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prologue

どうも、ていん?がー!です!


初めに言っときますとこの小説は息抜き、リフレッシュする用に書いた小説ですができれば見てくださると嬉しいです!


それでは早速どうぞ!


――放射能汚染(radioactive contamination)

 放射性物質の存在によって望まれない場所や物質が汚染されること、もしくはその放射性物質の存在を指す。この放射性物質は非常に低いレベルの放射線さえ生命に危険を及ぼす可能性があり、また、高レベルの汚染は人と環境に大きなリスクを引き起こす可能性がある。1986年4月26日にソビエト連邦(現ウクライナ)で起こったチェルノブイリ原子力発電所事故は死者数700万人(事故発生後から現在まで)を叩き出し、一説では発電所周辺の土地は最低100年以上は生物の住めない死の土地であると言われている。






―――――――――――




 水平線まで広がる海、そこにポツリポツリと浮かぶ大陸。大陸には人類の文化の結晶であるビルなどの建築物が数え切れないほど建っている。


「♪♪」


 このように『一部』だけ見れば至極平凡。特におかしいところなんてない。

 だが『その周り』の光景は違う。


「♪♪♪♪」


 空はまるで虹のように赤、青、黄などバラバラの色彩で染められ

 はるか頭上高くから建築物にぎりぎり触れるまでの高さに無量大数の星がちりばめられ、その間を不気味な顔がついた太陽と月が動きまわっており

 つい先程まで変化のなかった海には亀裂が入り、大陸には子供がクレヨンで書きなぐった落書きのような異形が溢れ出していた。


「♪♪♪♪♪♪」


 突如、空から巨大な手がビルの一つを根元からつかみとり


「♪♪♪♪♪♪♪♪」


 グシャリ、とトマトを潰したような音が辺りに鳴り響く。そこには地面に倒れたビルの残骸と一匹の異形がビルの下敷きとなった光景があった。


「■■■……■■■■■…………」


 異形はヒキガエルよりも酷いおよそこの世のものとは思えない醜悪な呻き声をあげつつも自身にのしかかっているビルから逃れようと足掻く。


「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」


 が、その抵抗も虚しく巨大な手が異形がまだビルに潰されてない部分をつまみとり


ゴリ!ボリリ!!ボギィ!グチャ、ムチャムチャ…………


 手ははるか上空まで浮かびあがり、そこで急に異形を離したと思うと異形の姿は消え去り、代わりに何かを貪り食らう音が聞こえる。


「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪―――――――――――バあァ\(`▽´)/」


 辺りまで鳴っていた咀嚼音がピタリと止まり、その発生源には『それ』が現れた。ひび割れた海の上に座っていた。



 人間と同じ体格だが空を埋め尽くすような途方もないでかさ。

 その巨格にフィットしたパジャマのような服を着ており、先程の異形と同じキャラクターの柄が蠢いている。

 そしてはるか頭上、『それ』の首の上は目がボタンでできたぬいぐるみの熊の顔だった。


「グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ――ペッ」


 『それ』はうがいのような動作をした後、大陸に向かって口の中のものを吐き出す。


「グオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!!」


 ありとあらゆるものを燃やす赤い体色、強靭な牙、頑強な鱗、全てを切り裂く爪、猛々しい翼、見るものを圧倒する眼

 吐き出されたのは長い歴史の中で人々の想像の中で生きていた龍、龍だった。

 龍はすぐさま巨大な翼で飛び立つと炎を吹き出し辺りを焼き尽くす。それを見た『それ』はニヤニヤとほくそえんでいた。

 そしていつのまにか『それ』の手にはスナック菓子、下にはソファーが現れており、バリバリとスナック菓子を食べながらソファーで寝転がっていた。


「ン~ん~ン~☆アあ、タ~のし~イなア~~♪☆」


 『それ』はさながら無邪気な子供のようだった。

書くのすんげ―楽しい!


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