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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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322/360

ゴードン王国王女キーティア・ブロウェザス

 「王子、本当に良いんですね?」

 ウェルガーはミカツェルリア王子に何度も確認した。

 「しつこいぞ、俺は決めたんだ。」

 ミカツェルリアは苛立ちを隠せなかった。

 「意外でしたな。」

 サンゴストは特筆すべき事はない様な顔をして言った。ミカツェルリア王子は、ゴードン王国王女のキーティア・ブロウェザスの名を指名していた。勿論、まだコンテストの結果が出た訳ではない。ミカツェルリア王子が何故この女性を選んだのか?その理由が分かるのは今の所王子本人だけである。王子にしか分からない直感でキーティア・ブロウェザスを選んでいた。

 ウェルガーもサンゴストもマセグに行くのではないかと思っていたが、その予想は良い意味で外れた。キーティア・ブロウェザス。西の大国ゴードン王国第54代国王ルドルフ・ブロウェザスの長女で現在23歳。母親の皇后が3年前に亡くなってから正式に王女となった。つまりゴードン王国には年老いたルドルフ国王と若い王女しかおらず、王子の席は空位になっている。ルドルフ国王には男性の子息はいなかった為、キーティア・ブロウェザスとしても父の為にも早めに婿を取りたかったはずである。

 ゴードン王国は軍事・経済・海運どれを取っても世界の五指に入る大国である。特に軍事力は、世界最強の陸軍特殊部隊(Gフォース)をはじめ世界トップクラスの陸軍力を誇る。ゴードン王国とハンロスド王国は同盟関係にあり、世界の常識としては、陸のゴードン。海のハンロスド。と言うのはこの世界では常識となっている。親交のある国の子息同士の結婚と言う事でなんの問題も無さそうには見えるものの、この結婚は一筋縄では行かない様だ。

 と、そんな事までミカツェルリア王子が頭を回せるはずもなく、サンゴストやウェルガーも、ミカツェルリア王子がキーティア・ブロウェザスを選んだ事は意外だったが、王家の人間と言う事もあり、下手に平民を選ばれるよりは良かった。さて、そうこうしている内にクイーンオブザワールドの優勝者が、決定した様である。ただ、もうミカツェルリア王子達にとってはコンテストの結果などどうでも良かった。参考に見ておきたい。その程度のものであった。

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