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レヴオル・シオン  作者: 群青
第一部 「異世界の章」
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第23話 鬼メイド


 『霧の迷宮』


 山全体が古代遺跡であり、そこら中に古代の建物跡がある。西洋風の遺跡だ、見たことは無いが恐らく、ミノス島の遺跡もこんな感じなのだろう。

 しかしミノタウロスが多い! 何かおかしいぞ? こんな巨大な生き物が大量に生息できるほどこの山は食料が豊富なのか?

 草も木も全く食べられていない。肉食だとしても、ミノタウロス以外の生物を全く見ていない。

 まさか仙人みたいに霞を食って生きてる訳でもあるまい。もしそうなら、あの口の臭さの説明が出来ない。


 2時間以上も大した発見が無い……少々ダレてきた。そんな中でも白は元気いっぱいで牛男の首を刎ねている。若いのに大したものだ、いやダレているのは俺だけか……

 琉架も先輩も、まだまだ余裕だ。うちの女の子はみんな強いな……俺はもうムキムキマッチョは見飽きたよ。

 いい加減、変化が欲しい……

 女の子の姿をしたモンスター! カモン!


「…………?」


 白が今までにない反応をする。まさか本当に女の子モンスターが実在するのか? 魔族化した獣人族の可能性が高いが……


「不思議な……気配? なんだろう…………」


 白が困惑している、いったい何がいるんだ? 正面にある大きい岩の上を見ている。

 しかし、相変わらず霧に覆われていて何も見えん。


「あ……降りてくる……」


 白の言葉通り岩を蹴る音が聞こえる、どうやら降りてくるようだ。蹄の音じゃない、ミノタウロスではなさそうだ。

 しかし、近づくにつれ変な音も聞こえてくる「しゅこーしゅこー」って。昔見た映画の悪役の呼吸音のようだ。


 スタッ


 俺たちの目の前に着地した。その姿は………………メイドだった。


 なんでこんなミノタウロスだらけの山の中にメイドさんがいるんだ? 水色の短めの髪に大きな帽子をかぶり、飾り気の少ないメイド服を着た少女だ。

 いや、メイド服より目を引くのは口元につけられたマスクだ。まるで腐った海で人が死なないためにつけるようなアレだ。「しゅこーしゅこー」って音は、本当に呼吸音だった……


 それを見ていたら嫌な予感がしてきた。

 まさかこの霧は人体に有害なのか? この霧の中で何時間も呼吸してしまったぞ!?


「あなた達…しゅこー ここで…しゅこー 何してるの…しゅこー」


 何故だろう……不安が薄れた。リルリットさんだって霧の有毒性については何も言ってなかった。月下騎士団(ムーンナイト)だって、対BC兵器の装備はなかった。

 きっと大丈夫だ……不思議と確信していた。

 もし万が一、最悪の事態になっても、即死しなければ問題ない。その時は琉架の両用時流に頼らせてもらう、さすがに命の危機なら琉架も納得してくれる。


「しゅこー……しゅこー……」


 それにしても妙な感覚だ……目の前にいるのに存在感が無いというか……

 メイドさんは俺たちの反応を待ってる。さて、どうコンタクトを取ろうか……

 やはりここは、誠心誠意、正攻法でいくか。


「我々はこの霧の迷宮の調査と、ここに現れるという賢王さまに会いに来ました」

「賢王…しゅこー 様に?…しゅこー」


 話のテンポが悪いなこのメイドさん……それに凄く気になる!


「おにーさん」


 クイクイと白が俺のシャツの引っ張る。


「どうした?」

「また来た……ミノタウロス……」

「またか…………」


 ゆっくり話すことも出来ない。どこかに安全地帯は無いのか?


「白が行く……イイ?」

「あぁ、頼む。気をつけろよ?」

「……うん」


 弱点の分かっているミノタウロスは、もはや白の敵じゃない。元気に飛び出して行った。案の定、1分もしないうちに戻ってくる。

 しかし何故かしょんぼりしている。あぁ、刀が折れたのか……


「…………ゴメンナサイ」

「気にするな、元々安物だったしな。30匹以上斬ったんだから十分元は取れた」


 白の頭を撫でてやる、俯いたままだがシッポをパタパタ振っている。うん可愛い。

 ふとメイドさんを見ると……マスクを外して吐いていた……


「ぉえぇぇぇ~~~」


 …………もう誰か何とかしてください。意味が分からん。


 琉架が背中をさすってやる。すると涙声で「もう帰りたい~」と泣き言を漏らした。奇遇だな、俺も今同じことを考えていた。誰かさんのゲロを目撃したせいで……



---



「大変…しゅこー お見苦しい所を…しゅこー お見せしました…しゅこー」

「いえ……それより体調は大丈夫ですか?」

「えぇ、私は…しゅこー 少々魔力酔い…しゅこー しやすい体質…しゅこー ですので…しゅこー」


 魔力酔い? 初めて聞く単語だぞ……そんなモノがあるのか?

 しかし気持ちはよく分かる。俺も船酔いが酷いからな。何となく親近感……


「それと…しゅこー ミノタウロスの…しゅこー 臭いが嫌い…しゅこー なんです…しゅこー」


 あ……そう……確かにヒドイ臭いだが……


「ここではまともに…しゅこー 話も出来ない…しゅこー ですね…しゅこー こちらに…しゅこー」


 メイドさんは足早に歩き、少し進むと振り返る。ついて来いと言うことか……行ってみるか。



---



 メイドさんは一つの建物跡の地下室に降りて行く、警戒しながら入ると中には巨大な魔法陣が描かれていた。

 そこに入るとメイドさんはマスクを外し深呼吸し始めた。


「ふぅぅぅぅ~~~~~死ぬかと思いました!」


 俺たちも入ってみるが特に変化は感じない。さっき言ってた魔力酔いと関係があるのか?

 そこで初めてマスクを取ったご尊顔を拝見する。おぉ中々の美少女、賢王とかどうでもいいからこの子を仲間にして帰ろうぜ。そうだ! この子を賢王ということにしよう! 名案だ!


「先ほどは失礼いたしました。わたくしはミカヅキ。ジーク・エルメライ様の身の回りのお世話をさせてもらっています」


 おぉ、テンポがイイ。やはり「しゅこー」は邪魔だな。


「えっと……ミカヅキさんですね、それで じーく・えるめらい? 様って言うのは?」

「皆様がお探しの『賢王』様のことです」


 ……え? ホントにいるの? 何かもうどうでもよくなってたんだが……


「私は主のお世話をする者として、皆様のご用向きをお伺いしなければなりません。この度はどのような御用でこちらまでお見えになられたのですか?」


 何か妙な言葉づかいだな……もしかして慣れてない?

 さて……どう答えるか、ゲロは吐かれたが、一応向こうもきちんとした対応をしてくれているし、こちらも誠意をもって答えるべきか……


「正直に申し上げます。我々は賢王様のお力をお借りしたく、こちらに馳せ参じました」

「お力をお借り……? それはどういう……」

「端的に申し上げますと、我々の仲間になって頂きたいと思っております」


 こちらも妙な言葉づかいでお返しする。普段敬語なんて使わないからよく分からん、正しいのかコレ?


「それは、もしかして……あなた達のギルドに所属するということですか?」

「そうです」

「この地を離れるということですか?」

「そうです」

「………………」


 あれ? 黙っちゃった……失敗したかな?


「是非、お願いします!!!!」

「……はい?」

「ですからあの男をココから外に出してください!!」


 おいおい、主様じゃなかったのか? いきなりあの男呼ばわり……いったいどうなってる?

 まさか、夜な夜な不出来なメイドに大人の教育指導をしているのか? だとしたらとんだ変態賢者だ。そんなヤツ仲間にするのヤダな~


「もしアイツをココから出せたら、私はあなた達のギルドの専属メイドにだってなりますから!!」


 今度はアイツ呼ばわり……余程キライらしい。しかし専属メイド……聞き捨てならん言葉だ。


「あなた達のギルマスを、新しい我が主として仕えます」


 俄然、やる気が出てきました!!


 俺のメイド……スバラシイ……変態賢者は戦場で肉壁にでもして処理すればいい。賢王を探していたらメイドが手に入る、まるでお伽噺のようだ。

 例えるなら自分の部屋で宿題の参考書を探していたら、買った覚えがない未読のエロ本が見つかった気分だ。最高にハイってやつだ。脳みそぐりぐりしたい気分になるアレだ。


 しかし一抹の不安もある、このゲロ吐きメイドは忠誠心が低い、主人を敬わないメイドはその価値が著しく低下する。どうしたものか……


「お願いします~~~~」


 土下座まで始めた。これは相当だな……そんなに嫌なら何故仕えている? 恥ずかしい写真でも撮られたのか? だったら是非とも見てみたいものだが。


「落ち着いて下さい。取り敢えずそちらの事情もお聞かせ願いますか? 正直、我々は困惑しています」

「あぁ、そうでしたね……すみません、ただ私の口からヤツの事を話す訳にもいかないので、私の事だけですが……」


 とうとうヤツになった! しかしそれでも主の事を漏らさないとは、最低限のメイドの矜持は持っているらしい。一応ポイントは加算しておこう。メイドの資質アリ、能力不明……と


「私は……こういう者です……」


 そう言って大きな帽子を脱ぐ。そこには……角が生えていた。

 頭の両側、側頭部から前に向かって伸びる、牛っぽい小さな黒い角。この子は『鬼族(オーガ)』だ!



鬼族(オーガ)

 シニス世界に存在する全12種族の中で唯一魔力を持たない種族。一切の魔術が使えない代わりに「気」と呼ばれる特殊な力を使うことができる。

 体のどこかに角が生えているのが特徴でその数が多く大きいほど位が高く強い。



「わぁー……あの、触ってもイイですか?」

「え? あ、ハイ、どうぞ」

「ツルツルしてる、それに少し暖かい……」

「私も触って……イイ?」

「あ! ハイハイ!! 私も私もー!」


 女子たちに揉みくちゃにされる鬼族(オーガ)の少女。

 これで納得がいった、目の前にいるのに存在感が無いのは、彼女が魔力を持たないから気配を感じることが出来ないせいだ。

 しかし何故こんなところに鬼族(オーガ)が居る? 首都ガイアでも一人も見かけなかったのに、そもそも鬼族(オーガ)は第4領域からほとんど出てこない閉鎖的な種族のハズ。第12領域に鬼族(オーガ)は恐らく100人もいないぞ?


 せっかくだから俺も触らせてもらおう、おぉ硬くてツルツルだ。失敗したな……さっきの女の子たちの発言を録音しておけば良かった。悔やまれる……



 落ち着いた所で会話を再開……


「私は鬼族(オーガ)の中でも異端だったんです」

「異端?」

「はい……私は体の好きな場所から自由に角を生やすことが出来るんです……こんな風に……」


 ミカヅキの掌からスゴイ勢いで角が生えてくる。


「これは……鬼族(オーガ)の文化ではタブーだろ?」

「よくご存知ですね、鬼族(オーガ)は角の大きさや数に誇りを持ちます。この様に角を自由に出し入れできる私は、鬼族にとって、正にタブーそのものです」


 そういうと角を元に戻す。不思議な現象だ……この質量はどこから来てるんだ? 魔術は物理法則を無視するが、魔力のない鬼族(オーガ)にはできない芸当だ。

 そうなると「気」を使ってるのだろうか? もしそうならこれは角とは別のモノだぞ? それともこれもギフトの一種か? しかしギフトの使用には魔力が必要……鬼族(オーガ)は魔力が無い……いやまて、鬼族(オーガ)出身の魔王がいる。当然ギフトも持っているはず……魔力が無いのに? 魔の王だから魔力を持っていると考えるのが自然か? ヤバイ考えれば考えるほど分からなくなってきた……とりあえず今は放置しよう。


「その頭の角は?」

「この2本は生まれつきで、これだけは出し入れできないんです」


 鬼族(オーガ)は成長するたび、力が増すたびに、体から角が生えてくるはず……この能力がバレてなければ、鬼の女王になれたかもな…………バレたら大変な事になるが。


「私はこの能力のため、追放されました。帰るためには呪いをその身に受けなければならないのです」


 何だそりゃ? 呪い? なんで?


「一種の贖罪です。罪を償うために呪いを受ける……と言えば分りやすいでしょうか?」


 ちっとも分からんが理解しよう。それが鬼族の文化なんだろう。


「つまり呪いを受けるためにココにいるってことは……もしかして……」

「はい、主は呪い付きです。だから私はアイツが死ぬのを待ってるんです」

「はい?」

「呪いとは基本的に死ぬまで解けないものです。そして、呪い付きが死ぬと、体から出てきます。私の目的はそれを受け継ぐ事です」

「待ってるって……自分で殺すって過激な発想には至らないんだ」

「えぇ、呪いにも色々ルールがあってそれを破るのは大変危険なんです。それが無ければあんな奴とっくに殺してます」


 殺りたくても殺れないかったのか……この子、色んな意味で危ういぞ……殺戮メイドなんて今時流行らん。そんな属性つけるなよ……もったいない……


「その呪い付きってのは賢王様しかいないのか?」

「そんなことはありません。他にも呪い付きは多くいますが第4領域以外にはほとんどいないんです。しかも呪いとは本来デメリットですから、なかなか条件に合う人がいないんです」

「その口ぶりからすると賢王様の呪いってのは……」

「極々稀にメリットと思われる呪いも存在するんです。恐らく賢王様の呪いはソレです」


 恐らく?


「賢王様には呪いのデメリットが見られませんから」


 勘かよ……確かめてないのか? しかしドジッ娘メイドなら今でも十分需要があるぞ。


「それじゃココを出たい理由ってのも……」

「ミノタウロスの匂いが嫌いなんです。それにこの魔力混じりの霧も吸い込むと体調崩すんです。これは鬼族(オーガ)の子供に見られる特有の症状なんです、どうすることも出来ません」


 完全に自分の都合でご主人様をココから出したかったのか。酷いメイドもいたもんだ……自分も牛みたいな角を生やしているくせに……同族嫌悪?



---



 とにかくその呪われた賢王様の所へ案内してもらう。

 会ってみなければ変態賢者かどうかも分からないからな。むしろこの子の方がヤバそうだ……頭の具合が……


 しばらく歩いてみるがミノタウロスが出てこなかった、もしかして安全なルートでもあるのか?


「そうじゃありません…しゅこー たぶん…しゅこー おっぱじめたんですよ…しゅこー」

「おっぱ……なに?」

「すぐに解ります…しゅこー 通らなくちゃならないし…しゅこー」


 しばらくすると、牛共の鳴き声と例の臭いがしてくる。何だこの臭いはミノタウロスドームの時より、濃密な獣臭が漂ってくるぞ?


「この先の…しゅこー くぼ地でです…しゅこー」


 この辺りの霧はかなり薄い遠くまで見渡せる。そして眼下のくぼ地では…………美しい花畑の真ん中でミノタウロスと一匹の牝牛が愛の営みの真っ最中だった。


 oh……なんてもの見せやがるんだ……


 俺は瞬時に琉架の眼を塞ぐ、女神にあんな汚らわしいモノを見せる訳にはいかん。先輩は白の眼を塞いでくれている。流石だ……先輩自身はしっかりガン見しているが、あんなの見て楽しいか? 俺は不愉快極まりない。


「え? なに? どうしたの? 神那?」

「…………なに?」


 琉架と白が疑問の声を上げる。


「すまない、何も聞かずに少しだけ我慢してくれ。頼む……」

「う……えぇ~、聞いちゃダメなの?」

「??」


 本来なら動物専門チャンネルとかでも見られるモノなんだが、この営みはあまりにも醜い、当然描写も無理だ。あんの牛畜生の為に我々の愛と勇気の冒険物語が18禁にされてたまるか! ……我慢してもらおう。


 ミノタウロスは行儀良く一列に並んでいる。何百匹も……まだあんなにいたのか。一体どれだけの時間やり続けるつもりだ? あ、もう終わった。どうやらミノタウロスは相当な早撃ちらしい。フッ、勝ったな。

 …………畜生の営みと比べてオスとしての自信をつけた……なんて虚しい勝利だ……


 次のミノタウロスが牝牛に圧し掛かる。牝牛の方は底なしのビッチらしい。


「アレってさ、あの牝牛を殺せば大繁殖を抑えられるんじゃないのか?」

「私もそう思ったんですが…しゅこー 無駄みたいです…しゅこー 次の日にはどこからともなく…しゅこー 現れるんです…しゅこー もしかしたら…しゅこー ミノタウロスの一匹が…しゅこー 性転換してるのかも…しゅこー しれないですね…しゅこー」


 うぇぇぇ、なんてホモホモしい生命の神秘だ……こんな生き者、絶滅してしまえばいいのに……


「この時間のこの周辺だけ…しゅこー 彼らは紳士になります…しゅこー 静かに通り抜けましょう…しゅこー 襲ってきませんから…しゅこー」


 涎をまき散らしながら、懸命に牝牛に腰振ってるヤツが紳士とか…………俺の中の紳士軍団が「一緒にするな」と怒っているぞ? ……いや、お前らは似たようなものだ。


 そのまま山頂近くまで通り抜ける。琉架と白が説明を求める視線を向けてくる。すまない、世の中には知らなくていい事ってたくさんあるんだ。アレは正に知らなくていいランキングの上位に入る。


 気が付けば日が暮れ始めている。この山の中で野宿するのは自殺行為だぞ、さっきみたいな地下室があればいいんだが、最悪戻るか…………あの営みの花畑をまた通るのか? 冗談じゃない!


「見えてきました…しゅこー あそこです…しゅこー」


 この辺には霧がかかって無い、ミカヅキがマスクを外す。


「ふーーー、ここまでくればミノタウロスはもう来ません。安全域です」

「もしかして、あの霧の結界はミノタウロスの生息域なのか? なんでわざわざあんな広大な範囲を?」

「あそこに近寄らせない為です」


 視線の先には山の頂上、そこにはココに来るまでにも見かけた、崩れた建物跡があるだけ。


「あそこには、この山の地下全体に広がる広大な地下迷宮『ラビリンス』の入り口があるんです」

「それじゃあそこに?」

「はい、賢王ジーク様が居られます」


 ようやく賢王ジーク・エルメライとのご対面だ。



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