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もしもファンタジー世界の設定をガチで現実的に考察したらどうなるのか…シリーズ  作者: ひととせ そら


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ケース③『大魔導師が火の大魔法を使うと世界的な大惨事に発展する』

平原にて、勇者パーティーと人の兵士たち、

魔王と魔王軍が苛烈な戦いをしていた。


大魔導師「魔王どもめ!これで終わりだ!」

大魔導師が火属性の究極魔法を詠唱し始める。

辺りにいくつもの魔法陣が形成される。


…が、しかし、ここで『質量保存の法則』が適用されると

こんなことが起きる↓

火属性の究極魔法を唱える

⇒半径数キロメートルに及ぶ周囲の大気中から

火を形成するために必要な膨大な量の「酸素>炭素、水素」を

消費(正確には変換)。結果、酸欠になる。

この過程でこの半径数キロメートル内にある植物も組織を破壊されて死滅。

⇒それでも術者が詠唱を続けると、その半径数キロメートルが全て

真空状態に近くなり、その範囲全ての人も生き物も窒息死する(術者も含む)

⇒そして詠唱途中で術者も死亡し、滞留したエネルギーが爆発を起こし、

魔法陣の周囲を蒸発させる。

という、大惨事を引き起こす。


勇者も魔王も植物も全てが窒息と爆発による蒸発で

消滅したこの大事件により、魔法省は後に

『火の範囲魔法は全面的に禁止とする』

というお触れを世界に発令したらしい…。

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