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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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空振りを恐れない

 一生を決める大切な出会いは何度も訪れない。だからこそ回ってきた、巡って来たチャンスを活かす事は重要なのである。ただ、人間と言うものは大切な時に空振りをする性質もある。

 この人とは上手く行ってあわよくば、結ばれたいと思っていても中々どうして、上手く行くとは限らない。では、どうすれば空振りをしない様になれるのか?答えから先に言うと、恐らく空振りを無くす事は未来永劫不可能であると言えるが、空振りをカバーする術は身に付けられる。その方法を長々と記述するつもりは無いが、チャンスボールを空振りするのかホームランに出来るかと言う違いは、気合いや根性ではどうにもならないものらしい。

 その時の二人の関係性も去ることながら、それに相応しいムードになっているかとか、そう言う環境要因もあるだろうし、ホームランを打つ技術も関係するだろう。20歳以上の成人の恋ならばそのハードルはさらに上がる。一発逆転のホームランを打ちにくくなり、空振りのリスクは上がる。

 何故成人の恋の方が成功率が低いのか?答えは明快である。単純に空振りをする要因が増すからである。大人になると、中々どうして一度決定された枠から出て、何かをすると言う事に対して柔軟性が無くなるのである。だからと言って恋が成功しないと言う事ではない。勿論、有効な策はあるだろうし成人にしか出来ないスキルと言うものもある筈である。

 それを見つけていく事で、大人になっても、恋や愛を紡ぐ事が出来る。どんなに強く願っても駄目な時は駄目であるし、成功出来る時は成功する。難しく思うかもしれないが、気合いや根性ではどうにもならない天運の様なものが大人の恋愛には潜んでいるらしい。

 もし、まだ大切な人に想いを伝えていない人は、結果を恐れず勇気を出して告白してみよう。空振りをするかもしれないが、後悔する前に想いを伝えるべきである。大人なら男女問わず、ぐずぐず迷ってないで、自分の気持ちを伝えるべきである。現代は幸運な事に、ソーシャルメディアや連絡ツールが沢山豊富にある。SNSやスマホを使いながら、牛歩戦術で信頼関係を結べば良い。大切なのは手段ではなく、結果なのであるから。

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