未来に向かって前進
「俺なりの答え…なんて1日じゃまとまりきらなかったよ。」
「それでも良いわ。私は聞きたい。今の青龍の気持ち。」
「笑われるかもしれないな。俺はこれからも水菜美と一緒にいたい。」
「私も同じ気持ちよ。全然可笑しくはないわ。」
「正直、水菜美以外の女性は考えられないんだよな。」
「今後もその気持ちは変わらないでいてくれるよね?」
「もし、そうじゃないとしたら俺は水菜美と一緒にいる資格はない。」
「その覚悟は本物なのね?うん。分かった。もうそれで充分。」
「何だかプロホーズみたいになっているけど、結婚はまだだよ?」
「そこまでは私だって考えてないよ。青龍焦りすぎだよ。」
「ごめん。ごめん。でも将来的にはそう言う事に成るわけで…。」
「まぁ、その時はきちんとプロホーズしてよ?」
「水菜美が大学に行っても、俺が社会人になっても、水菜美への気持ちは変わらないよ。」
「私も青龍への気持ちは変わらないよ?」
「聞いててむず痒くなるね(笑)。」
「そう言えばもういつの間にか卒業だね。」
「あっという間の3年間だったね。」
「もう戻れない青春かと思うと切ないね。」
「まぁ、誰もが通る道だし。深く考えても意味無いよ。」
「ガキの頃想い描いていた高校生とは全く違ったわ。」
「本当そうだね。」
「世の中そんなもんだよな。こうして水菜美と結ばれるとも思っていなかったし。」
「思い出も沢山ありすぎて整理できないよ。今は。」
「大学に行く前に整理しておいた方が良いよ?」
「青龍こそ、もう仕事の研修始まるんでしょ?」
「そうだね。もう学生気分は卒業しないとな。」
「皆、未来に向かって行くんだね?」
「立ち止まる奴もいるかもだけど。」
「浪人する奴とかはな。まぁ人それぞれだな。」
「前に進めていなそうでも確実に前に進んでいるんだね。」
「その分社会人になってからは返すものが増えるけどな。」
「浪人と言う選択肢を選ぶのもそれなりに勇気のいる事だけどね。」
「まぁ、人生人それぞれだもんね。」
「人生に定型文は無いからね。」
「そう言う事。」




