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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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お悩み相談

 留土羅はひかるとの事を小倉先修也に相談してみる事にした。

 「悪いな、忙しい所。」

 「どうしたい?何か重大事件でもあったと?ん?さてはまた女がらみの何かだな?匂って来たぞ?」

 「修也鋭すぎ。そうなんだよ。大事件なんだ。」

 「もったいぶらず教えてくれよ?焦らすのは貴様の十八番だがな。」

 「実はひかる先輩に告白されて俺と付き合う事になったんだ。」

 「マジか?えー!?」

 「だから言ったろ?驚くなって。」

 「俺も修也みたいな反応したんだ。ひかる先輩に告白された時。」

 「そりゃあビックリするべ?ひかる先輩なんてキャリアのエリートだべ?」

 「何だかよく分からないけど、飲み会きっかけらしい。」

 「おいおい。でもひかる先輩美人だし、良いんじゃないか?」

 「好きと言われて気分を害する様な人ではないか。」

 「返事はOKしたんだ?」

 「まぁ、断る理由もないしな。」

 「でお忍びで付き合ってどのくらい?」

 「まだ1ヶ月経ってない。そもそもプライベートと仕事の時の差がありすぎて、困惑している。」

 「それはひかる先輩らしいな。仕事じゃあ鬼だもんな。」

 「でもまだ忙しくてデート出来てないんだよね?食事は頻繁に付き合わされるけど。」

 「いくら忙しくても、毎日ゆっくり顔を合わすのが居酒屋ってのもどうなんだ?」

 「俺は別に良いんだけど、それで長続きするか不安で。」

 「まぁ、毎日コミニケーションとれてるんなら良いんじゃないか?」

 「二人でいても自然と気を使うんだよね。」

 「それは何となく分かる。」

 「会社の先輩と学生の時の先輩って違うからな。」

 「感覚は理解出来る。まぁ、貴様の場合はちひろちゃんとの事もあるしな。」

 「そこを突かれると痛い。」

 「ただ留土羅?今回の相手は下ッパのちひろちゃんとは格が違う。手強いぞ?」

 「いろんな意味で。」

 「でも留土羅のモテっぷりは社内でも有名だぜ?」

 「何も無いのが一番だと思っているんだけどな。」

 「贅沢な悩みだな。」

 「でも毎日楽しいよ?」

 「恋の力だな。」

 「知った様な台詞が憎たらしいな。この野郎。」

 「そう言う意味じゃないさ。まぁ、修也も頑張れ!」

 「お一人様はお一人様なりに頑張ってるよ(笑)」

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