの水もヤバイというのに、なんということでしょう。

 夕飯は、山菜とキノコの炒め物に変更です。

 水炊きにして水分多めで重増しする予定がとんだ誤算だ。

 どうしようもないので、食料と水がほとんどないとブライさんに告げる。


「オデ、平気。する、我慢」


グ~ッ


 腹の虫鳴らせながらの返答。

 うがぁ、炒め物全部食え。

 話はそれからだ。


 ……なんか疲れた。

 おかしいな、ブライさんはドワーフ族のベテラン戦士ではないのか?

 髭モジャなお顔で年齢がよく判らないのだが……。

 まさか……。


 焚き火を囲んで彼の話を聞いてみる事にした。


「……行く、退治、オーグル。オデ、仲間、6人目――」


 最初にどうして森で大怪我したかの経緯を訊ねた。

 それによると――。


 鉱山都市ゴーダ出身の“青年”ブライさん34歳(人間換算17歳相当)、武者修行の旅に出る。

 クーレンタ王国に魔物が多く出る地下迷宮があると噂を聞きつけ、腕試しにそこへと向うと決めました。

 道中、5人のナーベル族と迷宮攻略のチームを結成。

 メンバーの実力の確認と連携の高上を兼ねて、『霧の大森林』へと向います。

 『霧の大森林』に接する森にて、オーグル族を1体発見。

 角と魔術的に価値のある第二の心臓目当てに戦いを挑みます。


「――オデ、狙う、足。埋まる、斧。折れる、斧」

「にゃむにゃむ」


 チームのリーダーであるヨナタンの指示で、元狩人のヨッヘムと鍵師のウドが弓にて攻撃。

 続いて、攻撃魔術が苦手な魔術師ネーポムクが、オーグル族に幻影を見せ困惑させる。

 弓での攻撃を続けさせながら、ヨナタンとブライ、ネーポムクの妻ズージの3人でオーグル族を囲み込む。

 大盾を使ってオーグル族の攻撃を受け流しつつ、ブライさんは戦斧を相手の脛に叩き込んだ。

 しかし、戦斧が骨に食い込む程深く入り込んでしまい、戦斧はボキリと折れてしまった。

 だが、その一撃が功をなし、オーグル族は転倒。

 機を逃す事なく、全員で集中攻撃。


「――オデたち、勝つ。喜ぶ、勝利。剥ぐ、戦利品。でも――」


 勝利にホッと一息の瞬間。

 背後からオーグル族3体の襲撃を受ける。

 元狩人のヨッヘムが頭部を拳で穿ち割られ即死。

 魔術師ネーポムクは背中を鉤爪で抉られ重症。

 リーダーのヨナタンとブライさんは、ネーポムクを守るため急いでオーグル族3体の前へ。

 鍵師のウドは弓にて牽制。

 丸太のような棍棒とナイフのような鉤爪を掻い潜り、唯一の女性ズージは、ネーポムクを抱え上げ後退。


「良い男、ヨッヘム。上手い、弓。ある、知識、森。した、油断――」


 オーグル族1体倒すのに6人掛かりなのに、そこに新たに3体。

 ヨナタンは撤退を指示。

 血を流しながらも、ネーポムクはオーグル族達に幻影を見せ、その隙に撤退を開始。

 しかし、うち一体への抵抗力が高かったのだろうか、幻影の効果が薄く、その1体がすぐに追いかけて来る。

 ヨナタンとブライさんは殿をつとめつつ後退。

 棍棒の一撃を受け、ブライさんの大盾は破損し、左腕は骨折してしまう。


「――できた、隙。傷つく、次々、仲間……うっ、うぐぐっ――」


 幻影の効果が切れた残り2体が、こちら目掛けて駆けてきた。

 重症のネーポムクをブライさんが背負い、ズージが殿に。

 しかし、殿の交代するタイミングが悪かった。

 交代の間、3体の襲撃をヨナタン一人が背負う事になるからだ。

 ここで、鉤爪によりヨナタンが死に、ズージが大怪我を追う事となった。


「ふぐっ! うぐっ……ううぅ……ふぐぅっ」

「……」


 青色吐息のネーポムク、再度オーグル族達に幻影の魔術を行使する。

 これにより、霊力が空となってしまう。

 ここでウドの矢も尽きでしまった。

 二手に分かれて撤退しようと、ネーポムクが発言。

 どうやら覚悟を決めたのだろう。

 ズージとネーポムクは互いに体を支えあいながら、ブライさんとウドとは逆方行に歩みだす。

 もう走れない。

 このままでは足手まといだ。

 だから、囮になってブライさんとウドを逃がす事に決めたのである。


「――うぐぐっ。ある、勇気。夫婦、絆。逃がす、オデたち……ううぅっ」


 戦利品を抱え、ブライさんとウドは駆けた。

 だが、オーグル族達も二手に分かれていたのだ。

 棍棒を持ったオーグル族が追い駆けてくる。

 距離があるのでまだ逃げる機会はあった。

 しかし、知能が高いのか、このオーグル族は棍棒を投げつけようと構えたではないか!

 狙いは戦利品や荷物を背負ったウドだ。

 ウドを庇う為、ブライさんは唸りを上げる棍棒に身体を投げ出した。


「――飛ぶ、オデ。折れる、足。痛める、腰。痛める、いっぱい。でも――」


 オーグル族の投げた棍棒は、ブライさんで止まらず、ウドまで届いた。

 ブライさんとウドは宙で揉みくちゃになりながら、かなり先まで吹き飛ばされてしまった。

 だが、運が良かったのか、オーグル族はそれ以上は追って来なかったようだ。

 2人はフラフラ状態で、大きな倒木に隠れ、なんとか応急手当をする。

 ウドは打撲が酷く動けない。

 ブライさんは、兜がひしゃげた時に破片で左目付近を損傷し、左腕は骨折、折れた左足に至っては折れた骨が脛から飛び出す大怪我である。

 回復を待って野営するも、寝たら回復なんて奇跡は起きない。

 包帯は血を吸い上げるだけで気休めにしかならず、流れ出る血は止まらない。

 傷口を縫う体力もなく、目も霞み、身体からドンドン力がなくなって行く。

 さらに、宙に吹き飛ばされた衝撃で、背負い袋が破れ、食料と水の大半を失ってしまった。

 なんとか二日は火を熾して、残った食料と水を口にしたが、燃やす薪を集める体力がもうない。

 後は、死を待つだけ。


 ブライさんは、悲痛な表情でそれらを涙ながらに全て語った。


「――でも……、巫女様。現れた、救い。救う、命、オデ。返す、恩」

「巫女じゃにゃいれす」

「違う。巫女様。導き、ダレイトス」

「……にゃふぅ」


 命の恩人だから恩返ししたいのは解る。

 でも、『巫女様』はないだろう。

 本物の宗教家にあったら、何されるか知れたもんじゃないぞ。


 ……しかし、ブライさんの話で少し奇妙な事がある。


 ブライさんの年齢じゃない、ウドの行動だ。

 大怪我しているのに、よく俺の背後に忍び寄って奇襲したな、と。

 さらにこっそり食料を隠し持って……。

 あっ!?

 そうか……そうだ、きっと!

 アイツ、正真正銘の屑だ。


 アイツ、ブライさんがくたばるのを待っていたんだ。

 ブライさんが死んでから戦利品を独り占めする気だったのだろう。

 しかし、ブライさんに止めを刺して、奪って逃走するチャンスもあったが、ウドはそれをしてない。

 何故だろうか?

 あれ?

 本当にウドは屑か?

 まてまてよく考えるんだ。

 まず、ウドにはチャンスがいくらでもあった筈。

 と、なると……。

 ブライさんが意外にタフであった為、もう少し弱るのを待ったか。

 それとも、オーグル族が近付いた場合に囮にして一人逃げる予定だったか。

 食料を隠し持ってたのは、機会を窺っていたようにも感じる。

 それにアイツ、普通に歩いてたよな?

 う~ん、最初の野営時は打ち身で動けなかったが正しいか。

 まあ、もう過ぎた事だ。

 どうでもいい死者についてアレコレ考えても時間の無駄だな。


 ただ、ウドが死んだおかげで得たものをあるし、アイツの事を考えるのは終わりだ。


 ねんがんのナイフをてにいれたぞ。


 ウドが生前使っていたものだが、気にしない。

 これで石包丁とお別れだ。

 料理がこれで大分楽になるに違いない。

 サイズがマチマチだから使い難かったんだよ、お手製の石包丁は。

 石包丁を捨てようとしたら、ブライさんが投げナイフにするからくれと言うのであげた。


 ねんがんの服をてにいれたぞ。


 ウドが生前使っていたシャツ2着。

 天然毛皮があるとはいえ、俺の身体は少女なのだ。

 上半身裸は拙いと、ブライさんに言われ、頂戴しました。

 大人サイズなのでかなりブカブカだが、ないよりマシ。

 不満は、汗臭いから早く川で洗濯したいぐらい。


 他に得た物は――。


 10メートル強ある麻のロープ。

 羊毛製の毛布。

 青銅製の小さな手鏡。

 鉄製のくさび。

 小さいハンマー。

 木製の櫛。

 小さな銅鍋2つ。

 木のコップ。

 皮製の水袋2つ。

 皮製の巾着袋が大小3つずつ。

 岩塩が一欠けら。

 松明3本。

 火打石とオガクズが入った小さな木箱。

 油の入った小瓶2つ。


 ――で、ある。


 特に、火打石と岩塩は嬉しい。

 火熾しが大分楽になるし、新たな調味料岩塩様の登場は万歳三唱である。

 青臭いニガシオダマにいい加減ウンザリしていたので助かった。


 木製の櫛も嬉しい。

 これで尻尾の毛繕いが良くなる筈。

 尻尾飛行の要だからね。

 尻尾の手入れは大事だよ。

 しかし、ウドという男は結構洒落者か、手鏡も持っていたので驚きである。


 冒険者っぽい品をゲットしました。

 鉄製のくさびと小さいハンマー、それとロープ。

 うん、登攀用の道具だね。


 最後に、鍵開けに使うピッキング・ツールは捨てた。

 持ってても使いこなせないし、泥棒に勘違いされそうな道具は不要。


 ナイフとシャツ以外は全部鞄に放り込んだ。

 無限鞄様々です。




 しかし、話をキチンと聞いて、ブライさんが頼りない事が良く解った。

 34歳だけど、人間の年齢に換算すると17歳相当だもんね。

 つまり経験が足りてないのだ。

 故郷で、警備役人の父親に鍛えてもらっていたそうだが、野外活動の経験はたった2回だとか。

 それも城壁周辺だけ。

 基本街育ちときた。

 道理で野外活動に不慣れな訳だ。

 森では、元狩人のヨッヘムさんに任せきりだったんだろうな。

 こんな状態でよく一人旅で、故郷を出たもんだ。

 ……しかし、家出じゃないだろうな?

 ちょっと心配になる人である。

 うわっ、今朝感じたダメンズの気配は正しかったっぽいぞ。

 大丈夫か、このドワーフさんは……。


 どうにもブライさんを見る目が生暖かくなりそう。


「戦利品、これ。売る。代金、治療」

「にゃ?」


 ぼんやりしてたら、ブライさんは自身の背負い袋から何かを取り出していた。

 オーグル族の真っ黒い角だ。

 長さ約1メートルあるコーン型の黒い角。

 俺の身長ぐらいある大きな角だ。

 重そ……。

 ん?

 まさか、ブライさんの足が遅いのは……。


「運ぶ、大変。売る。する、礼」

「……」


 やっぱりだっ!


 体重が重くてドスドス歩いてたんじゃなくて、荷物が重くてノロノロ歩いてやがったんだこの野郎っ!


 腹が減るのも早い訳だよっ!


 うああぁっ、気付かなかった俺も馬鹿だったよっ!


「……預かりゅ」


 俺は無限鞄の口をひっくり返して、角に被せるようにして収納した。

 もっと早くこうしてれば良かったが、後悔先に立たずです。


「……巫女様っ! 凄いっ! 流石っ!」


 運ぶのが大変なら、お前も早く教えろと言いたいが言えぬ。

 頬が引き攣るが、気にするなと俺は誤魔化した。


「売る、これ」


 そう言って、ブライさ――もう、呼び捨てでブライでいいや――は、ボロ布に包まれた物を見せてくれた。

 ボロ布に包まれていたのは、握り拳大の大きさを持つ水晶。

 不思議な事に、ほんのりと自ら青く発光している。

 どうやら、これが魔術的に価値のある第二の心臓のようだ。

 ガイガーカウンターで計測したらヤバイ反応が出るとかないよな?

 まあ、ガイガーカウンターなんて持ってないけど。


 う~ん、よく解らない。

 光るだけの水晶にしか見えないんだけど、どう魔術的に価値のあるのかはサッパリです。


「ない、売る。役立ち、魔術」

「にゃふう?」


 意味解らん。

 『売らない。魔術に役立つ。』と言うのは解る。

 さてさて。


「渡す。持つ、巫女様」


 考えてたら、ボロ布ごと押し付けられてしまった。

 一応、預かっておくか。


 ……。


 夜も更けたので寝る事にする。

 但し、今日から交代で火の番が加わるが付く。

 ブライの仲間を食らったオーグル族達が来る可能性もあるし、狼といった夜行性の獣にも注意する必要性があるからだ。

 俺一人だけだったら、葉の生い茂った高い場所にある枝で寝るんだけど、そうは出来ない。

 ブライは木登りが得意でないし、俺の方も彼を上に引き上げる腕力がないのだ。

 無理に試しても良いけど、既に疲れてるので無理。

 仕方ないので、地面に毛布を敷いて交代で寝る事になった。

 頭上に輝く月の位置で交代時間を決める。

 ウドみたいに襲い掛かる事がありませんよう祈って、俺は瞼を閉じた。


 明日は肉が手に入ると良いなと、思いつつ……。


 おや……す……み。




『俺の名はラフー。大陸に危機が迫っている』

『誰か説明してくれよっ!』

『頼りないドワーフが、ここにいるだけ』


ロリウェ~


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