表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
レヴオル・シオン  作者: 群青
第一部 「異世界の章」
55/375

第52話 第11魔王 ~能力~


釘弾(ネイルショット)!! 全方位攻撃(オールレンジ)!!」


 クリフの放った小さな鉄釘がレイドを全方位から襲いかかる。

 回避不能攻撃をぶつければ何か糸口が掴めるはずだ!


「ハハハハッ!!」


 魔王レイドは無傷の左腕を掲げその場で一回転をする、すると……


 ギャリン!!!!


 金属がぶつかり合う音が一度だけ響くと、レイドの左手の中にはたった今まで自分を取り囲んでいた鉄釘が掴まれていた。


「どうだ? こんなにもサービスして能力(ギフト)を見せているんだ。そろそろ答えは出たか?」


 くそっ!! 一体どうなってる……

 一番可能性が高いのは超加速だが、丸鋸の攻撃を防いだ方法が分からない。

 いや…… 目にも映らない速さで動き、成し遂げたのだとしたら…… そうだ! コイツはイタズラ者だと言われてただろ?


錆卵(ラストエッグ)! 鉄塊生成! ヤツを固めろ!!」

「お?」

「お前のギフトが超加速なら、俺の磁力円陣(ギフト)で動きを封じる事が出来るはずだ!!」


 魔道具で鉄の塊を大量に作り出し、それを磁力操作を用いてレイドを取り囲む。ただの鉄塊なら魔王を拘束する事など不可能だろうが、鉄の一欠片までもが磁力によってレイドを捉えてくれるはずだ。

 しかし当の魔王は相変わらず薄ら笑いを浮かべ気にした様子を見せない。


 そして消えた。今まで同様、自らを取り囲む鉄の檻を無視し何の前触れもなく、一切の形跡も残さず突然消え失せた。


「クリフ!! 後ろ!!」


 シャーリーの叫び声で振り向くと……


「残念、ハズレだ。もう少し注意深く観察していれば答えに辿り着けたかもしれないのにな」


 ガシッ!!


「がっ!?」


 背後に姿を現したレイドがクリフを(ひざまず)かせ、左手でその首を掴む。その小さな体からは想像もできない力で締め付けられる。今にも首をねじ切られそうだ!

 しかしそこでレイドの動きが止まる。


「ん? 何だコレ…… 糸?」


 血だまりの床から無数の糸が伸び、レイドの体に巻き付きその動きを拘束していた。

 そして、気付いた時には二人のすぐそばに一人の少年……霧島神那の姿があった。



「弐拾四式血界術・参式『風牙裂斬』!!」



 二人の間を高速ですり抜ける様に放った剣閃が魔王レイドの左腕を斬り飛ばした!


 神那が振り向いた時にはすでにレイドの姿はそこには無く、5メートルほど離れた位置でこちらを見ていた。


「ゴホッ! か……神那か!」

「先輩…… ピンチでしたか?」

「あぁ、絶体絶命だった。 よく来てくれた……」


 第一攻撃部隊は壊滅寸前だ。戦闘開始から恐らく30分も経っていないのに……

 アレが『第11魔王 “影鬼” レイド・ザ・グレムリン・フォース』か……


「へぇ…… まだ居たんだギフト持ちが……」


 レイドの顔から笑顔が消えた、しかし左腕を斬り飛ばされて尚、余裕の態度を崩すことは無い。

 左眼が緋色をしている。緋色眼(ヴァーミリオン)だ。見た目底意地の悪そうな糞ガキにしか見えないが、コイツは間違いなく魔王だ。

 見た目には騙されない、幼女の外見の魔王を俺は知っている。少年の姿をした魔王がいてもなんら不思議はない。コイツも2400歳以上なんだからな。

 あ…… アラーム用に持ってきた時計が壊れてる、近づいただけで壊れるとは納得のグレムリン特性(仮)だ。


 しかし今のはどういう事だ? 俺は魔王の身体を真っ二つにするつもりで斬ったのに、斬れたのは腕だけだ…… もしかしてズラされたのだろうか?

 そもそもコイツどうやって移動した? 切断不能の血糸・影縫いで拘束したんだぞ? 血糸を切断することなく脱出…… クリフ先輩の背後に一瞬で回り込んだ動き…… コイツもしかして……


 ヤバいぞ…… 俺がかつて想定した「敵が持っていたら嫌なギフト」一覧に、見事に合致する能力が一つある。


「神那!」


 ギルドメンバーが集結する、血だまりの床に琉架と白が顔色を悪くするのはいつもの事だ我慢してもらおう。

 しかし、もし魔王のギフトが俺の想像通りならかなりまずい事になる…… まともに戦えるのは琉架くらいなものだぞ……


「あんた達の中に治癒術師はいない!? いたら手を貸しなさい!!」


 シャーリー先輩が衛生兵してる。相変わらず上から目線で命令してくれるがそれだけ余裕が無いという事だろう。


「ミラ、頼む。それとアルテナのチャンネルも。先輩はミラとシャーリー先輩のガードを……」

「わ……わかりました!」

「りょ……了解! そっちも気を付けて!」


 魔王レイドは離れていく二人には一切興味を示さない…… ずっとこちらを窺っている…… てか、俺の事見てる…… ヤバイ……目を付けられた……不良に睨まれたオタクってこんな気分なのかなぁ?


「白、アイツのギフトを……」

「うん…………!」


 その瞬間、レイドは目の前にいた! そのままケリを放ってくる、狙いは俺じゃ無い! 白だ!!

 しまった! 緋色眼(ヴァーミリオン)を持つレイドにはギフトユーザーの見分けが付くんだった!


 ガキィン!!


 間一髪! 白の鼻先すれすれの位置でレイドの足は止まる。琉架が天照(アマテラス)で防いだのだ。


「フン!」


 レイドはつまらなそうに鼻を鳴らすと、ジャンプで後方へ飛び距離を取った。


「大丈夫か? 白……」

「うん…… それよりアイツ…… ジャンパー……」

「…………」


「『跳躍衣装(ジャンパー)』…… 瞬間移動…… テレポート能力者……」


 やはりか……


「ま…まて! 瞬間移動だと!? それだと理屈に合わん!!

 アイツはこちらの攻撃を手も触れずに止めたり、全方位攻撃を防いでみせたんだぞ!?」


「何かあるんですよ、本人だけが知る使い方が…… それを見極めなければ……」


 たとえ相手がテレポーターでも琉架の『事象予約(ワークリザーブ)』なら勝つことが出来る…… が、俺を含め他のメンバーが全滅しかねない。

 瞬間移動を何とかしなければ…… たとえギリギリまで追い詰めたとしても、簡単に逃げられてしまう……

 とにかく、倒すにしろ逃げるにしろ奴の『跳躍衣装(ジャンパー)』を何とかしないといけない。そして奴のギフトは万能ではない筈だ! そうでなければ第8魔王も小競り合いなど起こすはずがない……


「琉架……」

「うん、わかってる!」


「おに~ちゃん…… 白も……」

「いけるのか?」

「目を見れば…… 何をしてくるか分かる……」


 目口物言(ディープ・サイト)か…… しかし……いや…… いけるか?


「ジーク!!」

「む? なんだ?」

「白を守れ! 命がけでだ! お前は死んでも構わん!!

 もし白に傷一つでも付けたら俺がお前を殺す!!」

「ふむ…… それは一大事だ。全力を尽くそう」


「ミカヅキは琉架のサポート、全力でな」

「了解致しました。マスター」



「お前…… 男と女の扱いに天と地ほど差があるな……」

「いや…… アレはいいんです、殺しても死なないし…… それよりクリフ先輩はシャーリー先輩を…… それと一つ確認したいことがあります」

「何だ?」

「……魔王レイドの髪の色は変わりましたか?」

「は? いや…… 最初に対面した時から緑色だった…… どういう意味だ?」

「いえ…… それはまた後で……」


 両腕を使えなくされても『限界突破(オーバードライブ)』は使わないのか……

 もしかして使ったら傷が回復するのか? いくら何でも腕が生えてくるとは思えないんだが…… そう言えば切り飛ばした左腕はどうした? 消えた?


 ヤツの腕は後回しだ、『跳躍衣装(ジャンパー)』をどうにかして封じなければ勝ち目はない、とにかく見極めろ!


 ミラに目配せをし、神代偽典(エネ・アルテナ)の一能力を使わせる。

 『念話(チャンネル)』。思考の双方向通信だ。特定の二人の思考を繋げ頭の中で会話できるようにする能力だ。琉架とミカヅキ、白とジークを繋げてもらう。

 パーティーメンバー全員を一気に繋げられれば便利なんだが、さすがにそこまで万能じゃない。

 俺はあまり使わない方が良さそうだ…… 俺の思考がダダ漏れになれば女子メンバーにドン引きされる危険性がある。

 便利なモノにはそれ相応のリスクが伴う、それはヤツの『跳躍衣装(ジャンパー)』も同じはずだ!


 とにかく、ヤツの跳躍がどういったものか?

 超高速移動の可能性はない、早く動けるだけでは影縫いから抜け出せるはず無いからな。


 可能性1…… 自分の体を別の座標へ強制的に転移移動させるもの、もしくは自分と対象座標の空間を入れ替えるもの。


 可能性2…… 自らを粒子化して、対象座標で再構築するもの。正直コレは無いと思う。


 可能性3…… 瞬間移動用不思議空間へ入り、その中を移動、再びこちらの空間に出て来る。その際時間は経過しない。


 可能性2と3はクリフ先輩の証言から恐らくハズレだ。可能性1のどちらかのパターンなら検証は簡単だ。

 この大広間の床は現在大量の血で染まっている。床面積のおよそ半分が血だまりだ。

 俺の血液変数(バリアブラッド)は、輸血用血液パックの血を操る事は出来ないが、出血後間もない血液は操る事が出来る。決してラッキーとは思えないが第一攻撃部隊の犠牲は無駄にはしない。


「『血液変数(バリアブラッド)』 血糸放射!!」


 部屋中の血だまりから目に見えないほど細い糸を部屋中に放射し、天井や壁に貼り付け固める。非常に脆く作った糸は触れるだけで粉々に砕け塵になる、触れた感覚も誰にも気付かれない。






「『風薙(かぜなぎ)』……風刃!」

「角気弾!!」

「第7階位級 光輝魔術『閃光』レイ チャージ3倍」


 三方向からの同時攻撃、両腕の欠損している今のレイドにはどう足掻いても捌ききれない。ならばどうするか……

 攻撃が当たる瞬間、レイドの姿が消える。

 現れたのは琉架の隣り、あの糞ガキ! 俺の女神を狙いやがった! 恐らくさっき白への攻撃を防がれた為警戒しているのだろう。

 出現と同時に蹴りを放つが琉架を捉える事は出来ない。何故なら出現よりも早く琉架は回避行動に移っているからだ。琉架の事象予約(ワークリザーブ)にはレイドの次の動きが見えている。

 長い髪を振り乱し舞う様に一回転しながらレイドの蹴りを回避する。お返しとばかりに回転しながら手にした刀で魔王を斬りつける。

 しかしその一撃は空を斬る…… レイドは当然の様に瞬間移動で回避済み。しかし……


「第7階位級 光輝魔術『閃光』レイ」


 琉架が真上に向かってレーザービームを放つ。


 バチィ!!


 琉架のすぐ上1メートルの場所で派手に火花が飛ぶ。

 真上から琉架に攻撃を加えようとしていたレイドに当たったのだ。


「ちぃっ!!」


 衝撃ではじけ飛んだレイドが着地する瞬間、その場所に狙い澄ましたかの如く風刃と角気弾がせまる。


「コイツ!!」


 レイドはたった1メートルだけ瞬間移動し、攻撃を回避した。




 一瞬の攻防だったが色々わかった。

 魔王レイドの瞬間移動は自分と移動先の空間を入れ替えるモノだ。俺の血糸がヤツの動きを捉えた!

 つまりレイドが何らかのミスで岩壁の中に転移した場合、ヤツの居た場所には1/1スケールの…… 魔王レイドの形をした岩が、壁の中からくり抜かれて出現する。

 当然レイド本人は壁の中にいる…… と。


 空間を断裂して移動する。恐らくこれは移動先の物体を強制的に破壊するのだろう。

 これ自体が圧倒的な殺傷力を持つ攻撃になる…… にも拘らず、それをしないのは何故だろう?


 使えば一発で能力がバレるからか? すでに瞬間移動は露見した。

 オモチャで遊ぶための手加減? 両腕を失っていつまでも遊んでいる余裕があるか? 実際、ヤツの顔から余裕は消えている。



 これは俺の想像だが、恐らく出来ないんだ。



 その制限がどこまで適用されるのか分からない…… 有機物と無機物の差か? それとも生命体の括りだろうか? 後者の可能性が高い。



 この仮説が正しければ、アイツの『跳躍衣装(ジャンパー)』は封じられる!




「女…… お前もしかして、予知能力者か?」


 レイドが戦闘中にも拘らず、普通に声を掛けてきた。


「………… 当たらずとも遠からず……です」

「そうか…… よし! 決めた! お前を我の新しい第一位使途にする」


 ムカ! あの糞ガキ! 魔王の分際で神を手に入れようというのか!? ガキはガキらしくゲームソフトでも母親に強請(ねだ)ってショップの前で泣き叫んでいろ!!


「謹んでお断りします」

「ならば強制的に我が物にするまでだ」


 ゾク――!?


 魔王レイドが纏う空気が変わった……! まさか!?


 レイドの前にさっき俺が斬り飛ばした左腕が現れる。腕だけが瞬間移動してきたんだ…… アポートか?


 そのまま事も無げに左腕を接合、右腕も見る間に癒えていく。


 次の瞬間、レイドの魔力が膨れ上がるのを感じる! 広間の中に台風でも発生したかのような魔力の嵐が吹き荒れる!


「う……おぇ……」


 ミカヅキが気持ち悪そうにしている、魔力酔いか。しかしミカヅキだけじゃない、俺だってこんな巨大な魔力をぶつけられたら気分が悪くなる。

 これが『限界突破(オーバードライブ)』、レイドの髪色が緑から赤へ変わっていく。まるで紅葉を早送りで見るかのような、見事な染まりっぷりだ。




 次の瞬間にはレイドは瞬間移動していた! もう一度 白を狙っている!


 ドス!!


 レイドが繰り出した突きは…… 白を背後から抱き包む様に出された腕に刺さり止まった。

 ソコはオレ専用のポジションだ!! と、言いたい所だが今日だけは褒めてやる! ナイス肉壁(ジーク)!! 今のお前、最高に輝いてるぜ!!


 レイドが止まった隙を逃さず白が左手に短く持った風薙で近距離から風刃を放つ!


「ふん!」


 レイドが魔力を纏った腕を振るい風刃をかき消した。しかしソレは囮だ、風刃を目眩ましにし白は腰に差した刀を居合い斬りの要領で抜き放ち魔王の腹部へ叩き込む!


 ブシュッ!!


「ぐっ!?」


 入った!! 白の刀はレイドの腹を切り裂いた。魔王は顔を苦痛に歪め…… 今までに見せた事のない凶悪な笑みを浮かべた! その目には怒りが灯っている。


「!!」


 キュィン……ドガァァァァァァン!!!!


 レイドの右腕が突然爆発した。ジークの腕に刺さったままだった右腕がだ……

 その爆発で白とジークが吹き飛ばされる!


「白ォ!!!!」


「第7階位級 光輝魔術『閃光』レイ」

「角気弾!!」


 俺が第四夫人候補に駆け寄る間も、琉架とミカヅキは追撃を防ぐべく戦闘を継続してくれた。有難い。

 俺が駆け寄ると……白は血まみれでピクリとも動かなかった。


「白!!」

「心配するな、気を失っているだけだ」


 白が横たわっている堅そうなクッションが話しかけてきた。あ!これジークだ! そうだった、こいつも吹き飛ばされたんだった…… ジークの左腕はかなり悲惨な事になっていた。骨と僅かな肉しか残っていない。

 しかし右腕にはいつかと同じ風の盾を纏っていた。どうやらコレで白を守ってくれたらしい。

 白を血まみれにしたのは全てジークの血だった。


「はぁ… ジーク…… 良く俺の嫁候補を守ってくれた! 褒めて遣わす!」


 マジで大感謝だ。俺たちの結婚式には必ず招待状を送ってやるからな。こっちの世界まで届くかは分からんが。


「どうしてそこまで上から目線の感謝ができるんだ? それにいつ白はお前の嫁候補になった?」


 しまった! 心の声が漏れた! 俺の野望の一端を知られてしまった。本来なら口封じする所だが、今日は白を守った功績で特別に許してやろう。


「それよりカミナ、撤退の指示を出せ。ヤツの『跳躍衣装(ジャンパー)』から逃げ(おお)せるのは難しいだろうが、このままでは全滅は時間の問題だ」


「いや、今の白のおかげ……白とジークのお蔭でアイツを殺す算段が立った」

「今 完全に忘れてただろ…… いや、それより魔王を倒す方法があるのか!?」


「あぁ、ヤツは白の攻撃を瞬間移動で避けなかった。今まで力を誇示するように必要以上に瞬間移動で回避していたのにだ…… 何故だか分かるか?」

「それは…… 接触か?」

「そう、ヤツはジークと、そしてジークは白と物理的接触をしていたんだ。

 つまりその状態で瞬間移動しても、ジークと白が一緒に跳躍するため意味が無かったんだ」


 ファンタジーに出てくる瞬間移動ではお馴染みの設定だ。手を繋いでいたり、肩に触れていたり、それだけで一緒に移動できるのはお約束だ。


 そして何より重要なのがヤツの『跳躍衣装(ジャンパー)』が長距離移動が出来ない点だ。

 いや……出来るけどしない…… 魔力を大量に消費するのだろう。

 もし長距離移動が出来るなら、討伐軍が城に攻め込む前に一人ずつ殺して恐怖心を与える行動を取るだろう。俺ならそうする、俺もイタズラ者だし……

 しかし実際はこの広間内という狭い空間でショートジャンプするだけ、切り札の『限界突破(オーバードライブ)』を今まで残していたのがその証拠だ。


 万が一の時に逃げるために……!


 白が証明してくれた。『限界突破(オーバードライブ)』は不死身化する訳では無い! 魔王は倒せると言う事だ!

 だれだ!? 不老不死に近いとか言ったのは? 不老ではあるが不死では無い! そういう意味ではジークの方がよっぽど殺すのが大変だ。見てみろ!ジークの左腕は既に再生を始めている、ウネウネしていてキモイ! 白が気絶してて良かった。


「カミナよ…… やるのだな?」

「あぁ……」

「そうか…… ギルマスの決定だ従おう。後はお前に全て託す」

「ジークは未来の俺の花嫁を守っていてくれ。ただし白にはあまり触るなよ? 筋肉がうつったら困る」


(この男は何処まで本気なんだ? 心配になってきた、本当に魔王を倒せるんだろうな?)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ