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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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運命的な出会いに感謝

 「水菜美は将来に不安とかなさそうだけど、そうなのかなぁ?」

 「不安が無いんじゃなくて、何も考えてないだけだと思うけど?」

 「いいよな。夢がしっかりある奴はさ。そこまでの道程も分かっている訳だし。」

 「未来なんて、不安だらけで当たり前でしょ?だから考えても仕方ないじゃない?」

 「これから俺達がどうなるかなんて分からないんだから、確かにね。」

 「人生ってさ、未来を作る旅みたいなものだよね?」

 「良い考え方だな。過去はその足跡みたいなものだね。」

 「私の考え方はあまり良くないとは思うけど、そうなっちゃうんだよね。」

 「高校卒業した位で何が分かるって言われそうだけどな。」

 「そうかもね。18年生きた位で人生の何が分かるんだよ?って。」

 「でもこう言う事にしっかり向き合えるのって今だけなんだよな。」

 「確かに大学を出たら社会人になって定年まで勤めたらもう60歳だもんね。」

 「余生をいくばくか残して結婚も未来も無いわな。」

 「孫がいてもおかしくはない年齢だね?」

 「だから今出来る事を全力で取り組むべし。」

 「それは私も同感。just do it ってやつだよね?」

 「まだ水菜美と知り合って2年位だけど、俺は会えて良かった。」

 「どこで誰と巡り会うかなんて予想出来ないよ。」

 「運という力も中々馬鹿にできないものだな。」

 「これからもこの美しい夜景を一緒に見る事が出来ると良いね。」

 「そうだね。そう出来る様に、努力するよ。」

 「高校生活もあとは卒業式だけだね?」

 「早いよな。あっという間の3年間だったよ。」

 「皆この3年間で少しずつ変わって行ったんだね。」

 「まぁ、成長しない奴はいないだろう。」

 「それはそうだけど、きっと私達の知らない何かが変わっているんだよ。」

 「誰しもが通る道なんだろうけど。」

 「人は人。比べてばかりは駄目よ。」

 「よく人の事見てるよな。水菜美はアナリストとかむいてそうだけど。」

 「そう言う柄じゃない。本当に。私が言うんだから間違いない。」

 「案外得意な事って、近くに落ちてたりするもんだよ?」

 「でも、青龍もしっかり勉強したんだね。それはびっくり。」

 「仮にも大学入試だからな。無試験では入れないだろ?」

 「まぁ、そうだね。でもコツさえ掴めばどうって事ないよ?」

 「定期テストとか入学試験に関してはだけだけどな。」

 「確かに。」

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