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レヴオル・シオン  作者: 群青
第二部 「魔王の章」
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第81話 神隠し


 神隠し……


 1000年以上前から発生していた天災、この災いに遭遇した者はいわゆる異世界に放り出される。

 しかし実際には、世界中で発生している神隠しに遭遇する確率は1億分の1とも言われ、それに当たる者は類い稀なる『凶運』の持ち主のみ! ましてやソレに複数回当たるなど神に愛されているとしか言いようがない。


 疫病神とか貧乏神とか死神などの負の神にだ!


 しかしその認識は間違っていたらしい、神隠しは天災でも無ければ神の悪戯でも無い。コレは一種の人災だ。


 今俺の目の前には青空が広がっている…… 青空に所々に浮かぶ白い雲、そして体に打ち付ける物凄い風圧……

 懐かしい感覚だ…… 俺は以前にも同じような体験をしている。

 パラシュート無しのスカイダイブを!



 今現在、俺は猛烈な勢いで落下している。

 ほんの数秒前まで学院の教室に居たのに、一瞬のうちに上空数千メートルに投げ出されていた。ハッキリ言って寒い! 今にも凍り付きそうだ……


 そう、俺は神隠しに遭ったのだ。


 またしてもだ! 実に1年振り3回目の神隠しだ!


 いい加減にしてくれ、シニス世界に来ること自体は構わない、だが準備の時間をくれ。なんだっていつもいつも突然起こる? 完全に油断していた、またしてもエロ画像フォルダの隠蔽を怠った! くそぅ!!

 しかも何で空の上に飛ばすんだ! 神隠しの原則、仕事しろ!

 いや…… もしかしたら今までの被害者の中にも空に投げ出されて墜落死した人たちもいたのかも知れない。


 下に見えるのは高い山々に囲まれた盆地のようだ。

 そして周囲を見回すと……


 琉架と目が合った。


 どうやら彼女も無事3回目の神隠しに巻き込まれたらしい、もう何か運命を感じるね!


 更にその向こうには伊吹もいた。

 それだけでは無い、周囲にはチーム・レジェンドとそのサポーターの姿まで見える。どうやら教室内に居た全員が神隠し被害に遭ったらしい。


 よく分からないが、天瀬先輩と仮面先輩、それと武尊…… 体の力が抜け手足を風圧でバタつかせている、ついでに錐揉み状態だ。どうやら気を失っているらしい。


 琉架にアイコンタクトを送る、それだけで彼女は小さくうつむいてくれた。心が通じ合っている実感が沸く。もっともこの状況ならやる事は決まってる、誰とでも心が通じる気がするが……


「『星の御力(アステル)』重力遮断!」


 重さを失った俺たちは全員、猛烈な風圧で急ブレーキを掛けられる。重力場のおかげでGを感じる事は無い。

 全員無事に着地を果たした。



---



 目の前には緑の草原が広がっている、日陰には所々雪が残っており、気温が少し低い…… ココはどの辺りだろう? 極地に近いトゥエルヴの南寄りの地域だろうか? 標高が高い所なのか……?


「…………」


 3人ほど草原に倒れ伏しているが怪我は無さそうだ、そして他の全員、呆然自失状態だ。

 未だに誰も声を上げる余裕も無い、能天気な伊吹ですらだ。気持ちは分かる、俺も初回は現実逃避したものだ……

 しかし今はそれ所じゃ無い!

 むしろ初回より精神状態はかなり悪い、思い出したら腸が煮えくり返る思いだ!

 今の今まで神隠しの正体に気付かなかった自分に腹が立つ!


「あああああぁぁぁぁーーーー!!!! くそぉぉぉ!!!!」


「ひぅ!?」ビク!

「お…おにーちゃん!? 大丈夫? どこかぶつけた? 痛いの痛いの飛んでけ~してあげようか?」


 大声出して少しだけスッキリした。

 ビックリしてプルプル震えている琉架と、俺の突然の咆哮で我に返ったアホな妹が精神安定剤になった。


「ふぅ…… すまない、自分のアホさ加減に腹が立っただけだ」

「そんな…… 今更分かりきった事を再確認しなくても…… 今はそれ所じゃ無いんだから」


 伊吹お仕置き決定! ……と、行きたい所だが、アホの妹の言う通りそれ所じゃ無い。


 俺の大声で再起動を果たした他の連中も、必死に現状を把握しようとしている。

 きっと彼らも分かっているはずだ、自分たちが神隠しに遭ったと言う事を、しかしあまりにも唐突な出来事だったため認識が追い付いていない。


「おにーちゃん…… あの…… これって…… 神隠し?」


 伊吹が恐る恐る聞いてきた。この場にいる全員の注目が俺に集まる。


「そうだな…… 俺達は神隠しに遭った。神隠し遭遇歴3回目の俺が言うんだから間違いない」

「ぅぐっ! 無駄に説得力がある!」


「お……おい霧島、本当なのか? 本当に俺たちは神隠しに遭ったのか?」


 伝説(レジェンド)君がみんなを代表して訪ねてくる。

 確かに証拠は無いから信じたくないのだろう。だったら証拠を見せればいい。


「あぁ、間違いない。アッチを見てみろ」

「あっち?」


 俺の指差す方向、遥か彼方に薄っすらと塔が見える。


「あ、幻の塔!」

「そう、俺と琉架にはお馴染みだが、アレは幻の塔。シニス世界のドコからでも見える塔だ。

 つまりココは紛れも無くシニス世界だ」


 幻の塔については授業でも習う。シニス世界であるという証拠たりうる。



---



 しばらくして意識を取り戻した三人が事実を知り、また気を失いそうなくらいショックを受けている。いや、武尊だけは嬉しそうだ。

 普段能天気な伊吹までがブツブツと何かを呟いてる…… ヤバいなぁ、心の病気とかにならなければいいんだが……


「そんな…… おかーさん今日の特番、ちゃんと録画しといてくれるかな?」


 ちっ! 心配して損した。


「神那は大丈夫? さっきいつもと様子が違ったから……」


 さっき……? 俺が大いに荒ぶった事か。琉架に心配かけてしまったか。


「あぁ、済まない。色々な事実が判明したんだが、それを受け止めきれなかった。やり場のない怒り…… とでも言うのかな?」

「ううん、謝らなくていいよ。それで事実って?」

「あらゆる事だ、今まで謎だと思っていた事の8割は解明した」

「8割? 例えば?」

「例えば…… そう、神隠しの原因が判明した」


 ザワ!


「は? え? ちょっと待っておにーちゃん! 神隠しの原因が判明したって…… えっと…… それが分かったって事は…… 私たち帰れるの?」

「その前に魔王城クレムリンの状況も調べなきゃいけないが、俺の推論が正しければ別の手段で帰る事は出来る」


「そ……その方法は教えてくれるの?」

「あぁ…… いや、折角だから全員集まったらまとめて話すよ」

「? 全員集まったらって…… 既に全員集まってるじゃん?」


「あ、そっか……」


 どうやら琉架は気付いてくれたらしい、そう、集まるとはココに居る連中の事じゃ無い。


「俺と琉架の仲間、ギルド『D.E.M.』のメンバーたちの事だ」


 そう! 悲観などしている暇は無い! 今すぐみんなに会いたい!

 白を思う存分モフりたい! ミカヅキの紅茶を堪能したい! ミラを眺めて妄想したい!

 俺の嫁達が待ってるんだ! いま!会いにゆきます!!


 ついでに俺自身、考えをまとめる時間がほしい。


「と、いうわけで、琉架ホープを呼んでくれ」

「うん、りょーかい♪」


 琉架が幻の塔に向かって何やら呪文を唱えてる。その様子を見て伊吹が尋ねてきた。


「おにーちゃん、ホープって何?」

「ん? あぁホープは我がギルド『D.E.M.』のペット兼乗用生物だ」

「ペット? 乗用生物?」

「体長200メートル程の要塞龍(フォートレス・ドラゴン)の一種だ。世界に10匹しかいない希少なドラゴンらしいぞ」


「ドラゴン! もしかしてクジラっぽいの?」

「いや、要塞龍は見た目普通のドラゴンだ」


 乗組員用の部屋が付いてるが。


「う~~~ん…… ねぇ神那、何かダメみたい、来てくれそうにないよ」


 あぁん!? あのクソ龍!! たった一年間留守にしただけで飼い主のことを忘れやがったのか!! まして琉架の、我らのご主人様である女神の呼び掛けを無視するとはイイ度胸だ!! 見つけ次第、眼球にコークスクリューパンチをブチ込んでやる!!


「きっと今、呼びだされてるんだね、白ちゃんかジークさんかミラさんに」


 あ、ナルホドね。使用中じゃ仕方無い、本来なら女神の呼び出しを無視した時点で裁判無しのぶっ殺死刑確定なんだが、今回だけは許してやる。

 しかしそうなると困ったな…… ココがドコだか分からない。場所によっては首都ガイアまで何ヵ月も掛かりかねない。

 流石にずっとホープ使用中って事はないだろうが、せめてココがドコだか調べておくか。


「仕方ない、少し歩くか」

「そうだね、後でもう一回呼び出し試してみるよ」


「おにーちゃん…… お姉様…… 二人共すごく落ち着いてるね、なんかもうベテランの貫禄みたいになってるよ?」


 俺と琉架は互いの顔を見合ってから声をハモらせて答える……


「「3回目だから」」




「ちょっ!! ……ちょっと待て!! 待ってくれ!!」


 振り向くと伝説(レジェンド)君たちが助けを求めるような眼差しを向けてきていた。

 あぁ、嫁のことを考えてたらこいつらの事忘れてた。

 そんな目で見るな、捨てられた子犬か?お前らは?


「お…お前たちはコレからどうするつもりなんだ?」

「ん~…… まず首都ガイアまで行って仲間と合流する。以後未定だ」


「おにーちゃん…… いくら何でもそれは大雑把すぎだよ……」


 そうか? 他に何しろってんだよ。それじゃ合流の後に感動の再会を祝して「おかえりなさいパーティー」でも開催するか、自分でプロデュースして。


「お前たちはその…… 前回どうしたんだ?」

「………… 普通だよ。ガイアまで自力で行って被害者救済機関で登録を行う。神隠し被害者が行う一般的な行動だ、習っただろ?

 その後学院の先輩に誘われて三人でギルドを立ち上げる…… コレはまた別の話だな。

 もっと根本的なことだと、まず人里を探す。情報収集は基本だな、それに何の装備もなく野宿は無理だ、この辺 夜にはきっと氷点下になるぞ」


「そ……そうか、うん、そうだな……」


 フッ…… お前たちはまだ知らない、学校では教えてくれない妖精族(フェアリア)の性悪っぷりを! お前たちも妖精の洗礼を受けるが良い!


「と、いう訳で、俺達はアッチの村に行ってみる。お前らどうするの?」

「ちょっと待て! 村の位置が分かるのか!?」


「さっきのスカイダイブ中に見なかったのか? 村が見えただろ、ちょっと奇妙な村が」

「? 奇妙な村?」



---



 全員連れ立って歩く……

 しかし平和だ……


「ふむ…… やっぱりこの辺少しおかしいな……」

「ん? おかしいって?」

「いや…… 魔物が全く出てこない、前の時は村に着くまでに3匹は魔物を倒したぞ?

 ツノツキグマはまだ冬眠中かな?」

「そう言えば……」


 琉架が緋色眼(ヴァーミリオン)で周囲を見渡す。

 しかし魔物らしきオーラは映らなかった。


「ホントに…… 第12領域(トゥエルヴ)にもこんな場所があったんだね…… ん? ひゃっ!?」


 琉架が小さく跳ねた。惜しい! もうちょっとで俺に抱きついてくれたのに!


「どした?」

「あ……足元に小さいのがたくさん……!」


 見ると足元の芝生の様な短い草の中に、トカゲの様な生き物が這い回っていた。


「お! グラスランド・ドラゴンだ。第12領域(トゥエルヴ)にも生息してたのか」

「え? ドラゴン?」


 体長10cm程度、見た目はほぼ小型のトカゲと変わらない。唯一違うのは小っちゃいながらも2本の角が生えている所か。

 草食性で大人しく、当然炎のブレスなど吐ける筈もない。食物連鎖の底辺あたりの生物だ。

 要するに最弱のドラゴンだ。


 本来は中央大陸、それも第9領域(レイガルド)にしか生息してない筈だ。

 結構大発見なのかもしれない。


「まぁ、ヤモリみたいなものだ。危険も無いし気にしなくていいよ」

「うぅ…… 無理…… 気になるよぉ~」


 う~ん、流石お嬢様。免疫ゼロだ。


「うっは~~~! 結構カワイイねコレ! 案外愛嬌ある顔してるよ!」


 う~ん、流石は庶民。

 伊吹は平気で手に乗せて遊んでる。そう言えば昔からカエルもヘビも臆せず触ってたな…… むしろ俺の方が引いてた。


「あ! おにーちゃん、見えてきたよ! アレでしょ? 村って!」ポイ


 憐れグラスランド・ドラゴン、伊吹にポイ捨てされた。

 こらこら妹よ、タバコの吸い殻みたいに捨ててはいけません。ダメ!絶対!


「……て、あれ? なんか……変だよあの村」


 丘の向こうに村が見えてきた、何とも奇妙な感じの村だ。

 遠近感がおかしい…… 近いようで遠いような…… 正確な距離が測れない。


 そんな違和感の正体は近づく事で判明する。


 とにかくデカいのだ。普通の家と比べて軽く10倍以上ある。

 それはつまり……


巨人族(ジャイアント)の村だったのか……」


 上位種族・巨人族(ジャイアント)

 シニス世界で1年近く暮らしていたが、第12領域(トゥエルヴ)巨人族(ジャイアント)の集落があったとは知らなかった。


 ギィィィ…… ズシン!


「お? 見覚えの無い人族(ヒウマ)だな、もしかしてトラベラーか?」


 建物の中から軽い地響きを起こしながら、巨人族(ジャイアント)登場!

 本物の巨人族(ジャイアント)を見るのは初めてだ、前に見たヤツは魔族化してたからな。


「はい、1時間ほど前にこちらに飛ばされてきました。すみませんがココがどこか教えて貰えませんか? それとガイアへの道も教えて頂けると助かります」

「ふむ、キミと隣の彼女は変わってるな? 私を見ても恐怖しないのか?」


 ふと周りの連中を見ると全員目が点になり腰を抜かしていた。平然としてるのは俺と琉架だけだ。


「あぁ、俺と彼女は以前にもシニス世界に来たことがあったので他種族には慣れてるんです。

 それに巨人族(ジャイアント)は牧歌的で不必要に他種族を攻撃したりしない平和的な種族と聞いています」

「ほぅ…… キミは若いのにしっかりしてるな。ふむ、感心だ。ついて来なさい、長老の所へ案内しよう」


 おぉ! 巨人族(ジャイアント)、親切だな。聞いてた通り平和的な種族らしい。久し振りの異世界ファーストコンタクトが妖精族(フェアリア)じゃなくて良かった。


「ほらみんな立て、いくぞ。伊吹はおんぶしてやろうか?」

「へ…へ……平気です! てか、おにーちゃんとお姉様、どうしてそんなにフツーにしていられるの?」

「まぁ…… 馴れだ」

「うん、馴れ」


「そ…… そうなんだ」



---



 巨人族(ジャイアント)のオッチャンに案内されて村の中を歩く、こちらの歩幅に合わせてゆっくりとだ。

 とても紳士的でいい種族だ、全裸でキモイ走り方とか絶対しないぞ。


 村の中には普通サイズの家と人族(ヒウマ)の姿もチラホラ見える、一緒に暮らしているのか?


「着いたぞ、ここだ。入ってくれ」


 連れて来られたのは一際大きな屋敷だ。中には巨人族(ジャイアント)人族(ヒウマ)だけじゃない、有翼族(ウィンディア)耳長族(エルフ)炭鉱族(ドワーフ)獣人族(ビスト)まで居る。一体この村はどうなってるんだ?


「長老、久しぶりの神隠し被害者がやって来たぞ」

「うむ、ご苦労。しかし今回の被害者は随分若いな…… 気の毒にのぉ」


 ゴメン、俺、内心スッゲー喜んでるんだ! だってもうじき嫁に会えるから!

 他の連中は…… まぁ、確かに気の毒ではあるな……


「しかしこの楽園村に流れ着いたのは不幸中の幸いかもしれんぞ?」


 まさかの楽園村被りだ…… 異世界に来てまで楽園村を訪ねる事になろうとは。

 しかし言われてみれば魔宮の楽園村と環境が似ている。高い山々に囲まれた盆地、外界との接触も無さそうだしな。その証拠この村の存在は外には漏れていなかった。


「今、外界では戦争の真っただ中だ。下手をすれば巻き込まれていたかもしれんからな」

「ナニ? 戦争だと? ちょっとまって、今シニス世界では戦争してるの? お祭り戦争なんかとっくの昔に終わってる筈だろ?」


 シニス世界で頻繁に戦争を起こしていた張本人、魔王レイドと魔王ウォーリアスは死んだんだ。何故平和になっていない!?


 あ………… まさか…………


大変革(レヴオル・シオン)以降、世界情勢は混迷を極めておる。複数の魔王と複数の実力者が欲を出した結果じゃ」


 大変革(レヴオル・シオン)? なんだそれ?

 いや、それよりも…… 魔王討伐の副作用、その懸念は確かにあった……

 今から1200年前、魔王たちの均衡が崩れた時に世界中で大戦争が勃発した…… 伝説の魔王大戦だ!


「まさか…… 第二次魔王大戦?」

「おや? 何故知っておる? デクス世界にもその伝説があるのか?」


「俺と彼女は以前にもこの世界に来たことがあるんです」

「なんと…… そんな事があり得るのか?」


 まぁ、神隠しは悪意ある人災だからね、そういう事もあり得る。

 しかし、マジかー!! 確かにその可能性はあるとは思っていたが!!


 俺達が1年間シニス世界を離れている間に、大変な事になってた!!




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