表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/26

無警戒

私「んで…このボタンを押すと」


葵「ここ?」


家に帰ってから葵にスマートフォンの使い方を教える


葵「凄いわね…これでお兄さんと連絡を取れるのね…」


私「葵って服装オシャレで社交性あるのにその辺疎いよね…」


葵「まあ山篭りしてたからね…一応人間に化けて服とかは何とかなってたけど俗世にはめっちゃ疎いのよ…」


私「山篭り…」


葵からメッセージが届く


葵『テスト』


私「ちゃんと届いてるよ…」


葵「良かった…まあ色々勉強するわね…これ面白いし…」


葵の興味は完全にスマホに向いていた


私「弁当あっためるね…」


葵「んー…」


葵はソファーにうつ伏せになって足をパタパタさせる


私[警戒心無さすぎでしょ…]


冷蔵庫から2個の弁当を取り出してレンジで温める


私「ゲームとかあるけど入れる?」


葵「入れる!!やりたい!!」


リビングのテーブルに弁当を置いて葵の隣に座る


葵「私ハンバーグね?」


私「あー…んじゃあ私がオムライスか…」


オムライスを食べる


葵「んー…まあ美味いわね…」


私「まあ、スーパーの弁当はそんなもんだからね…」


葵「ゲームってどんくらい入れていい?」


私「割と高いスマホだから沢山入れれるよ…」


葵「へー…いいの?」


私「まあ、ついでに私も変えたし…たまにはいっかなーって」


オムライスを食べつつスマホの設定をする


葵「アプリの入れ方教えてー?」


私「ちょっとまってて…」


葵「はーい…」


葵はハンバーグを口に入れる


私[んー…今日は最低限で明日大学で設定の続きやろ…]


オムライスを食べてスマホをテーブルに入れる


葵「ごちそうさまでした…」


私「ごちそうさまでした…アプリ入れよっか…」


葵のスマホを覗き込む


私「とりあえず私がやってるのは…」


葵に私がやってるパズルゲームとシューティングゲームを教える


私「とりあえずアプリは入れたけどゲームのやり方はまた明日教えるよ…」


葵「ありがとう…」


私「うん…あ…」


時計を見るともう23時を超えていた


葵「もう寝る時間?」


私「うん…明日大学早いから…」


葵「ならゴミだけ捨てとくわ…」


私「ありがとう…」


歯を磨いて布団を敷く


葵「私ってどこに寝ればいい?」


葵「あー…私基本ソファーに寝るからそこでいいよ…私は下で寝るから…」


葵「いいの?」


私「うん…さすがに女性に下で寝てとは言えないから…」


葵「なら遠慮なくソファーを使わせてもらうわ…」


私「ん…おやすみ」


葵「おやすみなさい…」


電気を消して目を閉じる


葵「…ねぇ」


ソファーの方から声が聞こえる


葵「もう寝た…?」


私「寝たよ…」


葵「寝てないじゃない…」


私「まぁ…うん」


葵「そっち行ってもいい?」


私「え…?」


トンと物音がなる


そして私の近くになにか近づいてくる


葵だった


私「…入る?」


布団を捲りあげて聞く


葵「うん…」


何かに対して心をここまで開いたのは初めてだった


葵は布団に入ってくる


葵からは香水というか女性ホルモンなのかとてもいい香りがする


葵「ねぇ」


私「んー?」


葵「頭」


私「…頭?」


葵「撫でて」


心臓が跳ねる


私「いいの…?」


葵「うん」


布団の中で葵の頭を撫でる


ふわりと女性から出る香りでドキドキする


葵「ねぇお兄さん」


私「なに?」


葵「お兄さんから見て私ってどう見えるの?」


私「んー…妹?」


葵「いも…へぇー…」


私「なんかこう、ほっとけなくて、コロコロ変わる表情がとても可愛くてそれでいて…」


葵「わかった、待って」


ハッとして葵の方を見ると葵は少し震えていた


葵「私の事そんな褒めてくれて…嬉しいけど恥ずかしいわよ…」


私「まあ私も褒めなれてないからあれだけど…」


葵の頭から手を離す


葵「まあ…良く見てくれてるのはわかったわ…ありがとう…」


私「うん…」


葵「お兄さんと一緒だと落ち着くわ…それにおにぃ…は…スー…」


葵は寝息を立てて眠りにつく


私[今日は色々あったな…]


私は女性が隣で寝ていることもあって眠りに付けなかった


私[正直散ろうと思ってた…もういいと思ったのに…葵は私を生かしてくれると言ってくれた…それに葵が私に世話を焼くのかと思ったが葵も楽しんでくれてる…おかげで気が楽だ…]


葵をちらっと見たあと目を閉じる


私[まだ物事をしたくないけど…死ぬ気はなくなってるな…]


自分で考えるが、私が何かを行うにはまだ時間とか勇気がいるが、山に来た時のような死にひっぱられているものはだいぶ減った感覚がある


私[まあ…明日からはもっときついけど…頑張るか…]


しばらく考えてるとだんだん微睡んできてそのうち意識が落ちる





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ