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試験?

第一国軍憲兵団に加入することとなってしまった山岸、山岸を待ち受ける第一の試練とは?

~アフガニスタン第一国軍憲兵団基地にて~

「山岸くん!これから君には死ぬほどキツイと新人兵たちに話題の試験をしてもらうよ!」

「この試験はD~Sまでの評価がつくわ」

「えーと、その試験はなにをするんですかね?」

「それはこの扉の先に答えがあるわ!」

女性の兵士が扉を開けると....

「これは?」

そこにはかなり広い部屋に集められた色黒で筋肉質の男たちであった。

「ここには君を入れて80人の屈強な新人兵たちがいる」

「ここでやることは簡単よ!ここの80人の屈強な新人兵たちと戦って何分生き残れるか!」

「もう降参って時は手をあげていれば攻撃されないわ」

成る程確かにこれはきつそうだな。

「これが出来ないようじゃ戦場には出せないね」

「最低5分は生き残れないとここで帰ってもらうわ」

いつの間にか二人はさっきの陽気な声ではなく何かを警告するように低く真剣な様子の声になっていた。

「じゃあ最後まで残ってたら?」

「えっ?」

「それは....」

二人は少し驚き笑んで答えた

「そりぁ、Sランク確定かな」

「自信はあるのかしら?」

「まあ自信は有りますね」

二人はさっきより驚いた様子だった。

「じゃあ、4時間後にまたくるね」

「あなたの戦果に期待してるわ」

ガチャリと扉が閉まった、それと同時に何人かの男が目の前にやって来てニヤニヤしながら言った

「おいおい随分オチビな奴だな」

「自信があるんだから一発でやられたら情けないよなぁ」

「安心しな殺しはしねぇよ」

「そうかい、有りがたいことだね...」

そして数分後に試験開始の室内放送が流された

「試験開始まで後10秒です!」

その瞬間....『バキィッ!』

向こうのほうで殴りあいが始まった

「てめえ、まだ始まってないだろ!」

「うるせぇ!やったもん勝ちだぜ!」

何でもありだなと少々呆れ返っていると。

「開始!」

「始まったか」

「おいっ!オチビの日本人」

さっき始まる前に煽ってきた三人がこちらに向かってくる

「へっ!ぶっ飛ばしてやる!!」

「戦場を教えてやる!」

「三人対一人はキツイだろ?」

またニヤニヤしながら凄んでいた三人組だがその笑みは一瞬で苦痛の表情に変わることになった

『ベキィッ!』『ゴキィッ!?』

「ぎぃゃやゃぁぁあぁぁぁ!?」

最初に突っ込んできた二人は一瞬で地面に顔を埋めてうずくまってしまった

「なにっ!」

山岸は突っ込んできた二人の股間をおもいきり握ったのだ

「イデェェアァェァ!!」

「ばっ、バカな!?」

「おいおい、俺をチビって言ったのはお前だよな?」

「ヒッ!」

静かに山岸はその男に歩み寄った。

(不味い、このままではやられる!とりあえず距離を取らなければ!)

男は山岸から距離を取ろうと一歩下がった...だが。

『ガッ!?』

「くっ!!離せぇ!?」

一瞬で男との間合いを詰め山岸はその男の顔を掴んだ

「やめろぉ、離せぇこの野郎!」

「言っとくが役にたたねぇ巨漢なんざチビより要らねぇと思うがな」

ドゴォッ!.....鈍く激しい音が響き男は地面に顔を叩きつけられた

「ガッハァッ!?」

「三人撃破~♪」

山岸はさっき男たちがにやけた倍位に禍々しい笑みを浮かべた。

「さてと次は誰にしようかな~」

騙されてそこに居るのに関わらず楽しそうな様子で次の獲物を探し初めた山岸

「つーか4時間も要らねぇんだけどね♪」

試験開始からまだ5分しかたってはいなかったが山岸は確信していた、ここには自分に似合う相手はまずいないと......





閲覧していただき有り難うございました!

次も頑張って書きます!

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