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レヴオル・シオン  作者: 群青
第一部 「異世界の章」
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第48話 臆病者の恋心


---霧島神那 視点---


 温泉旅行から戻ったら何かが変わっていた……

 何が変わったのか説明は出来ないが、明らかに空気が変わった気がする。

 特に顕著な変化が見られるのは琉架だ。その他の変化は気のせいかも知れないが、琉架の変化だけは何故か分かる。


 話しかければ普段通りのやり取り…… 話し掛けられてもいつも通りだ。

 しかし、以前よりボーっとしている時間が増えた。

 ふとした機会に顔を赤らめる頻度が多くなった、とても可愛らしい。俺としては有難い変化だ。


 温泉旅行で息抜き出来なかったのだろうか? 確実に変化はみられるがリラックスしているようには見えない。むしろ少し緊張しているような気がする。


 琉架を2~3日ゴリラの元へ預けてみようか? すっげ~嫌だけど、緊張は解けるかもしれない……

 そんな事を考えていたら、ゴリラからの呼び出しが掛かった。


 俺と琉架の二人にだ。


 アイツが俺を呼び出すとは天変地異の前触れか? 嫌だな…… 決戦も近いのに変なフラグ立てるなよ……

 それでも琉架を一人で行かせるよりは幾分マシだ。

 ここは俺が我慢して、二人でゴリラの巣へ乗り込む事にする。



---



 ゴリラの巣への道すがら……


「………………」

「………………」


 何故だ!? 会話が生まれない!? 気まずい空気に昔の事を思い出す…… 日直になった時、クラスの女子とはこんな感じだった。特に話すことも無く淡々と仕事をこなす…… そんな灰色の青春だ……

 まてまて、考え過ぎだ。琉架と二人でいて気まずいなんてあってたまるか! 普通に話し掛ければいいだけだ。


「「あの……」」


 被った…… 何だコレ? ラブコメか?

 ここで二人で笑い合って、二言目も被せればいいのか? そんな古き良き伝統(おやくそく)はお断りだ。

 琉架の目を見る。


「ぁぅ……」プイッ


 目を反らされた!! 計り知れないショックを受ける!


 イイのを一発貰っちまったぜ! 膝が笑っている! マズイ!! タオルが投げ込まれるのも時間の問題だ!!

 大丈夫だレフェリー! 俺はまだ戦える!

 ここはクリンチで凌ぐか? しかし振り払われたらお仕舞だ!

 こうなったら攻めるしかない! ストレートは温存し、ジャブで攻めるんだ!


「あ~……琉架、最近チョーシどうだ?」


 何と言うしょーもないジャブ! まるで弱パンチだ! これだからDTは嫌なんだ!!


「え? あ~うん、はい…… えっと…… うん……」


 コレはオカシイなんてレベルじゃ無いぞ!? いったい何があった!?

 旅行から帰ってきて今日まで、違和感こそ有ったがココまでおかしくは無かった。なぜ今になってこんな……

 あ…… 二人きりだ……


 琉架の異変は俺に関係があるって事だ。

 ま……まさか…… ノゾキがバレた? いやいや糞筋肉に阻止された、未遂にもなってない!

 ジークとアルテナが俺のアリバイを証明してくれる筈!


 しかし以前ラッキースケベ事件を起こし、土下座謝罪までした俺がノゾキ計画を企てた…… あの時ペチペチ叩くだけで許してくれた琉架に対する裏切り行為ではないのか?

 何と言う事だ…… ジークの言う通りだった…… 計画を立てる事すらとんでもない過ちだ……


 喉元過ぎれば熱さ忘れる…… 俺は自分が罪人であることを忘れていた…… 女神の慈悲により許されていた咎人だ。俺にできるのはただ判決を待つだけ……


 ちょっと待てよ?

 バレる筈が無いじゃないか、ジークが密告(チク)る可能性は無い。こうなる事を恐れていたのはむしろヤツの方だ。

 仮にバレてたとしたら、もっと険悪な空気になる筈だ。どちらかと言うとみんな浮き足立ってる感じだった。


 それでも一応、謝っておくか?


 いや……藪を突いてアナコンダってことわざもある。早まるな!

 ここは情報を引き出すために、遠まわしの謝るフェイントを入れてみよう。


「琉架…… なんかゴメンな……」

「え? な…なに? 何で!? どうして!?」


 琉架の慌て方が尋常じゃない。やはり謝っておくべきだな。

 フェイントから懐へ飛び込んでリバーブロー! ガゼルパンチ! 一気にたたみかけろ!


「いや…… リラックス目的の旅行だったんだけど、琉架には逆効果だったみたいで……」

「そ……そんな事ないですじょ! ぅぐ…… 私はそんな…… 神那は悪くないよ……」


 慌てると噛む…… 可愛いなぁ


「むしろ悪いのは私…… 自分のバカさ加減に嫌気がさすほど……」


 俺の女神がバカだって!? そんな事いう奴がいたら、俺が殺してやる! 魔女狩りの時間だ!

 もっともそれが本人の口から出たら如何しようも無いが。


「うぅぅ………… うんっ!!」


 琉架が突然自分のほっぺたをピシャリと撃つ。

 前にも見たことがある、琉架が何かを吹っ切る時の行動だ。前回と違って大声は出さなかった、街中だからな。てか、何を吹っ切ったんだ?

 ガゼルパンチで顎を跳ね上げて、∞軌道のフィニッシュブローを叩き込もうとしたら、いつの間にかカウンターを食らってた。

 まずいぞ…… 先の展開が読めない……


「か……神那! 大事な話があります!」







---有栖川琉架 視点---


 旅行から帰ってきてから今日まで、何とか平静を装えたと思う。多少の違和感は有ったかもしれないけど、普通にやれてたと思う。


 でも…… 一人になると例のシーンが頭の中で永遠リピート再生される……

 あの温泉での一幕だ……


 『あれだけ神那クン好き好きオーラ放ってたらバカでも分かるから』


「う……うぅ~……っ……」


 私は本当にバカだ、そんなオーラ放ってたのに自分で気付かないなんて……

 顔が熱い、きっと真っ赤になってる…… 枕に顔を埋めて身悶える。


 今すぐお姉様に相談したい、きっと小姉様は笑い転げるだろう。お父様とお母様には知られたくないなぁ、お爺様には絶対に知られてはいけない、100%神那とケンカ始めるから。


 できれば神那とお爺様は仲良くしてもらいたいけど、難しそうだな…… でもお姉様や小姉様は神那と仲良くなってくれると思う…… あれ? 私なんで家族と神那の仲を心配してるんだろう?


「ぁ…! ぁぁ……!! ぁぁぁ………!!!」


 私、今ナニ考えてた!? 何段階もすっ飛ばして考えてた! もうダメだ…… 否定する要素が一つも見つからない…… 私は神那のことが好きなんだ。

 ミラさん風に言うと神那のことをお慕い申し上げておりますんだ。


 ………………


 それで? この後どうすればいいんだろう…… お…想いを伝えたりするのかな?

 少し想像してみる……

 コ…コワイ! なにこれ!? 何この恐怖は!?

 自惚れでなければ私は神那に嫌われてはいないと思う…… どちらかと言えば、きっと…… 多分…… 好かれていると思う……

 でも、もし…… もし…… 神那に拒まれたら…… うぅ…… 怖い! この恐怖はお化け屋敷なんか比較にならない!

 踏み出してしまったら後戻りは出来ない。きっと友達に戻れない、そばに居られない…… それだけは絶対に嫌だ!


 それに、温泉の時初めて気付かされた。神那って凄くモテるんだって……

 ウィンリーちゃんや白ちゃん達、子供にモテるんだと思ってた。

 そう言えばオルフェイリア様は第三夫人候補って言ってた…… 第一・第二夫人候補って誰なんだろう? 冗談めかしてたから本気じゃ無いかも知れないけど…… 気になる……

 ウィンリーちゃんが第二夫人候補かな? だったら第四夫人候補は白ちゃんかな? わ……私は入ってないのかな?

 今まで何もして来なかったくせに、我ながら虫が良すぎる……

 あれ? ちょっと待って…… 私は今までバカが見ても分かるほど、神那好き好きオーラを放ってたんだよね? それじゃ神那は私の気持ちに……

 あぁあ…… ち…違う! 男の子と女の子じゃ感じ方が違うはず! きっと気付いて無い!

 でも今すぐ穴を掘って自分を埋めてしまいたい気分だ……


 思考がネガティブに寄り過ぎてる、とにかく落ち着こう……


 決戦前のこの時期にこんな事言われたら神那だって迷惑だ。この想いは一旦心のなかに締まっておこう。

 そう考えると心がスッと軽くなった。問題の先送りでしかないけど…… それでも今はコレでいい。


 そんな時、お爺様から呼び出された。神那と二人でだ……

 お爺様…… タイミングが悪いです!



---



 お爺様の所への道すがら……


「………………」

「………………」


 二人きりになった途端、また意識してしまった。この想いは一旦置いておこうと決めたのになかなかままならない…… 世の女の子はみんなこんなに思い悩んでいるのだろうか? それとも私が普通じゃ無いのか…… あぁ、お姉様に相談したい。


 こんな事じゃダメだ。私事で神那に気を使わせる訳にはいかない!

 普段の私を演じなきゃ! 何でもいいからとにかく普通に話し掛けよう。え~と……


「「あの……」」


 タイミングが被った…… それだけなのにちょっと嬉しかったりする……

 しかし…… あぁ、なけなしの勇気が不発に終わってしまった。

 でも神那から声を掛けてくれた、ズルいけどここは神那に任せよう。ゴメンネ? 弱虫で。


 ジー 見つめられた。


「ぁぅ……」プイッ


 思わず目を反らしてしまった! 感じ悪かったかな? 嫌われたらどうしよう!

 て言うか、いきなり目を見るなんて反則だよ。今まではなんとも無かったけど…… 今だけはダメだよ…… 絶対顔が赤くなるから……


「あ~……琉架、最近チョーシどうだ?」


 ドキ!


 バ……バレてる!?

 いつも通りに振る舞っていたつもりだったのに、やっぱり神那の目は誤魔化せなかったのかな?

 普段の私って…… どんなだったっけ?


「え? あ~うん、はい…… えっと…… うん……」


 明らかに普段の私と違う受け応え…… どうしよう、変な子だって思われたら…… 嫌われちゃったら……

 神那が黙り込む…… 私には分かる、あの顔は深刻な事を考えている顔だ。神那は普段から頭の中で色々考えるタイプだから、黙り込むことはよくあるのだが……

 今日はそれが怖い…… いつもの事なのにすごく怖い…… 私は彼に嫌われたくないと思ってるんだ。


 私はバカで弱虫で、おまけに臆病者だ。


「琉架…… なんかゴメンな……」

「え? な…なに? 何で!? どうして!?」


 神那が謝った? なんで?


「いや…… リラックス目的の旅行だったんだけど、琉架には逆効果だったみたいで……」

「そ……そんな事ないですじょ! ぅぐ…… 私はそんな…… 神那は悪くないよ……」


 噛んじゃった…… 神那は何一つ悪くないのに、また気を遣わせてしまった……


「むしろ悪いのは私…… 自分のバカさ加減に嫌気がさすほど……」


 どんどん自分が嫌いになる、自己嫌悪だ。

 自分でも嫌いな自分の事なのに、神那に嫌われたくないと思っている。

 そんな自分が本当に卑しい人間に思える。

 やっぱりこのままじゃダメだ! ただ問題を先送りにしても意味が無い、せめて何か決めないと……


「うぅぅ………… うんっ!!」


 自分で自分のほっぺたを叩く。


「か……神那! 大事な話があります!」


「は……はい、何でありましょう」


 真面目な顔をした神那と見つめ合う…… あぅ…… また熱暴走しそうだ…… どうしよう…… どうしよう……


「こ……」

「こ?」


「この戦いが終わったら、神那に聞いて欲しい事があります!」

「………… へ?」


 私のバカー!! また逃げちゃった…… どうしようもない臆病者だ!

 でもコレでいいんだ。今話したら、きっと神那を困らせる! だからコレでいい、幸せな未来が待っているって思えば、力も湧いてくる!


「あの…… 琉架さん…… それは……」

「色々ゴメンナサイ! 最近の私、頭の中がぐちゃぐちゃだったの! でも……戦いが終わったら、この私の想いを全部、神那に伝えるから!」


 コレでいい! 結局は問題を先送りにしただけだけど、意思を示せた!

 後は運命の日まで神那に嫌われない様に…… いや、どうせなら神那に好かれるようにしていこう。

 こんな所でも保険を掛けてしまう臆病な私…… でも可能性は高いほど良い。





---





 ど…… どうしよう……

 琉架が巨大な死亡フラグを建ててしまった……

 本人はスッキリした顔をしている、色々思い悩んだ結果の答えなんだろう…… これで琉架がいつもの調子を取り戻してくれるなら、それは結構なことだ。

 しかし、この死亡フラグは立派過ぎる! お手本のような建立だ。教科書に例題として乗せられるくらいの見事な死亡フラグだ。

 正直、魔王を倒すために琉架の命を捧げろと言うのなら、俺は魔王の味方をしてでも琉架を守るぞ!


 どうすればいい? この耐震補強も完璧な巨大なフラグをへし折るには……

 一番簡単なのは琉架を魔王討伐に連れていなかない事だな。しかし琉架抜きで魔王討伐とか逆にこっちに死亡フラグ立つな……


 琉架が生き生きした顔をしている、まるで新たな目標でも見つけたかのようだ……


 悩む事など無い、琉架がピンチになったら俺が助ければいいだけだ。

 ただ念のため、琉架のフラグは何か別のイベントで書き換えておこう。不安要素は少ないほど良い。



 一抹の不安を胸に、二人で冬の街を歩く…… いつもより少しだけ琉架との距離が近い気がする。

 ずっと前に誓っただろ? 琉架は俺が命に代えても守ると…… いや、それじゃダメだ。主人公死亡のバットエンドは俺の好みじゃない! 目指せハーレムエンド! ヤバかったら逃げればいいんだ。



---



 シルバーストーン財団


「おぉ~ 琉架よ~ よく来たのぉ~」

「お爺様~」


 感動の再会的な演出…… おいゴリラ、琉架とはしょっちゅう会ってるだろ? まさかソレ毎回やってるのか? 何という羨まけしからんコトを!


「琉架の誕生日に会えなくて、じーちゃん寂しかったぞ!」

「ゴメンナサイ、他のメンバーの手前、あまり大げさに出来なかったんです」


 確かにこのゴリラなら豪華パーティーでも開いたかもしれないな…… もちろん俺に招待状を送らずに……


「おぉう、琉架は優しい子じゃのう! まるで女神だ!」

「お爺様…… その呼び方…… 本気でやめて貰えませんか?」


 そうだぞ、女神は心の中で信仰するモノだ。本人の気分を害してどうする?


「ん……? ちっ! 小僧も来てたか!」


 自分で呼び出しておいてこの言いぐさ、だったら何で呼んだ? とうとうボケたのか?


「お爺様、すぐにケンカ腰になっちゃダメですよ。神那とは仲良くしてほしいです……」

「うぐっ!! そ……それは……」


 琉架の上目使いからのお願い入りました!

 これは断り難い魔性の目だ、俺だってあんな目でお願いされたら、どんな高級ブランドバックでも買って上げたくなっちゃう!

 とは言え、いくら琉架のお願いでもあのゴリラと仲良くなるのは無理だ。

 向こうも同じ意見だろうからな。


「ぐ……ぐぐ…… ケ…ケンカ腰は……止めよう……」


 ずいぶんと苦労して捻り出したギリギリの妥協点がそこか…… まぁそこら辺が限界だろう。

 俺だって出来るだけ琉架のお願いは叶えてあげたいが、人間、出来る事と出来ない事がある。

 ゴリラに人間の法律を守れと教え込んでも、やはり出来はしないだろうからな……


「もう、お爺様ったら…… もしかしたら神那は将来お爺様の…………」ボソ

「うん? なんじゃって?」

「な……! 何でもないです! それよりお爺様、今日はどうされたんですか?

 私と神那の二人を呼び出すなんて?」


 琉架の顔が赤くなってる、可愛いなぁ…… 視界に紛れ込んでくるゴリラが非常に邪魔だが。


「む…… 以前琉架から捜査を頼まれていた秘密組織の所在が判明したのじゃ。

 しかし、一体どういうつもりだ?」

「え? どう……とは?」

「原初機関とはオリジン機関のことだろう? 何故あの悪魔の組織を探す?」

「あ…悪魔の組織? お爺様いったい何を?」


「琉架を一年間も連れ去り、選りに選ってこの小僧……ぐっ…… か…彼と親しくなる原因を作った悪魔の組織だ!」


 そういう考え方もあるのか…… なるほど、そう考えると俺と琉架を巡り会わせてくれた天使(キューピッド)みたいな組織だ。ありがとう!


「そ…組織の概要はともかく、私たちは神隠しに遭ったらそこへ行く決まりだったんです」

「ならば何故ここまで巧妙に隠す? 個人で探しても恐らく一生見つけられんぞ?」


 マジかよ…… 組織の奴らは一体何を考えてるんだ?


「琉架よ、また一年居なくなったりせんでくれよ? 前回はワシが神隠しに遭っていたから分からんかったものの、次は寂死してしまう」


 寂死しろ……とは思わないでおこう。琉架も悲しむだろうしな。


「だ…大丈夫ですよ。それよりお爺様はどうされるおつもりなんですか? 討伐作戦が終わったら?

 すぐにデクス世界にお帰りになるんですか?」

「すぐは無理じゃろうな、次の会長への引き継ぎを考えると一年は………… はっ!?」


 そうか…… どうやら一年は会わずに済みそうだな。単身赴任ガンバってお爺様!


「る…… 琉架よ~~~」

「そ…それについては終わってから考えましょう」


 帰還か…… いよいよ現実味を帯びてきた…… 超後ろ髪引かれる、ぶっちゃけこっちに移住したいんだよな…… 向こうに帰ったって友達いないし…… 美少女達もいないし……

 しかし、恒久的にゲートが使える様になれば、向こうへの移住者も出てくるだろう…… もしかしたら二つの世界を行き来できるようになるかもしれない……


 琉架の言う通り、コレは終わってから考えよう…… どうせすぐに帰還する訳でも無いだろうからな。


 まずは原初機関との接触だ。一言文句を言ってやらなければ気がすまん!




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