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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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円満な結婚の為に

 「これからだよな?俺達が幸せになれるかどうかは?」

 「そうね。決して明るい未来が来なくても、私は留土羅と一緒なら幸せだよ?」

 「将来的には家や子供も欲しい。」

 「そこはしっかり話し合って決めようよ。」

 「そうだな。そんな事で喧嘩したり、もめたりするのは馬鹿みたいだしな。」

 「現実にはそう言う事で別れるカップルもいるって言うしな。」

 「確実に一歩一歩片付けるしかないよね。」

 「私もそう思うわ。言って分からない人じゃないから。留土羅は。」

 「結婚するって案外大変な事なんだね。」

 「それはそうよ。あかの他人同士が家族になるんだからさ。」

 子供、家、夫婦で話し合わなければならない事は山のようにあった。夫婦生活はスタートして軌道に乗せるのが大変だと言われているが、それは決めなければならない事が山のようにあるからだけではない。恋人同士では見えてこなかった、家族になって初めて分かる事もこれまた山のように存在するからではないからだろうか。夫婦になった以上は、夫であり妻である。それは単純な男女の関係を超越して、責任ある立場になるのは明確であるだろう。結婚に必要なのは婚姻届1枚だが、その紙は想像以上に重みがあるものである。

 それは動的な事を言っているのではない。家族になる事の重みの事を言っている。人生で二度や三度ある事では無い。例外はあるにせよ、尚更それが重みのあるものになる。たかだか紙1枚で別れたり、くっついたりしてしまえる。

 人間社会が法律や憲法の元で生活している以上は、それに従うしかないのであるが、結婚するにあたっては、きちんと周囲の意見を取り入れて、慎重に事を進めた方が良い事は確かである。

 結婚は妻とあるいはパートナーとするものであり、周囲の人間とするものではない。周囲に認められようが、認められまいが、結婚して幸せになれるかどうかは当人次第である。今ここで、周囲の意見を取り入れない結婚の必要性を長く語るつもりはない。結婚するならば万事が円満に行く様に行動すべきである。

 

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