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別れ?と出会い?

「はい、終わったよ」


「おう」


俺はユミルからマジックバッグを受け取る。


「だいたいねぇ。家一軒ぐらいの物にになったからねぇ」


意外と大きくなるものなんだな。


「君やっぱりここに残らないかねぇ?」


「断る」


「そうかい、そこの扉の先がボス部屋だからねぇ」


意外と親切なヤツなきがしてきた。


「おう、ありがとう」


「あ、後君に一つ良い事を教えてあげよう。」


「あ、なんだよ」


「君、何か雑じってるよ。人下いい以外の何かが」


何を言ってんだ?コイツ


「ま、言いたいことはそれだけだからねぇ」


「おい!」


「何だねぇ?」


「誰かに迷惑かけんなよ」


「そうかい?ならこれからは君だけに迷惑をかけようかねぇ?」


「おい、止めろ」


*そういいながらユミルは去ろうとする。


「またな」


*竜牙からしてみれば何気ない一言だった。


「じゃあ、私からもまた会おうねぇ」


*そう言ってユミルはどっかにいってしまった。


なんだったんだろうな、あいつ


「まったく、じゃ、体力も回復したし行くか!」


俺は扉を開けた。そこにいたのは赤いスライムだった。


「スライム?」


スライムはこちらに気づいたのか攻撃をしてきた。


「あっぶねぇ!」


何回いったか分からない台詞またはく。でも、殴る。そうするとスライムは散っていった。


「あ?なんか最近見たような光景だな。」


*しかし、その後ろに巨大な塊が出来上がっていた。


「ん?なんか暗くねぇか?」


*竜牙は一瞬気づくのが遅れた。


「いってぇ!てめぇ何すんだよ!」


*怒りに任して殴る。蒼い炎が出る。しかし、その炎がどこかに消えてしまった。


「うそ~ん」


何!?コイツ俺の炎を食ったのか?だったら


「満足するまで食わせてやるよ」


*しかし、スライムもそれは許さないのか先ほど食った蒼い炎を出してきた。


「おい!それ俺のだぞ!」


たく、俺の出した物だけじゃなくて、水とか雷とかいろいろ出してくる。あいつのほうが火だけだったから数はともかくやさしかったぞ!?


「だったら、コイツでも食らっとけ!」


*いつもの蒼い龍を出す。

・・・・・・・・・・・・・・・・しかし、それすら食らった。


「はぁあ!?」


*それだけでない。その蒼い龍を〝紅い龍〟として返してきたのだ。


「ふざっけんじゃねぇ!!」


*蒼い龍を再度出現させて迎撃する。紅と蒼の龍は互いに絡み合って攻撃しあう、しかしオリジナルのほうが勝ったのか紅い龍は消えた。その間も竜牙とスライムは戦闘を続けている。


「おわぁ!あっぶねぇ・・・・何だよ今度は溶かそうってか?だったら燃やし尽くしてやる!」


*魔力を相当消費したであろう龍に更に追加の魔力が注がれていく、龍はその熱量と大きさが増していった。


「ダアァアァアアアア!!」


これでも食らっとけええええええええ!!


*スライムも迎撃しようとしたのかそれもむなしく終わり、今度は食らい尽くそうとしたのかそれも無駄に終わって、ほとんどがはじけ飛んでしまっていた。


「アアアァァァァアアアア!終わったああああああ」


*竜牙はドサッと倒れこむ。相当の魔力を消費したのであった。


*そこに一つ近づいてくる紅い物があった・・・・・・・・・先ほどのスライムだった。


「おい、まだやる気かよ!?」


*しかし、そんな様子はスライムに見れない。


「何がしてぇんだよ?」


訳がわからん。でも何かして欲しそうにだけは見えるけどよく分からねぇ。だが、俺の右腕に近づいてきてる。


「なんだ?右手でも出せばいいのか?」


なんとなくだが出せといってる気がする。さっきまで戦ってた相手にだ。本当にわけがわからねぇが、別に不都合はねぇだろう。・・・・・・たぶん。


*さすが脳筋、不安要素しかない。


*竜牙の右手とスライムが触れ合った瞬間、竜牙のなかに魔力が入ってきた。それと同時に謎の感情のような物が入ってくるようになった。


「は!?何だこれ?・・・・・お前の考えてることか?」


*蒼色になったスライムはまるでうなずくように返してきた。その内容は、『竜牙についていくと言うことだった』


「そうか、それなら名前があったほうが便利だよな!」


どうしようか?何が良い?馬鹿だからなこういうときに頭が足りない。



・・・・・・・・・・・・・・・・空の色みたいだな。


「お前は〝空〟だ。それがお前の名前だ。」


名前をつけられたのがそんなに嬉しいのか少しはねているように見える。


俺の迷宮攻略に新しい仲間が増えた!

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