表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/13

サイクロプス

「ゴア゛アァァァアァアア!」


「うるっせぇな!」

 とりあえず、左手でまっすぐ殴ってきたからその左に避けてその左を殴る。


「硬ってぇ!」


硬かったが、相手のほうにもダメージは入っているようだ。もっと集中しろ!


「集中するんだ!」


両手を合わして振り下ろしてきたから、踏み込んで鳩尾であろう所を殴る。


殴ったら青い炎が出た。


「おわ!何だ!?」


一瞬の困惑の後、蹴られた。


「いってぇな!」


「それを痛いですんでる時点でおかしいですよ」

とどこからか聞こえた気がする。でも、今の攻撃は相手にも攻撃が通じたからもう少しいけるか?


*そこからは別の意味で酷かった。殴っては殴られて蹴っては蹴られてをずっと続けていた


がそこまで酷い怪我をしてはいなかった。


「何でそこまでして戦うんだよ!」


勇者が何か言ってくる。


「だから、さっきも言っただろ。俺は、俺の正義のために戦うんだよ!」


*竜牙の体から魔力が放出される。その魔力は蒼い炎に変わってそれは今度は龍の形になる。


「俺は!俺の信じる物のために戦う俺は負けられねぇ!」


*そう言った竜牙は思いっきり床を蹴った。思いっきりサイクロプスにめがけて蹴りにいく、その足には相当の魔力がこめられていた。しかし、サイクロプスも危険な物だと無意識のうちに理解したのか防御を取った。しかし竜牙は止まらない。


「オオオオオオオオオォォォォオォォォオオオオ!!」


*竜牙は雄たけびを上げる。防御を取ったサイクロプスが防御している左手に竜牙の右足が届いた。ミシミシと骨に負荷がかかっている音が聞こえる。どちらのかは分からない。だが、竜牙は一瞬だけ足を軽くまげて再び元に戻した。

「オリャァアア!!」


*蹴りぬけた。その後を蒼い龍が後を追っていった。


「あ?なんだありゃ?」


*さすが筋肉馬鹿自分が出現させた龍の存在にすら気づいていなかった様子であった。が、龍はサイクロプスを口に咥えたまま迷宮の天井近くまで上っていっていた。次の瞬間である。かなりの光を発して消えた。


*しばらくすると、サイクロプスの頭が落ちてきた。


「おわ!あっぶねぇ」


あれ?俺の着てた上着は?無くなってるんだが?それに手につけていた籠手は?どっかいっちまった。


「あれを倒してしまうとは」


エミル団長が話しかけてきた。


「それでは脱出しますか」


「あ、あぁ、そうだな!」


そこで行こうとしたらエミル団長がボソッと「後で話があります」




俺たちは怪我はあった物の無事に脱出することができた。

(*簡単に補足です。龍は東洋のドラゴン竜は西洋のドラゴンを表していきます)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ