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この連載作品は未完結のまま約2年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

腹ぺこお嬢様の飯使い ~隣の部屋のお嬢様にご飯を振舞ったら懐かれた件~

作者:味のないお茶
「お腹が空きました。何か食べさせてください」

春休みの最終日。俺、海野凛太郎(うみのりんたろう)の部屋に同年代くらいの一人の女が腹を空かせてやって来た。

そいつの名前は美凪優花(みなぎゆうか)
今日。マンションの隣の部屋に母親と一緒に引っ越して来た奴だった。

「なんで初対面の人間に飯を振る舞わなきゃなんねぇんだよ?」

そう言う俺に、

「先程お母さんに言ったそうですね。『何か困り事があったら言ってください。隣人同士、助け合いで行きましょう』と」

と笑顔で言い返して来た。

「まさか、その言葉を言って数時間でこんな事になるとは思いもしなかったわ……」

「ふふーん。こんな美少女にご飯を振る舞えるのです。光栄に思ってくださ……」

パタン

俺は玄関の扉を閉めた。

すると直ぐに

バンバンバン!!!!

と扉を叩く音

『ごめんなさい!!嘘です!!お腹ぺこぺこなんです!!助けてください!!隣人さん!!』

そんな声が扉を突きぬけて聞こえて来る。

はぁ……勘弁してくれよ……
近所の人に誤解されるだろ……

俺はため息をつきながら玄関を開ける。

そう。これが俺と彼女のファーストコンタクト。

腹ぺこお嬢様の飯使いになった瞬間だった。


第二章完結しました。


本作品はカクヨム様でも掲載されております。

第二回新人発掘コンテストの最終選考に進出しました。
落選しました。

第七回キネノベ大賞二次選考を通過しました。

応援ありがとうございます。
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エピソード 101 ~ 117 を表示中
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