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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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第5部・第10章出産

 雅代が妊娠したのは結婚から1年後の事であった。久五郎も雅代も30歳になっていた。妊娠の話とは少し異なるかもしれないが、30歳40歳と言う年齢は人生の大きな境目である。と言われている。一つは健康的に子供を産めるボーダーラインであると言う事。二つ目が経済的に男女共に脂がのり始める年代である。

 以上二点の理由から子供を産めるベストタイミングは30~40代前半であると言える。勿論10代や20代で子供を授かる夫婦も少なくない。ただ、リスクはある。子供を育てる為の条件を整えるのが難しいからだ。若い内に子供を作る事は決して悪い事ではない。寧ろ少子化の日本では歓迎すべき事である。

 ただ闇雲に子供を作るのは良くない。犬や猫を飼うのとは訳が違う。それなりの経済力がなければ、子供を養えない。無論、そんな事は言うまでもない。誰でも分かる常識だ。子供を持っているから偉いとか、持っていないから偉くないとか、そう言う事ではない。子供を持ちたいと思い、子供をちゃんと育てる能力があるならば、パートナーと相談し周囲の家族に了解を得た上で産めるのが理想である。

 子供を幸せにする権利が親にはある。産んだ以上は言い訳出来ない。成人するまでは面倒を見る義務がある。保護者になるとはそう言う責任が生じるのである。早ければ良いかと言えば一概にそうとは言えず、遅いから駄目な訳でもない。こればかりは人それぞれのペースと言うものがある。一人で決めるのは無責任と言うものだろう。空回りしても無意味だし、子供を持たないと言う選択肢もあって然るべきである。 そこは夫婦が成人してる以上、夫婦が決める事である。出産適齢期は40代前半までであるが、結婚適齢期はいつでも良い。家族の形としての子作り出産はそれだけ大変だし覚悟のいる事であると言える。

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