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レヴオル・シオン  作者: 群青
第二部 「魔王の章」
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第71話 羽クジラ


 忘れてたけど魔宮ってエンカウント率が高いんだった。

 しかもアルカーシャ王国の魔宮と違って、1フロアに複数の種類の魔物が生息しているらしい。あっちはオークだけ、ジルコンアントだけ、雪男だけ…… こんな感じだったのに……

 さっきから引っ切り無しに多種多様な魔物が現れる。


 しかし真夜が有言実行、先程から魔物を傷つけること無く退けている。


「……『五感禁止印(フィフス・シール)』」

「グオオォォォォ!!」


「おぉ! 真夜ちゃん、戦闘能力あったのか…… てっきり僕の仲間だと思ってたのに……」


 確かに真夜に戦闘能力あったのは予想外だが、先輩に戦闘能力が無いのは予想通りだな。

 冒険に憧れてた割にその能力が無いとは……なんとも残念な先輩だ。


「真夜ちゃんのそれ『五感禁止印(フィフス・シール)』ってギフトだろ? どんな能力なんだい?」

「………… 五感の一つを一時的に使用禁止にする……」


 答えてくれるんだ…… 普通は隠すんだが…… 案外普通に喋ってくれる子なのかな?


 しかし五感の封印は近接戦闘ではかなり有効な能力だぞ?

 今まで出てきた魔物に使ったのは恐らく視覚封印だろう、暗黒魔術でも似たようなことはできるがアレは周辺一帯を暗闇にする、敵単体の視界を奪えるのは使い勝手がいい。

 他にも聴覚を封じられたら戦闘継続は困難だ、敵によっては嗅覚も重要だろう。触覚は相手を騙すのに使える。

 味覚は…… 嫌がらせには使えるな、ダイエットしたい人には有難いかも。

 今度食堂で運命(デスティニー)兄さんに使ってもらおうかな? 食堂で食う時だけ味が無くなれば来ないようになるかもしれないし…… グッドアイディア! ぜひ実行してもらおう!


 戦闘面ではかなり恩恵の大きい良い能力だが、この子もオリジン機関の落ちこぼれ組なんだよな…… 多分射程が短いのと、本人に近接戦闘能力が無いのが原因だろう。

 勿体無いな。


「使用禁止にした五感はずっとそのままなのかい?」

「………… 解除しなくても一時間も経てば元に戻る……」


 一時的って言ってたしな、流石に永遠に封印できたらチートすぎか、もし出来たら絶対に落ちこぼれないよな。

 とにかくコレなら比較的安全に村まで辿り着けるだろう。


 ……などと思っている時だった、それが始まったのは。



 オオオォォォォォォォォォォ……


 ? 何だ? この音……


「あ! あ! 危ない! みんな伏せて!!」


 琉架の警告に従い全員が屈んだ直後、自分たちの直ぐ上を飛行機でも通り抜けて行ったかのような音と衝撃が通り抜けた。

 続け様に叩きつけられる強烈な風に吹き飛ばされそうになるのを何とか堪える。


「な…なんだぁ!?」


 上を見れば大量のディープ・ブルードラゴンが一斉に地面に向かって落ちてくる。地上スレスレに飛び、口を大きく開けている、餌を捕食するつもりなのだ。

 クジラたちのご飯の時間だ。餌は俺達…… イワシかなんかと思ってるのか?


 あれの五感を封じたら、そのまま落ちてきそうだ。あんなのに突っ込まれたら無事じゃ済まんぞ?

 ここは大人しく退避しよう。


「第6階位級 岩石魔術『塹壕』トレンチ」


 岩石魔術で地面に2メートル四方の穴を開け、その中に避難する。


「うひぃぃぃ!? 何だアリャ!? 何なんだ突然!!」

「お食事の時間ですよ、しばらくここで待ちましょう。風圧で吸い出されないよう気をつけて下さい」

「キミら何でそんなに落ち着いてられるんだ? 彼らのお食事って餌は僕らだろ? いつ死んでもおかしくない状況だぞ!?」


 ゴオオオオォォォォーーーー!!


 話している間も頭上を巨大なドラゴンが通り過ぎて行く。その度に轟音と暴風が襲ってくる。

 まぁ、塹壕の中にいれば大丈夫だ。地面ごと削り食うことはないだろう。あの巨体だ、一度地面に落ちたらもう一度飛び立つのは難しい。

 つまりアイツ等にとっても食事は命がけだ、失敗すれば自分が死ぬからな。


「ひぃぃぃ!!」

「……ッ!!」


 そうか忘れてた…… 二人は実戦はおろか訓練もほとんどしてないのか、確かにいきなり巨大捕食生物に襲われるのはキツかろう……


「まぁ…… 馴れますよ、直ぐに」

「この魔宮で2週間も過ごせば何も感じなくなりますよ」


「そ!! その頃には死んでる気がする!! 今になってようやく命の危機を感じる! 僕はとんでもなく軽率な行動を取ってしまったんだ!」


 先輩がようやく反省した。遅いよ……



 ォォォォ…… ズドォォォン!! ドドドドドドドド!!



 凄まじい衝撃に続いて、何かが崩れるような音が響く。


「ひゃっ!? なに?」

「……ッ!!」

「なっ……! 何事だ!! 連合軍の空爆か!?」


 一人だけ反応がおかしいが無視だな、この振動はどうやら一匹墜落したらしい。

 外を覗いてみるとひときわ大きいディープ・ブルードラゴンが木々をなぎ倒し土煙を上げながら村の方へと滑っていく。

 そのまま村の周囲に作られた丘を半分ほど乗り越えて止まる。あ……あれヤバイぞ。


「ギャオオオォォォォオオオ!!!!」


 ディープ・ブルードラゴンは退化してヒレのような形状になった前足を使い村の中へ侵入していった。


「神那ぁ、今の声ナニ? 何が起こってるの?」

「ちょっとヤバイ事になってる…… いや、これくらい日常茶飯事かな?

 特大のディープ・ブルードラゴンが村に侵入しちゃった」


「…………」

「…………」


「なにーーーーーぃ!!??」


「ど……どうしよう? 助けに行った方が良いのかな?」

「必要ないだろ? こんな所に住んでるんだ、きっと初めてじゃないさ…… まてよ? その対策があのクレーター状の丘なのか? もし今まで突破されたことが無ければ大ピンチかもな」


 それでも初めての事態ってワケじゃないだろう、まぁどちらにしても村に巨大なドラゴンが入ってきたら危険だよな……

 気が付けばディープ・ブルードラゴンの空からの襲撃は沈静化している。あの墜落したデカいのが群れのボスだったのだろうか? それで統率が取れなくなった?

 ボスの墜落…… きっと原因は老衰だろう、明らかに他の奴よりデカいからな。

 アイツはもう飛び立てない、元々重すぎる上に墜落で致命傷を負ってるだろう。放っておいてもその内死ぬだろうがあのサイズで暴れれば、村の半分ぐらいは簡単に潰せそうだ。


「行くだけ行ってみるか、ディープ・ブルードラゴンのお食事タイムも中断されたみたいだし」

「い…行くのか? あんな巨大生物が暴れている場所へ? 危険じゃないのか?」

「そうですね…… 先輩はココで待っててもイイですよ? 後で迎えに来ます」


 後で迎えに? コイツの為にわざわざ?

 ………… ゴメン先輩、今の嘘、たぶん戻ってこねーわ、面倒臭い。


「い…行く!! 行くから置いてかないでくれー!!」


 なんだついて来るのか…… まぁ、ココに居ればディープ・ブルードラゴンはともかく、他の魔物たちのエサになるかも知れないからな。



---



 一方村では丘を越えて侵入してきた一匹の老龍に壊滅的な被害を負わされていた。


「息を吸い込んだぞ!! 轟風砲がくるぞ!! 全員逃げろーーー!!」


 ディープ・ブルードラゴンの轟風砲は一撃で村の中心に立ち並んでいた建物を全て吹き飛ばして瓦礫すら無い道を作り出す。


「くそ!! 魔導砲隊はどうした!?」

「ダメだ!! 今ので半分以上が吹き飛ばされた!!」

「地下シェルターはどうだ!!」

「まだ陥没して無い!! 無事だ! しかしコイツに乗られたら終わりだ!!」

「とにかく攻撃しろ!! コイツが弱って死ぬまで時間を稼ぐんだ!!」

「バカな…… どうやってこんな奴にダメージを与えろって言うんだ……」


 見上げれば体長50メートルはありそうな立派なディープ・ブルードラゴン、体高だけでも10メートル近くある、成龍で体長20~30メートルのディープ・ブルードラゴンの中でも格別に大きい個体…… 恐らく群れのボスだ。ざっと500年以上生きているだろう。

 その分厚い皮膚は魔導砲以外では傷つける事すら出来ないのは明らかだ。


 仮に魔導砲でもどれだけのダメージを与えられるのか……


「くっ!! シェルターの住民を……いや、村人全員を村の外へ逃がせ! このままでは踏みつぶされるぞ!! ヤツが力尽きて死ぬのを待つしかない!!」


 住民全てを纏めて村の外へ逃がす、幸い1000人にも満たない数なので避難はすぐに終わる。


「守備隊は下がれ! 外に出た住民のガードをするんだ! そろそろ他の魔物が動き出す時間だ!!」


 ディープ・ブルードラゴンのお食事タイムが終われば、次は魔物たちのお食事タイムだ。防御施設の無い村の外へ住民を出すのはもはや賭けだ。

 村に残っても、外に逃げても、どちらを選んでも全滅の危険性がある。


 その頃、村の外では既に事態を察した魔物が多く集まっていた、老龍によって炙り出された餌を襲うために。


 真っ先に集まってきたのはゴブリンだった。

 かなり低いが知能を持ち、群れを作り僅かな社会性を持っている亜人間(デミヒューマン)の一種だが、その行動原理は3大欲求を満たすことのみ、とてもヒトと共存していく事など出来ない生き物だ。

 もし捕まれば、男は食欲の捌け口にされ、女は性欲の捌け口にされる。単体では人族(ヒウマ)より弱い存在だが、集団になると非常に危険な存在だ。


「全員、崖を背にして固まれ!! 戦える者は魔物を皆殺しにしろ!! 一匹も近付けさせるな!!」


 ゴブリンの数は既に三桁を超えている、いつまで抑える事が出来るかどうか……

 そんな時……


 ピシャァァァァン!!!!


 突然発生した12本の雷がゴブリンだけを貫いた。


「な……なんだ!? 雷撃魔術……か?」


 村人を取り囲むゴブリンの集団、その更に外側から緊張感のない声が聞こえてくる。


「神那ぁ、ホントに大丈夫なの? 後で怒られたりしない?」

「大丈夫だよ、ゴブリンなんか駆除してもすぐに増えるんだ、それこそ黒い悪魔並みの繁殖力。それに言質も取った、「皆殺しにしろ」って言ってたしな」

「えと…… じゃあ?」

「遠慮はいらん、ドカンと一発決めてやれ!」


「そ……それじゃ……

 第7階位級 雷撃魔術『雷撃』サンダーボルト チャージ3倍 拡散誘導」


 眼鏡を掛け、マスケット銃を構えた少女が呟いた途端、銃の先から閃光が放たれそれが12本の雷撃となり敵を貫く。そんな攻撃が続け様に何度も放たれる、閃光が10回放たれた頃にはゴブリンの集団は全滅していた。


「こんな所かな? まだ森の中にかなりの数が潜んでるけど、出てこないよね?」

「そうだな、ゴブリンはド低脳だけど知能はある。わざわざ好き好んで死にに来ないだろう」


 まだ森の中にかなりの数が潜んでる…… の言葉で先輩と真夜が擦り寄ってくる、女の子は良いが男の子は擦り寄るな、気持ち悪い。


「何と言うか…… さすが帰還者だな。教師陣より遥かに頼りになる!」

「ははは、何言ってんですか先輩? こんなの琉架の実力の1%にも満たないですよ?」

「またまたぁ…… はは…でも……うん、頼りにしてる」


「き……君達は一体……?」


 守備隊らしき人が話し掛けてくる、手にはバズーカみたいな筒を持っている。アレは…… 旧式の魔導砲?


「あ~、我々は第三魔導学院地下探検隊です。バカに巻き込まれてココに来ました。何かピンチっぽかったので手を出しましたけど、大丈夫でしたか?

 まさかゴブリン教とかの宗教なんて無いですよね? 殺しても大丈夫ですよね?」

「ゴブリン教? いや、殺してくれて助かった、感謝する」


「ついでに聞きますけどドラゴン教とかあります? ディープ・ブルードラゴンを崇めている狂信者とか?」

「ディープ・ブルードラゴン? 羽クジラの事か?」



---



 村の中では暴れまわるディープ・ブルードラゴンにより、次々と建物が壊されていく。

 守備隊はそれを指をくわえて見ている事しか出来なかった。


「くそ! 何だってあんなに暴れやがるんだ!」

「墜落した時に重傷を負って苦しみのた打ち回ってるんだ! どうする事も出来ん!」



 そんな時、緊張した現場に似つかわしくない軽い声が響く。



「うへ~~~でっけーなー! ホープに比べりゃ全然小さいが、厚みが違うな」

「何か乗り難そうだね…… あ、そもそも乗用生物じゃ無いのか」

「ホープってなんだ?」

「…………」


 見た事のない少年少女たち…… 少なくとも村の住民では無い。


「な……なんだ君たちは? どこから来た? その制服…… まさか魔導学院の生徒なのか?」

「おや? この制服を知ってるって事はもしかして国際連合の調査隊の人か?」


「何故こんな所にいる? あの生贄の祭壇は封鎖される筈じゃ無かったのか? いや、それよりも何故学生が?」

「そんな事より、アイツ、どうにかした方が良いんじゃないの?」


 そう言う少年の指差す先……

 ディープ・ブルードラゴンが大きく息を吸い込んでる。また轟風砲を撃つつもりだ。


「ま…まずい!! 退避しろ!!」



「第7階位級 風域魔術『空圧』コンプレス チャージ50倍」


 ドオオォォン!!


 琉架の作り出した圧縮空気が轟風砲の威力を全て上方向へ反らした。


「なっ!?」


「あれは純粋な肺活量を使った攻撃だから反魔法(アンチマジック)は効かないんだよな……

 きっと第3階位~第4階位級の威力があるぞ」

「そんなに? それじゃこれ以上暴れさせる訳にはいかないよね? どうしよう……」


 視線の先にはなおも暴れ狂うディープ・ブルードラゴンの姿……

 巨大な羽の付いたクジラにしか見えん、だから羽クジラ…… まんまだな。


「よし! 氷らせよう。あれだけデカければ相当な食糧になる、村にこれだけ被害を与えたんだから糧になってもらわなきゃ割に合わない」

「食料…… 食べられるの?」


 クジラに似てるしイケるだろ、この魔宮に緑のピースの人たちがいたら文句言われそうだけど。


「俺がやるよ、ちょっと試したい魔術があるんだ」


 オリジン機関から新たに支給された魔神器から一本の杖を取り出す。

 見た目は指揮者が使う指揮棒(タクト)に装飾が加えられた銀色の棒、「魔力微細制御棒(アマデウス)」だ。

 俺は元々魔力コントロールが得意だったが、能力値が一気に倍以上に増えた為に少々持て余し気味だ、それを補うための魔器だ。

 もっとも天才である俺が使う事により今まで誰も出来なかった魔術の使い方が出来るようになった。正に神に愛される(アマデウス)、そんな男に相応しい魔器だ! …………なんちゃって。


 魔力微細制御棒(アマデウス)を天に掲げる。



「第2階位級 氷雪魔術『神剣・聖天白氷』シンケン・セイテンハクヒョウ」



 魔術発動と同時に空に全長100メートルを超える巨大な氷の剣が出現する。それと同時に周囲の気温が一気に下がる。

 威力は限界まで落とし、効果範囲も可能な限り狭める。


「穿て!」


 指揮棒(タクト)を振り下ろすとそれに呼応するように、巨大な氷の剣が敵を穿つ。


 ズドン!!


「ギャ……ァァ……ァ…………!!」


 ディープ・ブルードラゴンの巨体は一瞬のうちに氷り付き、その断末魔の悲鳴も一緒に氷り付いた。冷凍肉の完成だ。

 やはり威力を限界まで落としておいて正解だった、もう少し威力があればきっと粉々に砕けて消え去っていただろう。


「神那…… カッコいい……///」

「だ……第2階位級……だと?」

「……っ…… すごい……」



---



「スゴイ!! スゴイ!! 神那! カッコいい!!」


 琉架がさっきから興奮気味に俺を持て囃してくれる、あぁん! ナニコレ? 超気持ちい!! もっと言って!



「第2階位級魔術を肉眼で見る事が出来るとは…… 歴史上でも数人しか使用できなかった超高等魔術…… 正に伝説級の威力だ……」


 あ、そっすか…… 良かったっすネ、生きてる内に見れて……



「……ぁ……ぁぁ…… すご……い!」


 あぁ! 女の子たちの称賛が体に染みわたる! 確信した! 俺はこれを味わう為に生きてきたのだ!!



 今まで能力値の関係で使用不能だった第2階位級魔術、今日初めて使ってみたが…… 超カッコいい! 正直魂が震えた気がした。

 上空に現れた巨大な剣も、細部まで装飾が施された宝剣の様で、そこもまたカッコいい!

 この魔術を作った2代目魔導の祖(オリジン・ルーン)のセンスの良さがうかがえる。


 第2階位級魔術は広範囲攻撃では無くピンポイント攻撃に特化している。周囲に被害を出さない所が良い、使い勝手が良さそうだ。

 もっとも威力があり過ぎて、大抵の敵はオーバーキルしてしまうだろう。使い勝手は良くても使い所は難しそうだ。

 魔力微細制御棒(アマデウス)を完全に使いこなせれば、威力調節も可能になる…… うわぁ、頑張ろう




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