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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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嘘も方便

 自分の気持ちに嘘をつくことは良くない。特にこれから未来を見て行こうとする時に、それをやってしまうと、ごまかしたベースの未来が成立してしまう事になる。それで得をする事が無いのは火を見るより明らかである。

 自分の気持ちに嘘をつく必要はない。嘘をつけば、自分だけではなく、周囲の人をごまかしている事にもなる。自分の気持ち位、正直でいてどこに問題があると言うのであろうか?好きなら好き。嫌いなら嫌い。自分の気持ちははっきりさせておいた方が良い。

 好きな人に好きと言うのは当たり前だが、嫌いなら嫌いなりの対処の仕方が必ずあるはずである。人間誰しもが好き嫌いを持っている。だからこそ、嘘をつくのはやめた方が良い。自分の為にも冗談位の嘘は言っても良いが、嘘も方便とは言っても、基本的に嘘はつくべきではない。嘘をつくのは生活をする上で必要なものではない。変な誤解を生むだけである。

 大人になると、上手な嘘を覚える。要するに巧妙な嘘をつけるようになってしまう。口八丁手八丁になり、より人間を上手く利用しようとあざとくなる。しかしながら、それでは本当の良い人間関係を構築する事は出来ない。ビジネスならば損得の為に嘘をつこうが、正直でいようが、結果さえ出せばプロセスなど二の次で良い。

 しかし、人間の人生と言うものは、そうそうビジネスだけのものではない。ある程度の枠組みの中で密になる人間関係があり、嘘をつけない人と言う存在も必ず出てくる。絶対に嘘をつけない場面は万人に訪れるものであり、そこで嘘をついてしまうと人生を嘘で固めていく事になる。

 天涯孤独ならまだしも、影響が無い人間などまずいない。その嘘で発生する負の側面をダイレクトに受けてしまう事になる。だから、大切な時に嘘をつかない事が出来るかと言う事は重要であり、必要なスキルなのである。そのスキルは自分の大切な人ならず他人の為にも正直でいる為にも必要な事なのである。

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