コーラor珈琲
ハンバーガー類に最も合うソフトドリンクは何か?田川は勤続30年の経験から仮説を立ててみた。まずハンバーガー類は基本的にバンズとパティと野菜+ソース(調味料)と言う4つの物で構成される。これらを巧みに変える事で新商品を生み出す。無論、材料の数だけレシピは存在するから、理論上は膨大な数のハンバーガー類が存在する事になる。
勿論、商品化するには厳格な審査と製造ラインの合意が必要である。となると、まずバンズ、パティ、野菜、ソース(調味料)の和を増大させる様な相性の良いドリンクこそが、ハンバーガー類に最もフィットする最適なドリンクであると言える。そこで、①炭酸系②果実系③お茶系④珈琲と言う具合にマクドナルドにあるソフトドリンクをカテゴリーに大きく分けた。
田川が分けた4つのカテゴリーで話を進めるが個人的には、もう少し細分化しても良いとは思うが、①炭酸系のカテゴリーからは王者であるコーラが有力である。フライドポテトやナゲット等との相性も良く、食べ合わせも悪くない。②果実系のカテゴリーではオレンジジュースに軍配があがるだろう。次点のアップルジュースと比べてもハンバーガー類の重さに対抗出来るのは、オレンジジュースであろう。③お茶系のカテゴリーでは、紅茶等が有力である。日本茶やウーロン茶ではハンバーガー類と味が喧嘩してしまう。ミルクティーやレモンティー等が候補には上がるだろうか。④のカテゴリーは珈琲一択だが、砂糖を控えめにすればかなり有力な候補である。
これらを比較してみると、決勝に進むのはコーラと珈琲の一騎討ちになる。とは言え、どのドリンクが売れているかなど、あくまで田川松雄の主観に過ぎない。コールドドリンクならコーラ。ホットなら珈琲と一応定義したが、どちらのドリンクもマクドナルドの看板ソフトドリンクであり選ぶのはお客様である。
とは言え、米国生まれのハンバーガー類はやはりコーラしかない。どの国に行っても舌を唸らせる。それは確かな事実だ。たかがソフトドリンクとは言え、きちんと戦略に組み込まれている所が素晴らしいと思う。ビックマック指数と言う経済指標がある様にマクドナルドの影響力はワールドワイドなのである。




