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レヴオル・シオン  作者: 群青
第二部 「魔王の章」
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第60話 まさかの再会


 シルヴィア・グランデ


 オリジン機関で俺と琉架の教官を務めた女だ……

 現在、年は33歳。かつて創世十二使の序列第一位に長年君臨していたデクス世界最強の人物だ。


 魔王排除の最有力候補で確かな実力を有していた。しかし、待てど暮らせど神隠しに遭う事が無かったため、30歳で定年…… その後は教官になった。

 創世十二使の大半はそんな感じだ。俺もそんな人生を送りたかった……


 見た目は…… まぁ美人だ。今でも20代前半にしか見えない若々しさだが、全盛期はさぞ美しかっただろう。


 その能力(ギフト)は俺も正確には把握してないが、上位の身体強化だと思われる。助走無しで100メートル以上軽く飛ぶヤツだからな。

 そのため近接戦闘がとにかく強い、俺は師匠から一本も取った事が無い。琉架が現れるまでは間違いなく世界最強だっただろう。


 だが師匠には大きな問題がある。

 その問題こそが彼女が婚期を逃す原因だろう……


 ハッキリ言えば、師匠は30を過ぎても暗黒の病を患ったままなのだ!

 いい年した大人の女性だが、頭の中身は中学生と変わらない。

 良く言えば若い感性を持っている。悪く言えば現実から目を背け続けている。


 俺の『弐拾四式血界術』は当時の俺と師匠が共同開発した奥義だ。それこそ1ヵ月以上も掛けて、俺たちの闇よりも暗い暗黒の魂を絞り上げ、滴り落ちた雫から抽出した魔王殺しの必殺技群だ。

 技そのものより技名を考える方が時間が掛かった。


 暗黒の病を発症していた当時の俺はノリノリだったな。


 全ては俺の『血液変数(バリアブラッド)』が、夢想を現実に出来る可能性を持っていたが故の悲劇だ。

 そう…… この人のそばに居ると俺の魂は黒く染まる…… だから危険なんだ!




「お……お久しぶりです…… 師匠……」


 だからこの人には会いたくなかったんだ……

 服装も相変わらず安定の黒一色、無駄なベルトみたいなものがガチャガチャ付いてる、何だそれ? 拘束具か? だったら自分を拘束して表に出て来るなよ、痛々しいじゃないか。


 今はまだ大丈夫だ。この痛い女を見ても「将来ああは成りたくないな」と思える。


「アンタ達…… ホントに本物? 神隠しに遭ったんじゃなかったの?」

「えぇ、被害に遭いましたよ。だからようやく戻って来たんじゃないですか」


 ガシ!


 襟首を掴まれた、え? 殴られるの?


「おい、魔王はどうした? まさか逃げ出して来たのか?」

「なんでそうなるんですか? ちゃんと倒してきましたよ! 第11魔王を!」


 もっともすぐに俺が新・第11魔王に就任してしまったけど……


「それは……いつの話だ?」

「え~と…… 2週間ほど前の話です」

「本当に殺したのか!? ちゃんと確認はしたか!?」

「しましたよ! もっとも体は全部吹き飛ばしたから、魔王の最後の姿は心臓だけでしたけどね」


 ス……


 ようやく襟首を離してくれた。


「では何故、2週間も経つのに誰も戻らないんだ?」

「え?」


 正直そんな予感はしていた。

 2週間分の新聞を改めても、帰還者については何も書かれていなかった。魔王が倒されゲートが解放されればテリブル事件に匹敵するほどの大ニュースだ。何も報道されないはずが無い。


「ほ……本当に誰も戻ってないんですか?」

「あぁ、少なくとも今の時点では誰も発見されてない」


 魔王討伐作戦が成功したら、数名がその情報をこちらに伝える手筈になっていたんだが…… 犠牲者が多すぎたせいだろうか…… いや…… それにしたって2週間も経ってる…… 何かあったのだろうか?


「大体アンタ達、2週間も何してた? まさかオリジン機関本部まで歩いて行く気だったのか?」

「師匠、覚えてないんですか? 不確定情報だったけど第11魔王は魔器を壊す特性があったんです。だから魔神器も置いて来ちゃったんです。携帯も財布も全部その中……」


「そんなの一度取りに戻ればイイだけじゃない」

「俺たちもそのつもりだったんですけど、転移事故に巻き込まれたみたいで……」


 こちらに戻ってきた経緯を説明するが、理解してくれるだろうか?

 自分自身でもよく分からないのに……


「何ともよく分からない話ね、まあいいわ、それを判断するのは私じゃない。幹部会でもう一度話しなさい」


 やはり納得はできないか…… 英雄への道のりは果てしないな…… 誰もチヤホヤしてくれない。


「証言者も誰もいないし、結構大変な事になりそうだな…… 命がけで頑張ったのに……」

「そうだね、せっかく2人も魔王を倒したのに無駄だったなんて…… ちょっと落ち込む」


 ………………


「ちょ……!? 今なんて? 2人?」


「あぁ、言い忘れてました。討伐した魔王は2人、第11魔王と第8魔王です。

 魔王の連戦ですよ? マジで死ぬかと思った……」


「………………」


「はぁぁぁぁぁぁぁーーーーー!!??」




---




 現在、師匠が呼んだジェットヘリに乗っている。乗り心地はホープの方が上だったな、アイツは振動が無いから。


「アンタ達その目どうしたの? 神那のそれカラコン? 琉架は怪我でもしたの?」

「これは龍人族(ドラグニア)のジジイと戦った時の後遺症です。一生治らないと……思う」


「オッドアイ…… 私がその目に名前つけて上げようか? なにかカッコいいの」

「いえ結構です。自分たちでつけます、自分たちの問題ですから」

「ちっ」


 すでにこの眼には名前がついてるし、師匠の命名は深みが足りないんだよ、深みが。

 それに比べて琉架の『時由時在(フリーダイム)』とか完璧! 時間を自由自在に操れるから時由時在! 一分の隙も無い完璧なネーミング! さすが俺の女神!


 師匠はオッドアイが羨ましい様だ。こちらをチラチラ見ている…… こういう所が中学生レベルなんだよな。その気持ちは少しだけ分かるが……


「それで…… 魔王は強かったか?」

「それはもう……」

「アタシよりもかい?」

「はい。勝てたのは運が良かったからです」


「ぐぁーーー!! アタシも魔王と戦いたかった!! 今すぐ目の前に現れないかな? 嬲殺しにしてやるのに!!」


 ヒィィィ!! 絶対に嫌です!! 今 貴方の目の前にいる魔王は痛い女とは絶対に戦いたくない!!


「あ、そういやさっき言ってた魔王の体を全部吹き飛ばしたのってどうやった? 『神炎御魂(カミホノミタマ)』か?」

「いえ、魔王レイドの体内で核融合爆発を起こしたんです。心臓が焼け残ったのには驚いたけど」


「核融合!? アンタそんなことできたのか!? そうだな……よし! そいつを『弐拾四式血界術・零式』にしよう。う~ん、そうだな…… お、これだ!『弐拾四式血界術・零式『創世光玉』』だ!!」


 ………… 勝手に命名された…… 逆らっても殴られるだけだ、従っておこう。


 そう、俺は大人になったんだ。師匠からの贈り物だ、喜ぶ振りだけでもしておく。ワ~イ…… もしかして「零式」が今のブームなのかな?





『シルヴィア様、到着しました』



 窓の外には懐かしのオリジン機関本部。山の中に建てられてる小さな研究所だ。

 建物自体は小さいが地下に広大な空間があり、その中は小さな町の様になっている。その中では職員が何千人も住み込みで働いている。


 俺と琉架が初めて出会った思い出の地だ。


 しかし何の感慨も浮かばない、やはり俺たちが魔王になってしまった為だろうか? ヘリの地下発着場は奈落に通じる穴のように感じる。

 まるで敵基地に乗り込む兵士の気分だ。


「どーだ、懐かしいだろ? アンタらがココに来たのはちょうど2年前の今くらいの季節だったな」


 そうか…… この世に神が実在すると知って2年も経つのか…… 色々あったな……

 神と出会い、友として一緒に過ごした日々……

 神と共に向こうの世界に飛ばされ、神に抱きしめられ、神の裸体を目に焼き付け、神の水着姿を拝み、神のおへそと一瞬の出会いをし、神の胸に顔を埋めた……

 この2年…… 俺の思い出には神が欠かせない。

 大変な事もたくさんあったが、神が居たから乗り越えて来れた。その出会いをくれた場所に…… 感謝!


「どうしたの神那? 置いてかれちゃうよ?」


 おっと、神がお呼びだ。現実に戻らなければ。



---



 この辺は地下都市の外周部、訓練施設などが集中している区画だ。世界中から集められた12歳のギフトユーザーが日々訓練に明け暮れる場所だ。すぐ隣には研究施設が隣接している。ここより奥へ入れるのは半年以上先、それまで残っていた子供だけだ。

 廊下の窓から下のフロアを覗くと、何十人もの子供が仮想訓練装置の前に並んでいる。あれはゲーム感覚で実戦訓練が出来るから結構楽しいんだ。色々問題点もあるが良くできてる。

 最初は30人ほどでクラス分けされるんだ、俺は運よく琉架と同じクラスになれたんだった…… 懐かしいな。


「あの頃の神那は休み時間でも一人でいたよね?」

「それは琉架も同じだろ?」


 あの頃の琉架は正に光そのもの。色んな虫が寄って行った。しかししばらくするとみんな寄り付かなくなっていた。

 きっと眩しすぎる琉架の光に有象無象の虫けら共は耐えられなかったのだろう。

 俺と琉架はすぐに一人ぼっちになった。


 その時俺は琉架に話し掛けてみた。なにせ琉架は可愛かったし、お互い一人ぼっちなら……と、打算的な思いもあった。話してみてすぐに分かった、この子は普通と違う。

 一般的な常識が通用しない、虫けら共はそこに恐怖したのかもしれない。

 たしかに子供の方が異物を拒絶する。集団心理に振り回されイジメに走る。俺自身も異物だったからよく分かる。

 だが彼女の心は一般人とは比べ物にならないほど綺麗だった。まさに純真無垢。だから理解できず集団の中で異物になってしまった。

 俺が黒く染まった異物なら、琉架は真っ白な異物。勝手に「この子は俺が守らねば!」と思った、その思いは今も変わらない。


 それが俺と琉架の運命の出会いだ、クールキャラ気取りだった俺が勇気を出して琉架に声を掛けた…… 伝説の始まりだ!

 当時、女の子と話すだけでも緊張していたシャイボーイだった俺を褒めてあげたい。よくやった! お前が踏み出した一歩は一人の人間の小さな一歩だったが、それは神の国へ赴くための大きな一歩だ! おかげで俺は神の存在を知ったのだから!




「神那はいつも部屋の隅っこで壁を背にして立ってたよね。アレはなんで?」


 ………… よく覚えてるな……

 それは敵に背後を突かれない為…… 敵が来た事は一度も無かったが……


「あぁ、それは敵に背後を突かれない為だね。神那は他のガキ共とは潜ってきた修羅場が違うと感じたね! アタシの勘は正しかったよ」


 師匠が俺の脳内設定を正確に分析した…… さすが中学生レベル。

 この人に評価されてもあまり嬉しくない。学校の同級生(暗黒の病感染者)に褒められた気分だ……



 そうこうしていると昼飯時、廊下には制服姿の少年少女が姿を現し始めた。

 オリジン機関では当然中学教育のカリキュラムも組まれている、半年で一年分の勉強を教え込み、残りで戦闘技術などを教えるのだ。もちろん一年を通して能力向上訓練や適性試験は行われている。自由時間はかなり少ない。


「師匠、先に昼食にしませんか? 俺達朝飯食ってないんです」

「あ、私 女性職員限定ランチ食べてみたかったんです」


「アンタらねぇ…… まあいいか、じっくり話も聞きたい事だし……」



 そんな時だった…… 背後から声を掛けられた……

 その声は……とても懐かしい響きがした……



「おにぃ……ちゃん?」



 ! まさか……白!?

 白も俺たちと一緒に転移に巻き込まれたのか!? 俺の栄光への道は閉ざされてはいなかった!!


 多くの学生が溢れる廊下を見渡す、しかし白の姿はどこにも見つけられなかった……

 白ほどの美少女なら1000人の中からでも瞬時に見つけ出せる、そもそも白は目立つし……


「幻聴……か」


 ガックリと肩を落とす。今のは俺の中のシスコンの鬼が聞かせた願望の表れだったのか……


「はぁぁぁぁぁ~~~~……」


 盛大にため息をつくと……


「な…な……なんで人の顔見てため息つくのよーーー!!」

「あ?」


 ドス!!


 鳩尾に一撃もらった! こ……このパンチは!?


「おにーちゃんのバカーーー!!」


 ドス!!


「一年近くも行方不明で!」


 ドス!!


「人に散々心配掛けて!」


 ドス!!


「それがこんな所に引きこもって!」


 ドス!!


「引きこもるなら家でヤレーーー!!」


 ズドン!!


「ごふっ!! い……伊吹さん……? 誤解だ…… ちょ……やめっ! 息できないから!!」


 魔王に連続コンボを加えている少女は…… 我が不肖の妹だった……

 なんでココにいるの?



---



 学生食堂 教師専用席


「え~…… 今俺の隣りで不貞腐れているのが妹です」

「えと…… 霧島伊吹です…… ども……」


 色素の薄い明るめの髪色にツインテール、中学に上がったらやめると言っていたのに未だにしている…… 妹の鏡だ、おにーちゃんは嬉しいよ!

 ちなみに美少女だ。さすが絶世の美少年を兄に持つだけの事はある、優秀な遺伝子をお持ちだ。


「神那の妹さん…… 噂には聞いてたけど…… うん、髪や顔もよく似てる」

「へぇ~ アンタ妹が居たんだ」


「それより伊吹、お前何でこんな所にいるんだ?」

「それはこっちのセリフ。私はギフトに目覚めたからに決まってるでしょ? そっちは?」

「いや、ちょっと待て! 流すな! おま……ギフトユーザーになったの?」

「おにーちゃんにギフトがあったんだから、妹の私にあっても不思議じゃないでしょ?」


 いや、ギフトの発現率に親族の才能は関係ない。本人にどれだけ才能があるかで決まる。

 この能天気な妹に才能がある? さすが天才美少年を兄に持つだけの事はある、きっと素晴らしいお兄さんなんだろう。


「それでおにーちゃんは? 一年近くも雲隠れして、こんな所に引きこもってたの? 連絡くらい寄こしなさいよ、どれだけ心配したと思ってるのよ!」

「だから誤解だって、俺たち神隠しに遭ってたんだよ。つい先日戻ってきたんだ」


「どーだか、さぞ楽しい日常を送ってたんでしょ? 妹の顔を忘れるくらい」

「ぐっ!!」


 その件につきましては、完全に私の落ち度によるものであり、申し開きの言葉もございません。

 どうしよう…… 土下座しようかな? あまり情けない姿を見せたくないんだが。


「まぁそう言ってやるな、コイツはコイツで使命を果たしたんだから」


 師匠からフォローが入った! さすが頭脳は子供、見た目は大人! 説得力だけはある筈だ!


「もっとも妹の顔を忘れるとかあり得ない、クズヤローだな」


 師匠から追い打ちが入った! さすが見た目は大人、頭脳は子供! 所詮この程度か……


「しかしそうか…… 伊吹にも類稀なる才能があったのか、大した奴だ、さすが俺の妹」ナデナデ

「ちょっ! な…何いきなり人の頭撫でてるの!?」


 お! 白の時と同じで無意識に撫でてた…… 照れてる…… 可愛い…… 白を思い出す……

 いかんいかん、実妹と白を比べるなどどちらにも失礼だ。しかし何故だろう…… 以前よりも妹が可愛く感じる……

 あれ? 俺の妹ってこんなに可愛かったっけ?

 俺の妹がこんなに可愛いわけが…… そうか! シスコンの鬼の影響か!


 何という事だ! この10ヵ月の間に俺はすっかりシスコンになってしまったのか!

 しかしコレは問題だ。オリジン機関に入ってしまった伊吹とはしばらく会えなくなるということだ…… 俺の中の荒ぶるシスコンの鬼を鎮められるのは伊吹だけだというのに!

 ならば今のうちに妹成分を補給しておくか。


「おぉ~~~伊吹よ! 我が最愛の妹よ~!」

「ぎゃぁぁーーー!? な…な…な……何いきなり抱きついてるのよ!?」


 激しい抵抗を見せる妹…… 白なら思う存分モフモフさせてくれるのに…… まぁ違って当然か。


「いや、久しぶりに再会したのに、これから数ヵ月はお前に会えないかと思うと、俺の中の鬼を押さえられなかった」

「鬼ってナニ!? てか数ヵ月ってナニ!? オリジン機関は1年間でしょ!?」


 いや、1年間勤め上げられるのは、数百人に一人だ。2年前は俺と琉架だけだったし、0人の年だってあるんだぞ? 俺の可愛い妹にそこまでの才能があるのだろうか?


「おにーちゃん…… もしかして失礼なこと考えてない?」

「そんな事は無い! おにーちゃんはお前が出戻っても温かく迎えるからな! 何も心配はいらないぞ! だから安心して早く帰って来ておくれ」

「ムカ! 絶対1年、生き残って見せるんだから!」

「そ……そんな! 伊吹に1年も会えないなんておにーちゃん寂しい!!」


「おにーちゃん…… キャラ変わったよね? いつの間にそんなシスコンになったの?」


 10ヵ月もあれば人は変わる…… 妹を可愛がる楽しさに目覚めてしまったのさ。


「とにかく私は1年 生き残ってやるんだから!!」


 伊吹が創世十二使の後輩か…… 確かに将来有望だな……

 未だかつて魔王に腹パンしまくった少女など存在しなかっただろうからな……




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