夜のはなし
夜。俺は筋トレを自分の部屋でしていた。
コンコン
「あ?誰だ?」
「私ですよ」
ドアを開けるとエミル団長がいた。
「何でアンタがくるんだよ」
「私じゃ問題でも?」
「とりあえず、中に入るか、場所かえるでもいいからさっさとしようぜ。」
「君の部屋がとりあえず良いでしょう」
そうして部屋に入っていった。中にある椅子についた。
「昼間話してくれた話のことなんだけどね、絶対に他の人に話してはいけない。」
「そりゃ、なんとなく分かってる」
「それは、良かった。君みたいな人間は脳筋だからね」
「おい!俺が馬鹿みたいじゃねぇか!」
「え?そう言っているのですよ」
完全に遊んでやがる。
「それでは、あなたが聞いたらしい話のことなのですが、おそらく王と姫様の物で間違いはないと思われます。」
そこはいい気がするが、あの呪いだとか物騒な言葉が出てきたが、そんな物を誰にするんだ?
「おそらくですが、あなたの奇妙な感覚は呪いのものでしょう。となれば、勇者たちということでしょう。あなたみたいな物がなぜかいたのでやった・・・・というわけではないと思われます。あなたは、予定通りと聞いたのでしょう?」
「聞いた」
「となれば、これまでのことは予定されてきたものだというのが分かるでしょう。どういう理由かは分かりませんが、あまり良い物ではないでしょう。」
「じゃあどうすりゃあいいんだよ」
「様子を見るしかありませんけど、とりあえずは私があなたに会う目的はあるので問題はありませんが危険なのは変わらないということだけです。一つ、あなたはどうしたいのですか?」
「?・・・・・俺か・・・・俺は、俺の正義を貫きたいだけだ」
「あなたの正義ですか?それはどういうものですか?」
その話などをしてその日の活動を終了した。