留土羅のスピーチ④
前項の続き。
②タイトル「見えない未来」
生きていれば良い事ばかりじゃない
未来が描けない事もあるだろう
いや世間一般の人はほとんど
上手に未来を描けていないだろう
前が見えないのは前を向いていないから
上を見上げても光がないのはトンネルの中だから
成功を掴めないのは努力が足りないから
人は皆見えない未来を必死に歩く
いつか振り返った時にようやく一筋の光がさす
それが生きた証になる
戻る事も先を飛ばして行く事も出来ないけれど
苦しい事や辛い事ばかりでは無いと信じている
未来は幸せであると
確かにそれはとてつもない困難だが
立ち向かう心は必要だ
未来には幸せと困難が入り交じっている
だから準備だけはしておこう
それで未来を幸せに過ごせるなら
容易い努力である
乗り越えられない試練を神は与えない
越えられない壁は壁ではない
その人に相応しい未来を神は用意している
人は皆必死な顔をして毎日頑張る
でもその頑張りが報われない事もある
寧ろそう言う事の方が多くを占めている
だからと言ってその頑張りを否定はしない
現状を変えようとする努力は無駄な事じゃない
未来は自分の力で変えられると
③タイトル「けがれなき心」
人は汚れた都会にいようが
自然溢れる田舎にいようが
けがれなき心を持って成長する
ドロドロした世の中だけれども
目標とその先にある夢があれば泳ぎ着けるよ
next stageへいざ
その力を君は持っているから信じて
足を手を体を止めてはいけない
けがれる為のけがれた心によるけがれなき戦いは
いつの時代も続いている
その中に私達がいることを忘れてはいけない
私達はその運命から逃れられない
意味なんか分からなくても良いさ
答えはいつか分かるのだから
人を信じるけがれなき心を持っているならば
道は切り開かれる
導かれるままに思うままに
走り出してみようよ
brand new worldへ
その先に待つものが闇だとしても
その歩みを止める事は許されない
「ご静聴誠にありがとうございました。」
こうして新郎の留土羅の激長スピーチは終わった。




