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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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最幸の人生

 学生時代の恋愛経験は貴重である。社会人になってからの恋はいくらでも出来るが、学生時代のほんの6年の期間に恋を出来なかった人間がいくら悔やんでも、一度過ぎ去った青春時代の恋は、もう二度と出来ない。

 良いか悪いかは別にしても、機会を逃してしまうのは人生の中で痛手になるには違いない。それは自分一人の力ではどうしようもない事ではあるが。だからと言って学生時代に恋愛経験の無い人間と恋愛経験のある人間に差はあるかと問われると、差はほとんどないと言える。そこが恋愛の難しい事であり、奥深さとも言えるだろう。

 学生時代の恋愛経験の有無に関わらず人は等しく、幸せになれる可能性を持っているが、経験のある人間が有利に事を運べる点は他の世界と変わらない。経験がないよりはあった方が良い。無いよりはマシ程度のものだが、その小さな差が大きな開きを生む事はある。必ずしもそうなると言う確証は無いが、人生を豊かにする為には有って損をするものではない。

 モテるかモテないかを問うてる訳ではない。充実した恋愛経験をどのくらい積んでいるかと言う事が重要であると言いたいのである。非モテの男女でも真摯に異性と向かい合う姿勢を持てば、経験豊富なモテる男女に負ける劣らずの恋愛経験を積めるだろう。

 確かに、多くの人間からチヤホヤされるイケメンの方が非モテのオタクに比すれば、多くの女性と接触出来る、触れ合うチャンスはあると、言える。しかしながら、イケメン全員が必ずしも良い恋愛経験を積めているかと言えば、そうとも言えない。それを世の中のイケメンと呼ばれる人間達が体現している。非モテでも良いじゃないか?幸せならば。

 恋愛経験の話に戻るが、学生時代と言うのは、あっという間に過ぎ去って行くものである。一度チャンスを逃すと中々機会に恵まれないのも青春時代の特徴である。だからと言って、その先の人生が真っ暗かと言うとそうではない。やり方と戦略次第でいくらでも挽回出来る事である。

 ここで言いたいのは、そう言う事ではなく、青春時代に恋愛経験を積めた人間と言うのは、貴重な経験をしていると言う事である。その点を理解した上でその後の人生設計を立てて行けば、幸せになる人生を送れる。それを一番言いたいのである。

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