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レヴオル・シオン  作者: 群青
第一部 「異世界の章」
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第2話 1人の旅立ち ~彼女の場合~

---有栖川琉架 視点---


 崖の上に立っていた。ほんの数秒前まで学校に居たのに、ロケーションは完璧、景色がいい遠くの山々も見渡せる、そんな崖の際に立ち尽くしている。小川の近くに小さな村が見える。よく見ると崖の下にも何十人もの人がいる。


 すぐに理解した。


「あ、私「神隠し」にあったんだ」



---



 私の名前は有栖川琉架(アリスガワ ルカ)13歳、「第三魔導学院」の中等部2年生。


 今日も一人で放課後の教室に残っている。お迎えの時間を遅くしてもらったのはもう1か月も前の事だ。


「はぁ、今日もダメだった…」


 私は人と話すのが苦手らしい。その理由もわかっている。

 私は10歳まで家族以外の人と話したことがほとんどない。


 こうなった原因は、私が生まれ持った能力にある。


 私が物心つく以前から、私の周囲では奇怪な出来事が頻繁に起こっていたらしい。

 赤ん坊の私が急に消えたと思ったら少し離れた場所に現れたとか、私が落として割れたはずのコップがなぜか傷一つ無い状態で床に転がっていたとか、髪の毛だけが一晩で1メートル以上伸びていたこともあったらしい。


 私の家族はすぐにそれがギフトによるものだと気付いたらしい。そしてそれがどれほど危険な能力なのかということにも。



 私のギフトは『時由時在(フリーダイム)』。自らの認識で物や場所の時間に干渉することができる能力。

 使いようによっては簡単に世界を滅ぼせるほどの可能性を秘めた恐ろしい力だ。



 私の両親はこの力が悪用される事を恐れ、私を家の中に監禁した。

 監禁といえば聞こえは悪いが私は決して不幸ではなかった。やむを得ない事情があったとはいえ生まれてわずかな娘を家に閉じ込めなければならなかった両親の心痛はいか程のものだったか、想像に難しくない。


 家の中しか知らない、家族以外の人間を知らない、そんな私を見て不憫に思ったのだろう、私はとても大切に育てられた。


 それだけではない。私自身がこの恐ろしい能力と生きてゆく為に、人の世の善悪。倫理観。そして能力の制御。それらを教え込まれた。


 両親、お姉さま達、先生、私はとても優しくいい人たちのなかで幸せに育った。他人が見れば不幸な幼少期だと言うかも知れない。それでも私は確信している、不安も寂しさもない幸せな幼少期だったと。


 その後10歳で小学校に通うことになったが、初めて出会った家族以外の他人と私はうまく距離を取ることができなかった。

 結局卒業までに友達を作ることができなかった。でも悲しくはなかった。なぜ友達が必要なのかも判らないし、私には私を大切に思ってくれる家族がいるから。


 小学校を卒業するころ受けた、全世界の12歳になる子供が受ける事が義務付けられている一斉能力値検査。その結果、私はオリジン機関に預けられることになった。0歳の頃から無意識にギフトを使っていた私は能力値(魔力量)は尋常でない数値を示したそうです。

 成人女性の平均能力値は7万~8万程度。

 現在13歳の時点で、私の能力値はおよそ12万で世界第1位、このまま成長すれば十代後半で20万を余裕で超えるだろうと学者先生が興奮気味に話していました。


 そんなオリジン機関で私は運命の人と出会いました。

 私と同じ12歳の男の子、霧島神那との出会いです。


 オリジン機関の施設で最初は話しかけてくれた子達も、すぐに寄り付かなくなってしまった。小学校の頃と何も変わらない1人の時間、きっとこの施設でもいままでと同じだろうと思っていた。


 そんな時、彼が話しかけてくれた。


 霧島神那の話してくれる事は、私が今迄で触れたことのないジャンルの物語だった。一般的な倫理観に照らし合わせると「悪」寄りの話を自分の事のように話した、私もすぐにこれは彼の作った物語だと気付いた。

 彼の話してくれる物語が面白くて、私はずっと笑顔で聞いていたと思う。すると彼もうれしそうな顔をしていたと思う。


 こうして霧島神那は有栖川琉架の初めての友達になった。


 私たちはたくさん話した。私からはあまり話題を提供できなかったけれど、その分神那がいろいろな話してくれた。私は呆れるほどたくさんの質問をし、彼は全てに嫌な顔一つせず答えてくれた。その場で答えを考えていたことも多かった気がするが。


 神那は表情の変化に乏しかったけれど、一年間も同じ施設ですごしていれば、ほとんど変化のない表情でも何を考えているのか大体判るようになった。

 喜んでいる顔、触れてほしくないと思っている顔、ネガティブな事を考えている顔、変な妄想をしている顔なんてのもあった。


 その間にも施設の子供たちは、一人、また一人と減っていった。何でも目標値とやらに届かなかった子供は家に帰されたそうだ。

 最初は何百人もいた子供たちも、年が明けるころには、私と神那の二人しか残っていなかった。

 その頃からシニス世界の事、魔王の事が勉強の中心になっていた、神那が目を輝かせていたのをよく覚えている。

 そして戦闘術の訓練と、実戦。


 この時点でも、私は自分のギフトの本当の能力を誰にも明かしていない。家族がずっと心配していた力の悪用を恐れての事だ。私は時間蝕の副次作用でもたらされる未来視『事象予約(ワークリザーブ)』の能力と偽っていた。

 『事象予約(ワークリザーブ)』は視界内の数秒先の未来に起こることが理解できるというものだ。たったそれだけでも近接戦闘ではほぼ無敵と言われていた。


 ただ友達の神那にも嘘をつくのが心苦しかった。いつか本当の事を告げようと思っている。


 そうして私たちはオリジン機関の全過程を終了した。それと同時に私たちにはヘンテコな称号が与えられた。


 『創世十二使』序列第十二位


 神那は序列第十一位。何か不機嫌そうな顔をしながら喜んでいたのを私だけが知っている。


 魔神器を与えられた私たちは、対魔王の尖兵に選ばれたのだ。

 これは力の悪用じゃないと思うけれど、いつも悩んでしまう、今でも答えは出ていない。


 そして別れの時がきた、私は子供みたいに泣きじゃくった。あんなに泣いたのはお爺様がいなくなった時以来だ。今思い出しても顔から火が出るほど恥ずかしい。

 あの時ばかりは普段冷静な神那も慌てていた。「すぐにまた会えるさ」と、初めて神那が優しい言葉で慰めてくれた。



 …本当にすぐに会えた


 …再会は僅か10日後、魔導学院の編入生として校門前でバッタリ。



 神那はあの時の事をからかったりしない。

 それでも子供みたいにわんわん泣いてた自分が本当に恥ずかしい。自分の部屋に閉じこもりたくなった。


「だって本当にもう会えないって思ったんだもん!!」


 お姉さまは「よかったね」と言いながら頭を撫でてくれ、小姉さまは笑い転げていた。




 その後、案の定 学校では友達ができなかった。

 そういえば神那が妙な事を言っていた。私には万物を萌えさせる魅力があるとか、萌えってなに? そんな魅力があって何で友達が出来ないんだろう。


「友達ができないこと、神那に相談してみようかな…」


 うん。きっと神那は相談に乗ってくれる。迷惑にならない程度に話してみよう。


「今日はもうじきお迎えが来ちゃうから………で…でんわ…し、してみよう…かな?」


 友達に電話。ちょっと憧れのシチュエーション。うんイイ。今晩デンワしてみちゃおう。


 そう決意して誰もいない教室から出ようとすると、ドアの前にソレがいた。


 美しい銀髪の女性だ。その表情には罪悪感のようなものが見える。

 何か悩み事でもあるのかと思い声を掛けようとした瞬間…


 目の前が暗くなり瞬時に明るくなる。


 目に映ったのは大自然だった。



---



 気が付くと自分がいる崖の上にも何人か人がいる。全員呆然としている。


「あれ?」


 同じクラスの女の子がいる。明るめの茶色の髪が特徴のエルリア・バレンタイン。たしかお父さんが外国の方らしい。

 私が話しかけても愛想笑いをして離れていくクラスメートたちの中で、唯一完全に無視した人だ。

 たまに目があった時は、大体睨んでくる。


(私なにか彼女の気に障ることしたかなぁ? あ、目があった)


 今日は睨んでこない。さすがに余裕がないみたいだ。そこで思い出した。


(あ、そうだ私これから魔王やっつけに行かなきゃいけないんだ)


 途端に不安が襲ってくる。足に力が入らなくなりその場にへたり込む。


(落ち着いて、いつもの神那みたいに冷静にならなきゃ、大丈夫。私は大丈夫だから)


 自分に言い聞かせて大きく深呼吸を一つ。


「はぁ~~~ふぅ~~~」

「み…みなさ~ん、崖の下に村があります。他の人たちもそこに向かっているようなので私たちも行きましょう。ここからは崖を回り込みながら下りないといけないので早く移動を始めないと夜になってしまいます」


 声が震えてしまった。でも必要なことは伝えられたと思う。

 数人の男性が率先して歩き始めてくれた。私たちもそれに続いた。


「ありがとうね」


 スーツ姿の女性が話しかけてきた。


「え?」

「あなたのおかげで今自分たちが何をしなくちゃいけないか思い出せたわ。もっともまだ今の状況は受け止められてないけどね」

「それは…私もです」


 その後、言葉を交わすことなく山を下りた。

 山を下りている途中、遠くで爆発音が響き渡り、火柱が見えた。かなり高位の魔術が行使されたらしい。

 更に不安が募る。


---


(暗くなってきた、完全に日が暮れる前に村に付きたかったけど難しそうかな?)


 薄暗い森の中を進む、嫌な雰囲気だお化けとか出そう…そんなの居ない、居るわけないよね。

 照明魔術を使おうとした瞬間、前方から悲鳴が上がった。


「うわぁぁぁーー!!」「な…なんだこいつ!!」


「第7階位級 光輝魔術『光源』ライト チャージ5倍!!」


 強烈な光が当たりの姿を照らし出す。


「あれは…ツノツキグマ!?」


 クマは一人の男性の腹部を角で刺し立ち上がっている。


「キャーーーーー!!」


 周囲から悲鳴が上がる。

 その瞬間、琉架は走り出した。森の中で足場が悪いのにも拘わらず全力疾走だ。そしてそのまま次の魔術を使用する。


「第7階位級 身体強化魔術『強化』ファースト チャージ20倍!!」


 魔術の効果が現れるとその場に小規模なクレーターと爆発音を残して琉架の姿が消えた。


 次の瞬間、琉架はツノツキグマ胸部に強烈な飛び蹴りを加えていた。


 バキ!! バキ!! ベキ!!


 ツノツキグマの肋骨が凄まじい音を立てて砕かれる。そのまま後ろに吹っ飛び、角を刺された男性はその場に落ちる。

 クマはそのままの勢いで飛び、巨木をへし折り10メートルほど転がって止まった。


「………」「………」「………」

「………」「………」「………」


 周囲を沈黙が包む。


 いったい何が起こったのか分からない。見た目まだ子供の少女が成したことが未だに理解できない。

 今 彼女が使っていたのは最低ランクの第7階位級魔術だ、しかしあの威力はどう見ても第4階位級以上の威力を誇っていた。しかし彼女はとてもそんな強者には見えない、どう見ても普通の女の子だ。


 そこへ数秒前、鬼神の如き強さを見せた少女が小走りで戻ってくる。しきりにスカートを気にしているようだ。


「えっと…怪我をされた方…大丈夫ですか?」


 その言葉を聞いて全員が今の状況を思い出す。

 いやエルリアだけはその前から怪我をした男性に治癒魔術を掛けていた。


 治癒魔術。

 習得が非常に難しい高難易度魔術で使える者は少ない。それを習得しているだけでも相当優秀な人材と言える。


「くっ」


 エルリアが悔しそうな声を上げる。

 傷が深すぎるのだ。これほどの傷を癒せる治癒魔術師は魔法学院でも5人と居ないだろう。


「………仕方ない…ですよね」


 琉架が小さくつぶやくと、意を決した顔をして怪我をしている男性に近寄る。


「皆さん少し離れていてください」


 エルリアを含め全員がその言葉に素直に従う。

 琉架は人に聞こえない程度の声で呪文を唱える。


「第7階位級 暗黒魔術『宵闇』ブラインド チャージ2倍」


 その瞬間、日が落ち切っていないにも関わらず、周囲は闇に包まれた。


「なっ…なに?」「何が起きた!?」


 周囲がざわつくが闇は一瞬で消え、先ほど琉架が作り出した光源が辺りを照らす。

 そこに寝かされていた男性の腹部の巨大な穴は綺麗に消えていた。


「はっ!?うっうわぁぁぁ…あ…あれ?」


 今の今まで死にかけていた男性が飛び起きる。

 自分の体をペタペタ触り何かを確認している。


「ふぅ…間に合ってよかったです」


 一息ついた琉架が笑顔で言った。


「あれ?たしか目の前にクマみたいな生き物が現れて、それで刺されるって思って…それで…何?」

「お前覚えてないのか? 本当に死ぬところだったんだぞ?」

「そうだぞあのお嬢ちゃんに感謝しろよ?」

「? 感謝って何が起こったんだよ?」


 全員の視線がこちらに集中する。


(あんまり突っ込んでほしくないなぁ)



---



 村まであと一息の場所まで来ていた。


 あの後現場は騒然となった。誰もが説明を求めるように琉架に詰め寄る。しかし1人の女性の「早く移動しないとまたあんなのが出てくる」という言葉で冷静さを取り戻し移動を再開した。

 その女性が琉架の隣に寄ってきて声をかけてきた。


「さっきはありがとう。何があったのかはよくわからなかったけど」

「いえ、こちらこそありがとうございます。大勢の人に問い詰められるのは怖かったです」


 琉架が言うと女性はフッと微笑み、小声で話しかけてきた。


「あなたも女の子なのだから気を付けなきゃ、さっきの飛び蹴り、スカートの中まる見えだったわよ?」

「!!?」


 琉架の足取りが急に怪しくなり、木にぶつかった。

 後ろから見ると耳が真っ赤になっていて、小声でアワアワ言っているのが聞こえてくる。


「じょ…冗談よ! 本当は速過ぎてまったく見えなかったから!」


 琉架は涙目になりながら、情けない声を出す。


「ほんと~ですか~?」

「本当よ、あなたの作った光源が逆光になって余計にね」

「…そうですか、ふぅ、よかったです」


 そんなやり取りを最後尾で歩くエルリアが見つめていた。


---


 ようやく村にたどり着く、すっかり暗くなってしまったが妖精族の女の子が出迎えてくれた。

 妖精族(フェアリア) 初めて出会った他種族に、挨拶もそこそこに握手してもらった。妖精族の女の子は何故か微妙そうな顔をして応じてくれた。

 ? 私はまた何か間違ってしまったのだろうか?


 大きな毛玉みたいな長老さんの話では、すでに十数名の学生が旅立ってしまったそうだ。

 どうやら今回の被害者は全員この村に集まったみたいで、私たちが最後だったらしい。


(出遅れたけど私も行かないといけないかな?)

 とは言えもう夜だ。この時間に出発するのは危険なので、村で一晩お世話になることにする。

 そこで何となく振り向くとエルリアが村から出ていこうとしている。

 慌てて後を追い、腕を掴んで止めようとすると…


パァン


 おもいっきり手を叩かれた。いたい…


 呆然として手を擦っている私に、今まで以上に厳しい視線をぶつけてくる。

 ここまで強い敵意を向けられたのは初めてだ、泣きそうになるのを必死に堪えて声を絞り出す。


「えっと…その…ほ、ほとんど未開の地のようなこの辺りを、夜に旅するのは余りにも、き…危険です。だから…えっと今日はこの村でお世話になって、それで…あ…朝、明るくなってから出発したほうが、い…い…いいと思います…です」


 噛み噛みになりながらも何とか必死に訴える。

 しかし彼女の目は「そんなことは承知の上でやっている」と言いたげな、冷めた視線に変った。


 あ、まずい、ホントに泣きそうになってきた。


 エルリアはそのまま背中を向けると一言「私は貴方を認めない」という言葉を残して行ってしまった。


 気付けば私はその場にへたり込み、ボロボロと涙を流していた。なにかとても怖かったからだ。


 やっぱり私は弱い、こんなことで本当に魔王討伐なんて出来るのだろうか?

 その日は長老さんの自宅の一番大きい部屋に女性だけ集まって雑魚寝した。



---



 翌朝


 …コンディション最悪、お風呂にも入れなかったし、目をつぶると昨晩のエルリアとの一件を思い出してしまってまったく眠れなかった。

 このまま旅に出てもすぐに倒れてしまいそうなので、ちょっとズルいとは思うけどギフトを使って、体の不快感とコンディションをリセット。24時間前の状態に戻す。

 精神だけは戻す訳にはいかないから気分は晴れないままだが…


 村の広場には多くの人が集まっていた。なんでも昨日 村の近くで誰かが仕留めたツノツキグマを料理しているらしい。ツノツキグマって食べられるんだ…昨日私が仕留めたのも冷凍でもしてくればよかったかな?

 あいにく今はお腹空いてないので遠慮して長老に必要なことを聞く。どうやらすでに戦争が始まっているらしい、また一つ急がなければならない事情が出来てしまった。


 昨夜のうちに頼んでおいた被害者リストを受け取り、旅立つ前に村にいた妖精族の女の子とツーショット写真を撮らせてもらう。うん。全12種族コンプリートを目指してみよう。



 村を出て歩きながら今後の予定を考える。


「まずは『商業都市ギルデロイ』を目指す。そこで首都と連絡を取り、『防魔衛星都市アレス』を経由して『首都ガイア』を目指す。首都…そこに行けばきっと…」


 それと昨夜のエルリアの事を思い出す。


 彼女の表情には余裕が一切なかった。ああいう顔をした人は必ずどこかで失敗をする。

 この世界は弱肉強食、失敗は即 死につながる。

 せめて致命的な失敗をしないといいけれど、あぁ…あの目怖かったなぁ


「ちょっと怖いけど…やっぱり追いかけよう」


 危険を承知で直線ルートを行くことを決め歩き始める。



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