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佐久間五十六厳選ヒューマンストーリー集  作者: 佐久間五十六


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真実の愛

 結婚するにあたって必要な事は何だろう。きっと沢山あるのかもしれないが、恐らく最も大切な事は、お互いがお互いを愛し合い認め合う事である。互いが互いを必要とし、互いに思い合う事。これが第1条件である。周りの事など二の次で良い。まず結婚する為には、当人同士の愛がなくてはならない。それが確定するまでは結婚するのは時期尚早である。

 結局、結婚するのは他でもない当人同士なのであるから。周囲の事など全く関係ないとは言えないが、そうした部分に振り回されるよりも、まずは自分達の気持ちが揺らがない様にする事の方が大切である。

 20歳以上の大人ならば、自分の事位はしっかりやるぜ。と、強がった所で中身は少年時代と大して変わってはいない。結婚に必要なのは、好きとか嫌いとかそう言う次元の話ではない。好きとか嫌いと言う次元の話は10代、20代前半の学生恋愛ごっこの次元である。20歳以上の愛と言うものは、もっと深く広いものである。

 その答えがここにある訳ではない。それはカップル同士、パートナー同士で共に紡ぐものである。形も姿も100組いれば、100通りの組み合わせがある。結婚するまでの道のりを世間の無責任な世論は重視させるのだが、それよりも結婚後をどう過ごすかの方が重要である。

 様々な困難やトラブルも巡って来るだろう。そこをパートナーと共にどう乗り越えるかが本当は重要なのである。世論ではそう言う目を覆い隠したくなるほどの現実に目を向けさせない。上手い事ばかりを言う。しかし、本当はもっと別の場所に真実はある。そこに辿り着かなければ、まだ本物の愛を知る事は出来ない。本物の愛を知らなければ、真実の幸せを掴む事は出来ない。偽物の愛やその場しのぎで取り繕った幸せは本物ではない。

 今、自分はパートナーを愛せているか?10年、20年経っても、パパやママになっても、まだ愛していると言えるか?その事に気を付けながら生きていけば、恐らくパートナーと上手くやれるだろう。真実を見極める力を使って本物の愛を見つける"旅"が人生なのかもしれない。いつまでも幸せでいる為に日々何をすべきなのか?

 もっと話しておかなくてはならない会話は無かっただろうか?パートナーに対して全力で向き合ってこそ本物の真実の愛に辿り着けるのだから。しっかり向き合おう。人生一度きりなのだから。

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