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四話出会い

改訂中です

これからも頑張ります

「俺の名前は妖刀クロウ、お前は?」


手の中の怪しげな刀が聞いてくる


「黒井零だけど、それよりお前喋れるのか?」


インテリジェンスソードってやつだろうか、いや、刀だからインテリジェンスブレイドってとこか


「ああ喋れるぜ、さっきも言ったが俺はクロウ、よろしくな零」

「あ、ああ、よろしく?」


言い終わると同時にクロウが妖しく輝く


「ここに契約は完了した、これより我は汝の刃となり勇を振るおう」


契約?契約って何だ、そんなもの交わした覚えないぞ、そして物凄く嫌な予感がするぞ


「一体何言ってるんだ、契約なんてみとめないぞ!」


刀がカタカタ鳴っている、嗤っているのか?、ムカつく


「無ー理でーす、一度契約交わしたら死んでも解除出来ませーん、ワタクシ伊達に妖刀じゃありませんから」

「クーリングオフだ!クーリングオフ、喋る刀なんていやだよ」

「まぁまぁそんなにとんがらないで、俺ってこう見えて高性能よ」

「喋ってる時点で大分マイナスなんだよ、下手なセールストークしてんじゃねぇ」

「俺のスペシャルな能力を聞いても同じことが言えるかなー?」


能力?もしかして、斬った相手を呪い殺すとか、一撃で大地を焼き尽くすとか、そうゆうのか?


「俺のスペシャル能力は、、、喋れることだ!!」

「死ね」

「聞けって、喋れるってことはだな、呪文詠唱ができるってことなんだぜ?、お前剣士だろ、呪文使える奴が居れば戦闘はだいぶ楽になるぜー」


うぐっ、た、確かに


「それにさ、一撃で大地を焼き尽くす?、そんな攻撃ダンジョンの中で使える訳ないじゃん、おっかしーぷぷぷ」

「心を読むな!嗤うな!」

「とにかくよ、もう契約しちまった訳だし、おとなしく俺使え」


うーん、正直言ってかなり嫌だ、でも、魔法のバックアップはこの先必要になるかもしれない


「変なことしたら、へし折るからな!」

「おうっ、任しとけ、ヒヒヒ」


ほんとに大丈夫かな?

こうして俺は妖刀クロウを手に入れた




「グルルルウ」


ここは薄暗いダンジョンの通路

目の前には全身を緑の鱗で包まれたリザードマン(蜥蜴人間)が二体いる

リザードマンはよく切れそうなサーベルとか、頑丈そうな盾を持ち、隙なくこちらを伺っている、対して俺はゴブリンから奪った盾と、よく喋るキモイ刀、どうしてこうなった


「いけいけゴーゴー、骨は拾ってやるぞ」

「殺すんじゃねぇ!、ってゆうかお前手ぇないのにどうやって骨拾うんだよ、適当なこと言ってんじゃねぇぞ!」


俺たちががなりあっていると、隙を伺っていたのだろう、二匹が同時に攻撃を仕掛けてきた

ブォン、スッ、ブチ

くそっ一撃は躱したが、もう一撃はかすった、少しだが腕から血が出る


「おいっくそ刀、ボケっとしてないで回復しろ!」

「オーケー任せな、ヒール」


呪文が終わると一匹のリザードマンが光に包まれた、リザードマンは少し元気になった!


「ふざけんなぁぁぁぁぁぁ、誰回復してんだよ、ちゃんとやれよ!」

「悪い悪い、でも、何処か憎めないだろ?」

「憎いよ、お前のおかげで俺死ぬよ!」

「そう簡単には死なねぇよ、ほら、サンダーボルト」


稲妻が走り、リザードマン達は黒焦げになった


「うおっ、やれば出来るじゃん、初めからそうやれよな」

「回復しろって言ったじゃん」

「俺をだよ、誰が敵回復しろっつったよ」

「分かった分かった、ヒール」


俺は光に包まれみるみる傷が回復していく


「ふう、一息つ、、け、、、るな」


あれ?体がフラフラする


「どうした零?」

「なんかフラフラする」

「あー、ひとつ聞きたいんだけどよ、零の魔力ってどの位?」

「え?、たしかGだったと思う」

「完璧魔力切れだな、そのフラフラ、寝ないと取れないぜ」


え?マジで?こんな所で寝るの?ベットは?、っていうか敵来るよね?


「いったん丘のあった部屋に戻ろう、あそこはモンスターがはいってこねえ」

「ベットは?、いや、いい、分かった、帰ろう」


フラフラ、フラフラ


「おいおい大丈夫か?、こんなとこで倒れたらそれでゲームオーバーだぜ」

「なんとか」


俺はフラつく体で丘のある部屋まで行った、この状態で敵と出会っていたら、瞬殺されてたな


「おい、零、あの丘の下に泉があるだろ、その湧き水を飲め」

「いくら綺麗だからって湧き水なんて飲めるか!馬鹿じゃねえの」

「馬鹿はお前さんだ、その水は癒しの妙薬、一口飲めば少しずつ体力魔力が回復する、・・・気がする」

「気がするだけかよ、っていうか今気づいたけど、何でお前が魔法使って俺の魔力が無くなんの?」

「いいからいいから、騙されたと思って飲んでみろや」


だるい体を引きずりながら泉まで行き水を飲んだ、すると体が少し軽くなった気がした


「マジか!これすっげえ」

「まっ、一晩眠れば魔力は回復するからよ、今日はもう寝ちまいな」

「うん!分かった」


俺は瞼を閉じながら、これからの冒険に心を躍らせていた






黒井零Lv6 職業 剣士 称号 ゴブリンキラー 妖刀の契約者 加護 なし


スキル

剣技F


アビリティー

天才 強運 アイテム空間











体力とかは省きました

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