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レヴオル・シオン  作者: 群青
第一部 「異世界の章」
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第17話 如月白

 獣衆王国(ガブランド) 王都


 時刻は深夜12時を回った所だ、王城の一室に3人の人族(ヒウマ)と1人の獣人族(ビスト)白狐(ハクコ)の少女がいる。

 これから行われるのは一種の面接だが、俺は説得のつもりだ。


「つまり、白ちゃんは私たちのギルドに入りたいって事でイイの?」

「……ハイ」

「やった~! 新メンバー!! 目標人数まであと一人♪」


 先輩が小躍りしている、この人は歳上なのに落ち着きが無さ過ぎる。


「先輩、落ち着いて下さい。まだ決めてませんから」

「え!? 何で!? 我々『D.E.M.』は常時メンバー募集中だよ? 神那クンの大好きな美少女メンバーだよ? 拒否る理由無いじゃん!?」


 確かに美少女は大好きだが、なにげに人の評判を落とさないで下さい。……てか、問題はソコじゃないんですよ……


「先輩は面接もしないで、いきなりバイトを雇うんですか?」

「あ……そうね、自分が気に入れば即決しちゃうかもしれない……」


 最初は先輩にギルマス押し付けようと思ったけど、俺がやっといて良かった……


「そっか……仲間にするにしても、実力が分からなければ決められないよね」


 琉架も納得した様子だ。しかし、ソコでもないんだよ、この問題の本質は……

 この問題の本質……責任の所在だ。


 彼女は天涯孤独の身になった、もし『D.E.M.』に加入すればギルマスの俺が身元引受人ってことになる。

 一人の人間の責任を負う……自分の行動の責任すら取れないだろう俺にそんなこと出来るわけがない。何をすればいいのかまったく分からない。

 ゲームや漫画なら両親不在の家で血の繋がらない妹と二人暮らし、そんな健全な青少年なら誰もが憧れるヌルいシチュエーションじゃない。

 給料だって払わなければならない、怪我や病気になったら病院だ、病院ってドコにあるの? この世界では未成年の教育ってどうなってる? 何か犯罪に巻き込まれたら? 命を落としたら?

 そして何より、俺達は魔王を討伐したらデクス世界に還るんだ。そうなった時、改めて独りぼっちにしろってのか? 出来る事なら俺だってお持ち帰りしたいよ、この子可愛いし。

 俺としては仲間は年上の美人のお姉さんが良かった。巨乳ならなおよし。最悪、男でも構わなかったがサブリーダーとかが出来る才覚が欲しかったのは事実だ。


「それでは改めまして、お名前、年齢、志望動機をお話下さい」


 先輩が勝手に話を進めてる……まぁイイ、確かに志望動機ぐらいは聞いておくべきだな。


「名前は如月白……歳は……先月10歳になった……」


 妹の一つ下か……無性に「おに~ちゃん」と呼ばせたくなってきた……


「目的は……復讐……」

「…………」「…………」「…………」


 わかってはいたが、ハッキリ宣言されるとショックを受ける。あの脳天気な妹より年下なのにここまで考えていることに……


「あのね……復讐は……えーと……」

「あの……えっと……その……」


 琉架も先輩も何も言えないようだ。当然だ、白がどんな目にあったのか俺達は知っているのだから、迂闊なことは言えない。


 ちなみに俺は復讐肯定派だ。

 よく漫画で「復讐は何も生み出さない」とか「殺された人は復讐なんて望んでいない」みたいなセリフを見かける、大体主人公側のセリフだ。

 そんなことは無い、スッキリできる、初志貫徹できる、たとえ後で後悔しても復讐が生きる望みになる事だってある。

 確かに死者は復讐なんか望んでないだろう、だが復讐するなと言ってるわけでもない。

 復讐も葬式も墓も、全て生き残った人の為のものだ。死者の気持ちなんて考えなくてイイ、どうせ殺された人は自分が殺された後に何も思ってなどいないのだからな。

 まして今回の復讐対象は魔王だ。放っておけば同じ悲劇を繰り返すかもしれない……という大義名分も立つ。


 と、本来なら背中を押したいところだが、これは無責任な他人ごとの場合に限る。その復讐が自分に関わってくるなら話は別だ。


「白……覚悟は有るのか?」


 白は無言で首を縦に振った。聞くまでもなかったな……


「分かっているとは思うが、俺達が倒すのは第11魔王であって、第8魔王じゃないぞ?」

「それも……わかってる……」


「いいの? 神那……」


 勿論よくない、が、『D.E.M.』に入るのが最も魔王を倒せる可能性が高いだろう。さらに我々は新たな仲間を求めていてる。美少女の仲間……欲しくない訳が無い。しかし復讐願望のある少女を仲間に迎えるには彼女の持つ業……カルマって言うのか? それを一緒に抱え込む器が必要だ。

 器の小ささに定評のある俺にそんなものを求められても困る。

 あと何か一つ、なにか一押ししてくれれば……例えば俺の事が好き、とか、そこまで言われれば俺も男だ。連れて帰ってハーレム要員の一人として大事に育てるのだが……


「私……恩恵がある……きっとお邪魔にはならない……です」


 ん? 恩恵? ………………!!


「ギフトユーザーなのか!?」

「ぎふと? 恩恵所持者です。昔から狐族は白狐(ハクコ)を『真理を記す者』として敬ってきた……数百年に一度現れる白狐(ハクコ)は皆……共通の恩恵を所持していた」


 恩恵所持者……いや呼び方はどうでもいい、しかし強力なギフト持ちなら魔王討伐時に大きな力になる。


「それはどういった能力なの?」


 琉架が当然の疑問を口にする。確かに『真理を記す者』じゃよく分からん。


「『目口物言(ディープ・サイト)』この力で相手の目を見る……求めている真実を一つ得る事が出来る」


 説明が分かり辛い……つまりどういう事だ? その能力を使えば相手のギフト能力や弱点、要するにステータスが分かるっとことか? もしそうなら、とんでもないチート能力だぞ!


「白、その恩恵、テストさせてもらってイイか?」

「はい……どうぞ……」

「じゃあ、俺にその恩恵を使って、たった一言でその能力が本物であると信じさせる言葉を見つけてみろ。どんな言葉でもいいぞ」

「一言で信じさせる言葉……それは……おにーさん以外は知り得ない事……って意味?」

「あぁ、その認識で間違ってない」

「わかり……ました。やってみる……」



目口物言(ディープ・サイト)



 白の目が猫のような縦長の瞳孔に変わった。狐って確かイヌ科だったよな? なのに猫目……スバラシイ。


「ふぅ……分かりました」

「じゃあ俺を一言で信じさせてみろ」

「はい……えっと、二つ名というか称号というか……変な言葉が浮かんできた……ですが…………言っていいのか……」

「ん? なんだ?」


「えっと……“幼女キラー”って……」


 こ…コイツは!! ほ……本物だーーーーー!?!!


「なに? 幼女キラー?」

「神那…………」


 先輩はナニソレ?って眼で見ていて、琉架は残念なものを見る眼をしている。

 な……なんて恐ろしい能力なんだ……


「じゃあ、次は先輩で……」

「えぇ!? 私!? なんで!!」


 そうだ、これは何かの間違いかもしれない。ここは更なる犠牲者……もと言いテストを重ねるんだ。


「これは弱点?……なんでしょうか……“パット入り”?」

「ぎゃぁぁぁーーーーー!!!!」


 ほほぅ、アレは偽乳だったのか……確かに体の割には立派なものをお持ちだと思ってはいたが、これは純粋な青少年に対する裏切り行為だ。しかし本人に対しても、もの凄い弱点だったようだ、先輩は倒れ付し時折ピクピク動いている。


「最後は琉架で……」

「ふぇ! 私も?」


 穢れを知らない俺の女神の真理と言えば……


「これはきっと称号……“女神”です」

「ひぅ!?///」


 間違いない、彼女の力は本物だ。何故か暴露大会になってしまったがパットの事に触れなければ、先輩も幼女キラーの事はスルーしてくれるだろう。


「あの……」


 白が不安げな表情で見てくる。しかしこれで合点がいった。あの時彼女が殺されずに追われていたのも、第8魔王が白狐(ハクコ)の恩恵を知っていたのかもしれない。

 彼女を囲い込めば新たな課題が生まれるだろうけど、それ以上の恩恵が文字通り得られるだろう。ならば……


「わかった。白、今日から仲間だ」


 握手を交わす。白が初めて笑顔を見せてくれた、やはり女の子は笑っている顔の方がカワイイ。これからは家族を失ったばかりの彼女の心のケアも同時に進めて行こう。



---



 翌日、仕事も終わったしとっとと帰る。その前にライオンキングに話を聞きに行く。後ろを歩いている先輩が白に何か話している。


「私たちの仲間になるのに一つ条件……と言うよりお願いがあるの。昨日のあの恩恵を私たちギルドメンバーに使わないで、え~と不和の原因に成り兼ねないからね……本当にお願いします」


 余程知られたくない秘密でもあるのか……先輩はかなり下手でお願いしている。もっとも俺も同じことを話すつもりだった。もし俺が琉架を女神として崇拝していることが本人に知れれば、変なものを見る目をされるに違いない。

 やはり、秘密は秘密であるうちが花だ。仲間が内面にどんなバケモノを飼っていようともそれには触れず、敵の心の弱い部分を抉り出して床に叩きつけ、タバスコを掛けてその上でタップダンスを踊るんだ。

 やるなら徹底的に……




 ― 謁見の間 ―


「お……おはよう、いい朝ね……ですわね」

「おぉ、お前らか、昨日はよく眠れたか?」


 王様がフレンドリーに話しかけてくる。そしてオルフェイリアが王座に座りながらぎこちなく話しかけた。


「なんか……椅子が大きいのか、オルフェイリアが小さいのか……」

「お……お父様用に作られたものだから仕方ないのよ!」


 そうか、宣言通り後継者としての教育をさっそく始めたのか。お淑やかなオルフェイリアは想像できないが、期待しておこう。願い事もあと一つ残っているからな。

 ちなみに朝一で起こしに来たおっさんに言伝を頼んだ一つ目の願い事が同盟。二つ目で白を『D.E.M.』に迎え入れることを納得させた、一応未成年の国民だからな。

 ライオンキングは二つ返事で了承したらしいが、オルフェイリアは複雑な顔をしてたらしい。お前には初めから拒否権が無いのだから思い悩むだけ無駄だぞ?


「それでお前たちはウォーリアス・アンダー・ザ・ワールドの事を聞きたいんだったな?」

「えぇ、自分たちは人に有害な魔王の情報を集めてます」

「そうだな……大空洞の支配者、炭鉱族(ドワーフ)出身、侵略バカ、ここら辺は知っておるな?」


 侵略バカは初耳だが自分を真っ二つにした相手だ、多少の恨み節が入るのも当然だろう。


「身長はお前と同じ位かな? ただし縮尺がおかしい、4~5等身程で横に広い体型。ハッキリ言って醜い生き物だ」


 えらく辛口だな。


「パワーはワシよりも上、真っ黒な斧を持つ。分からんのはあの攻撃力、一振りでクレーターを作り出す規模の攻撃をしてくる。お前が昨日見せたレベルの攻撃を…だ」


 あのレベルの攻撃か……いやいや、相手は魔王。ウィンリーだってあれくらい出来そうだったからな。


「そしてこちらの攻撃は一つも届かなかった。アイツの体に触れることも出来んかった。何かのギフトだったのだろうが、攻撃も防御も完璧に強化する能力……ハッキリ言って謎だ! 全くわからん!」


 話を聞けば聞くほど、戦いたく無くなる。しかしこいつは第12領域(トゥエルヴ)にも侵略してくる、海を挟んでいるから頻度は低いみたいだが……

 やはり俺たちは第11魔王を倒したらさっさと帰るべきだな。情報を集めておけばいつかは役に立つだろう、その情報を使うのが自分でない事を祈るばかりだ。


「どうだ? あまり役に立たんかっただろ? 2000年以上の因縁があっても魔王の事はよく分かっておらんのだ、だからお前たちも何か魔王の情報を得たら知らせてくれ」


 情報の共有、同盟の第一歩だな……でもウィンリーの情報は渡せない、「魔王は本当は可愛い」なんて情報貰ったって困るだろ?


「いえ……大変役に立ちました。ありがとうございます」

「もう帰るそうだが、いつでも来いよ。お前たちなら歓迎するぞ。第三夫人の結婚式の話もその時しよう」


 え? 覚えてるの? 酔っ払いの戯言だろ? そんなこと言われると、俺本気で目指しちゃうよ? “ハーレム(キング)”を……


「おとーさま!! 謁見の間で酒の席の冗談話を出さないで下さい!!」

「がっはっはっ!! 照れるな! 照れるな!」


 おい! やめろ!! 頬を赤らめたテレ顔をするな! 今まで生意気だったオルフェイリアが急に可愛く思えてきた。くそぅ! 俺はなんて単純なんだ……やはりこの国には極力近づかない方が良さそうだ。


「古来街道大要塞まではダルストンに送らせよう。気を付けて帰れよ」

「その……色々助かったわ、あ……ありがとう。また……顔見せに来なさいよね」


 なんだよ……デレッデレじゃないか……俺はどこで道を誤ったんだ?


 こうして俺たちは新たな仲間を得て獣衆王国(ガブランド)を後にした……


---


「おう小僧! もう二度と来るなよ!」


 言ったのはダルストンだ、ライオンキングとは器の大きさが違うな。なんて小さい男だ。それに言われなくても簡単に来れる場所じゃない、海越えは俺にとって命がけだからな。


「それじゃ、ダルストンさん色々お世話になりました」

「おう嬢ちゃんたちはいつでも遊びに来いよ、歓迎するぞ。それと、白の事を宜しく頼む」


 やはりそうか、こいつはロリコンだ。十代前半の少女にだけ優しい。何故か一瞬親近感が湧いた、気のせいだ俺はロリコンではないからな。



 来る時は大急ぎだった古来街道をゆっくり戻る。新メンバーの白がいきなり役に立ってくれた。馬車を操れるのが彼女だけだったのだ……正直、操獣スキルのことは完全に忘れていたので助かった。

 馬車の上から観察してみたが、白は先輩があまり得意ではないようだ。狸族とは仲が悪いのか? しかし先輩の明るさはこのギルドに結構重要な要素だ。しばらく経っても馴染めないようなら何か対策を取らねば……


 日が暮れるころには宿営地に到着する。ここから城塞都市ラドンまでの道のりは魔物が大量に出現するためしっかり休むことにする。

 そしてとうとう擬態を解除しなければならない時が来る。ロップイヤー琉架とはここでお別れだ。最後にみんなで記念撮影をしようと提案する。案の定先輩が渋ったが、琉架が乗り気だったのでそのまま押し切る。悪いな先輩……俺はどうしてもロップイヤー琉架をカメラに収めておきたいんだ。


 お宝写真ゲットだぜ!! 決してエロい意味ではない。


 およそ10日ぶりに元の姿に戻る、琉架を馬車の後ろに連れ込みケツの部分の破れているズボンを直してもらう、その姿は我ながらとても情けないものだった。


「そんなに落ち込まないで! 神那のシッポ、凄いモフモフで気持ちよかったから!」


 慰めのポイントが若干ずれている……が、少しでも琉架が楽しめたなら、惨めな姿を晒した甲斐があったというものだ。それを心の慰めに使うか……



 翌朝、城塞都市ラドンへ向けて出発。

 予想に反して魔物が全く出ない。来る時はあんなに大量に湧いて出たのに……ここはあのセリフの出番だな。


「ナニか……いるな……」

「きっと禁忌種がいる……だから動物も魔物も逃げ出してしまった……」


 今回は白が同意して補足説明までしてきた。やはり俺は主人公力が足りない、もっと精進せねば……


 そして10分もしないうちに白の説が証明された。5メートルはある赤くてデカイ猪「レッドボア」が現れた。しかし前に見た奴とはどこか違う……


赤炎猪(フレイムレッドボア)……です……かなり珍しい」

赤炎猪(フレイムレッドボア)?」

「敵を認識すると燃え上がる猪……アイツは発見次第、殺さなければならない……危険種」

「燃え上がるってアレか? 腹ペコの旅人に自らの身体を差し出し供物とするみたいな?」

赤炎猪(フレイムレッドボア)耐火(レジスト・ファイア)率……100%らしい……炎は一切効かない」


 倒しても、焼いて食う事もできないイノシシとか……しかし耐火率100%の毛皮は使い道がありそうだ。きっと高く売れるぞ。仕方ないやるか……


「……ここは私が……」

「ハイ! 私も仕事します!」


 名乗りを上げたのは白と先輩だ、白は自分の実力を示したいのだろう、先輩は今回ほとんど働いてなかったからだろう。


「わかった。危ないと思ったら直ぐに割って入るから好きにやってみて」


 そう言って警戒していたが全く必要なかった。


 猪がこちらを認識して身体から炎を上げた、その一番最初の巨大な炎に紛れて先輩が近づき顎の下にある弱点の火炎袋にアイスナイフを突き立てた。その時点で勝負はついた。

 炎を封じられ、既に虫の息だった赤炎猪は簡単に倒された。

 禁忌種ってことはAランク以上の魔物だろ? それをこうも簡単に倒せるとは……白のギフトはやはりチートだ。所見の相手でも弱点がわかる、攻略本を見ながら戦うようなものだ。

 しかもゲームと違ってHPゲージなど存在しない現実では、急所を突けば一撃死を狙えるのだ、例え相手がボスキャラでも……


「あの……どうだった……ですか?」


 どうもこうもない、この子、狙われるぞ……改めてギフトユーザーの心得ってやつを教えておこう。


「私は? 私は? わたし、どうだった?」

「先輩は……なんでもいいから遠距離攻撃を使えるようになった方がいいですね」

「…………予想外にまともなアドバイスが来たよ」


 ここでまたしても、白、大活躍。

 魔物素材の剥ぎ取りスキルが超便利! 俺たちが吐き気を堪えながらノロノロやっていたら白があっという間に終わらせてくれた。

 我ら『D.E.M.』にとって、白はどんどん欠かせない存在になっていく。


 そうか、今までメンバーには戦闘能力ばかり求めていたけど、裏方仕事ができる人材は重要だったんだな。これからはその辺も考慮して考えよう。このままでは白の負担が増えすぎる、白依存症になってしまうからな。


 結局、白に魔物処理をすべてやってもらってラドンへの移動を再開した。



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