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活動前

夢は語るだけじゃ行けないことに気づいて何年か経って、やっと行動にしました。

深夜テンションで書くと正直なんでもおもろい。


暖房が効いた部屋、少し開いている窓から入ってくるひんやりとした風、大量に陳列された本の匂い、明る過ぎない照明、足音が聞こえるくらいの静けさ、俺は好きだ。そんな俺は、図書室の左奥に仕切り、机が一つ、椅子が四つ備え付けてある4つの小スペースのうち一つの文藝部活動場所で1人本を読んでいる。ここが俺のベストプレイスだ。

その場所が放課後これからは俺1人の場所になる。

ただ、三年生が卒業し、残る部員が新3年生の俺1人だけということだ。

最高だ!ひゃっほー!俺専用個室夢があるな

何やら今日は顧問の先生から話があるとの事で図書準備室に呼び出されているため明日から俺だけのさんくちゅありぃを作ってやろうではないか。

と、いろいろ思いを馳せながら図書準備室の扉の前まで着いた。なんかこういうのって悪いことしてないのに先生が、いる部屋ってだけでなんか悪いことした気になるんだよな怒られるのではと思ってしまう。すごく帰りたい。あー嫌だなすごく憂鬱だ。もしかしたらと壁に貼ってある不在札を確認する。月間という名前にしっかりいるという表示になっている。なんという名前なんだよげっかん?月刊少年かよ。だがここで読み方を間違っては印象が悪いどうしようかと頭を捻りつつ

「はぁ、」

ため息をつきドアをノックする。

コンコンコン、ガチャ

「失礼します。文藝部七曜表(しちようしるし)です。文藝部顧問の先生いらっしゃいますか。」

咄嗟に考えたにしては上出来自己肯定感が上がる

「あー、きたきた。こっちにきてくれるか。」

そういえば、会ったことなかったな。てっきりおばあさんかと思っていた。意外なことに若い女の先生だ。

「声に出ているぞ、私は今年移動してきたんだ、一応始業式で挨拶していたんだがな。、一応、一年の国語の担当をしている。君、七曜くん緊張しているのかな?」

「まあ、」

「私は、堅苦しいのは苦手なんだもっと気軽な感じでいいぞ。ただし、おまえとかタメ口とかあと部活以外とかはちゃんとしてくれ。」

「わかりました。」

「わかってないな、うーん。どうしたものか。よし、じゃあクイズをしようか。さっき、七曜くん私の名前を読み方がわからなくてあんな回りくどい言い方したんだろう。読み方当てクイズをしようか。」

げっ、バレてーら

「おっ、いいなその表情。君は顔に出るタイプなのか。ハッハッハ」

笑ってんじゃねーよ。そして、先生のmでなくsだということがわかってしまった。いらねーよそんな情報。

「それで、先生話っていうのはなんですか?」

「君は真面目だな。その前に私の読み方を」

「もういいですってば、月刊先生」

「違う私はジ◯ンプじゃない」

「先生それもうつっこんでます。」

「君は先生のどこに突っ込んでいるんだ」

「やめてください、僕はボケにつっこんでるだけです。」

「さて、本題に戻そうか」

「一度も本題に触れてないですけど、やっと話してもらえるんですね。」

「私の名前の読み方はなんだと思う?」

「もうそれはいいんだよ!」

「さてと、遊びはこれくらいにして本題に入ろうか。これは君と私の取引なのだが。」

「取引?」

「そう、私は、今こうして文藝部の顧問を語っているが、あと一週間で終わる部活見学ウィークのうちに新規入部生を確保しないとこの部活は廃部になる。」

「なんだって」

夢の俺専用個室が、どちらにしてもなくなるがあの場所に入れなくなったら自分の席と部室以外居場所がほぼなくなり、大して活動しなくても部長及び部活動所属という名目まで無くなってしまう。現在高校三年生の人ならわかってくれるはずだ。

「そう、悲しいだろ自分の居場所と部活動所属がなくなるのは、私はなもしこの部活が廃部になったら運動部の顧問にさせられ週6で部活に顔を出し、大会、練習試合の手続きなど、土日にも駆り出されるという地獄が待っているんだ。だからここは君に頑張って欲しいんだ。わたしは、この暇そうな部活の顧問が良い!私を助けてくれ!」

いっそ清々しいほどだな。しかも、なんて無茶なお願いなんだ。このボッチな俺に人の勧誘などできるはずがない。しかも、一週間。しかし、やる以外ない。俺の場所を守るために。

「先生、俺文藝部やりたいです。」

「そうだよくぞ言ってくれた。諦めたらそこで文藝部終了のお知らせだからな。」

「先生…」

なんか、先生との間で変な友情、師弟愛みたいなものが湧いた気がする。名前まだ知らんけど。

「先生は、何をするんですか。これだと僕だけ頑張ってる感じなんですが?」

こいつ人に任せて何もしない気だったな。

「そ、そうだなわたしがもってるクラスで入部届けを出すのが遅い子がいたら言ってみよう。ほら話は終わりだ勧誘頑張りたまえ。ちなみにポスターを、貼れる場所は、一応取っておいたこのプリントに詳細が書いてあるから確認しておいてくれ。ほら行った行った。」

一応、最低限くらいはしておいてくれてたんだな。さすが大人だ。なんかさっき言ったことは悪かったな撤回しておこう。こう考えるとやれる気がしてきたな。

「ありがとうございます先生。それでは失礼します。」

プリントを受け取り、教室から出た。空は夕日で茜色だった。頭の中でポスターの構想でも練るか。

先生からもらったプリントを読む。

ポスター掲示場所、一階女子トイレ

って掲示しに行けるか!

プリントって響き書いててやばいってなった。

これから、もっと読みやすさ、見やすさ、頑張っていけたらと思ってます。

間違ってる箇所ありましたら報告していただけると幸いです。

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― 新着の感想 ―
とても良いと思いました。続きが気になります。あと部員とかとの関係や主人公のその後が楽しみです。私も小説を書いているので今度読んでみてください。自信は…無いですが。
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