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ギター教室


それでともチンも

ギター持って来るようになった(笑)。



学校で目立つと、コーの奴が誤解するとか僕は

思った。



でも、ともチンがいいならいいか、って

放課後、F組に誰もいなくなってから。


教室の真ん中あたりで

机をどかして。



ふつうのフォーク弦だと

指が痛いだろうと

僕は、絹糸巻の

柔らかい弦を張ってあげた。


それで、チューニングを少し下げて。


それで随分上手に弾けるようになったけど。



手が痛い、って言うから

指みたら、ぽよぽよ(笑)

ちっちゃい手だった。


高いコードが押さえられないって言うから


低音弦を右手でミューと

すればいい、なんて。


いろいろ。


気づくと、誰も教室に入ってこない。



遠慮してたらしい(笑)。


それは、噂になって

ともチンの片想いが壊れなければ

いいなぁ。  


心配した。  




それで、ゆう改め妹子(笑)も

時々、呼んだりすると

賑やかなので、一杯

女の子が寄ってきて(笑)


なぜか、男の子は

誰も来なかった。

たけとしん、以外は。


結局、コーはやっぱり

誤解して

ともチンを、ふしだらな

娘だと思っちゃったらしい。


13歳だもんな(笑)。



それはそれで、

仕方ない。



でも、ともの思いは

変わってなくて。



それでもいつも

「いっしょにかえろーよ」って、甘えた声で言われる。顔はフランス系のスッキリ美人だから、そこが

がく、と

ずっこける(笑)。


でもまあ、夕方ひとりで帰すのも危ない(笑)から

いつも二人でギター下げて帰ると  


誤解されるよね(笑)<a href="http://www.youtube.com/watch?v=6zGLSnZGZts&sns=em">カントリーミュージック</a>っていいね。

って、僕は、ちょっと物真似をして歌ってみた。



「似てるー、本物かと思った」

って、ともチンは嬉しそう。



ギターで歌って、って言うけど

通学路でそれはちょっと(笑)。



「おーるでぃず、詳しいよね」って、とも。


僕は、初めて家の事を

誰かに話した。


ミュージシャンの親戚がいて、どういう訳か

コレクションを託して

どっかに消えた。


それで古いレコードがいっぱい。



ともちんは神妙に聞いてた。


何か、いいたそうだったけど


別れ道。




明日ね、って言って。

たんぼの十字路で、ばいばーい。


ともは片瀬方面、僕は山王。


楽しく一日が終わる。






翌日から、ギター教室は

あの、西階段の屋上になった。




屋上に出られないで

締め切りだから、

誰も来なくて便利。


「なーるほど、ここで」って僕が言うと


ともは、Hな顔で笑った。

「どんな格好だったんだろね」なんて言う(笑)。



ここまで明けっ放しだと、

Hにはならない(笑)。


寝転んだら寒いよ、とか

椅子に座らせたんじゃ、とか(笑)。



そんな話してると、声が

響くから

ゆうや、ひだこーがやってきて(笑)


現場検証(笑)。


ふたりで演技したりしてる

ゆうとひだこー。

椅子に腹ばいにして、後ろからとか

(笑)


「いやーそんなの、後ろなんて。恥ずかしいもん」


なんて言ったりして(笑)


本当にこいつら女の子?(笑)

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