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バレンタイン特別SS

1日遅くなってしまいましたがバレンタインSSです。本当はバレンタイン当日である昨日投稿できたらよかったんですが、間に合いませんでした…(>_<)

セシルとランス、二人の甘甘な様子をぜひご覧ください。

 今日はバレンタイン。ランス様は朝から白龍使いの騎士団本部に呼ばれて出掛けている。


 ランス様のいない今こそチョコを作るチャンス!昨日のうちに材料をこっそり仕入れておいてよかった~。


 ランス様は甘いのが好きと言っていたので、定番の生チョコとチョコレートマシュマロを作ろう。


「あらあら、セシル様チョコ作りですか?何かお手伝いすることがあれば言ってくださいね」


 メイドのジェシカが嬉しそうに言ってくれる。


「ありがとう。でもせっかくだから一人で頑張ってみる」


 そう返事をすると、ジェシカはうんうんとこれまた嬉しそうに微笑んだ。


「きっとランス様もセシル様がお一人で端正込めて作ったチョコの方が喜びます」



 よーし、それじゃさっそく生チョコ作りの開始!


 チョコレートは細かく刻んでボウルに入れておいて、生クリームを鍋に入れたら中火にかけ沸騰直前まで温める。

 刻んだチョコレートを入れたボウルに、温めた生クリームを一気に注いだら湯気が無くなるまで少し待って、チョコレートがなめらかなクリーム状になるまでしっかり混ぜる。

 混ぜ終わったらオーブンシートをひいておいた容器に入れて、表面を平らにして冷凍庫で1時間。

 冷えたら温めた包丁でちょうどよい大きさにカット。茶こしでココアをふりかけてラッピングしたら完成!


 一個ためしに食べてみると……うん、うまくできた!



 温めた生クリームと混ぜたクリーム状のチョコレートが余ったら、スプーンでマシュマロの上からかけて同じく冷やしたら簡単チョコレートマシュマロのできあがり。


 どちらもラッピングしてあとはランス様に渡すだけだ。




「ただいま戻ったよ」


 夕方になり、ランス様が帰ってきた!


「お、お帰りなさい!」

「……なんだか甘くていい匂いがするね」


 ランス様が私の側で鼻をスンスンしてくる。間近にまで迫って首もとにもスンスンしてくるからなんだかこそばゆい。絶対わざとだ。


「くすぐったいです。あの、今日はバレンタインなので……あとで食べてください」


 そう言ってラッピングしたチョコを手渡すと、ランス様はすごく嬉しそうに笑って受け取ってくれた。


「もしかして手作りしてくれたの?嬉しいよ!早く食べたいな、部屋に戻って支度を整えたら食べてもいい?」



 あっという間に支度を整えてランス様はチョコを手に取った。


「生チョコにチョコレートマシュマロだ。どちらも美味しそうだね。いただきます」


 ひとつ手にとって口に頬張ると、ランス様は味を噛み締めるようにして口をゆっくり動かすとまた嬉しそうに笑った。


「とっても美味しいよ、セシルも一緒に食べよう」


「えっ、ダメです、これはランス様のために作ったんですから」


 わたわたと手を振るとランス様は眉をしかめたけれど、すぐに目を輝かせた。なんだろう?


「はい、あーん」


 ランス様がチョコをひとつ持って私の口に向けてくる。それってズルいですよ!


「……あ、あーん」


 口を開けるとチョコを放り込まれた。口の中いっぱいに甘さが広がっていく。


「美味しいだろ?これを独り占めするなんて俺にはできないよ」


 ニコニコと嬉しそうに笑うランス様。ランス様ってば本当にお優しい、そう思っていたら……。


「そうだ、いいこと思いついた」


 そう言ってランス様が突然私の頭の後ろに手を当てて、そのまま口づけてきた!


 驚いて思わず口がうっすら開いてしまうと、ランス様の舌が口の中に入ってきて残っていたチョコをかすめとっていく。


「……んっ」


 唇まで舐められてしまった。


「甘いね、とても」


 フフッと笑うランス様の顔はいつも以上にかっこよくて色気があってクラクラしてしまう。


「もうひとつ一緒に食べようか?」


 そう言ってランス様は自分の口にチョコを放り込んで、また私に口づけた。




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