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ボーナス屋、勇者になる  作者: 爪牙
戦争編Ⅰ-領主からの報せの章-
47/465

第45話 ボーナス屋、村を案内する。

 遅くなりました。

 オッサンの口から出たのは、ムリアス公国の暴虐の事実だった。



「・・・壊滅!?」


「伯爵、詳しく聞かせて貰えますかな?」


「ああ、公国の勧告に対し、両陣営共に反発して戦闘を続行した結果、アレクシス殿下と共に騎士団の先頭に立っていた4人の若者が一方的に攻撃を仕掛けてきたらしい。それも、普通ならあり得ないほどの強大な威力の魔法だったそうだ。」


「たったの4人・・・!?」



 おいおい、戦争の激戦地っていったら相当な人数が戦っている場所だろ。


 そこにたった4人で攻撃して、しかもとんでもない魔法を放った?


 ・・・何だか嫌な予感がするな。



「最初の攻撃だけで百人以上が死んだか、または戦闘不能になったらしい。その後、その4人は4手に分かれて帝国兵と王国兵を次々に倒していったそうだ。まるで楽しむようにな・・・。」


「信じられん!今のムリアス大公とは面識があるが、そのような事を許すような方ではなかった。アレクシス殿下の独断か・・・・・・。」


「おそらくな・・・。報せに来た負傷兵も、明らかに異常な事態だと判断した指揮官のヴィクトール殿下にこの事を他の国境沿いの町に報せるように命じられたらしい。」



 また新しい皇子の名前が出てきたな。


 話を聞くと、その皇子は帝国の第六皇子で歳は俺と同い年らしい。


 余談だが、バカ皇子と同い年の皇子は1人、ロビンくんと同い年なのが2人らしい。



「そして負傷兵が馬を走らせた直後、殿下のいた場所が爆発に飲み込まれたそうだ。殿下の生死についても、その後がどうなったのかは・・・」



 シ~ンと、部屋が数秒間の重い静けさに包まれた。


 今が戦争中なのは解っていたつもりだったけど、本当の意味では解っていなかったのかもしれない。


 この事は、アンナちゃん達にはいわない方がいいよな。


 面識がなくても、兄弟が生死不明だと知ったらきっと傷つく。


 離宮襲撃事件の話だって、村で知っているのは俺とロビンくんと村長だけだ。



「一体、その4人は何者なんでしょうな?」


「・・・負傷兵の話だと、その4人は『勇者』と名乗ったらしい。」


「「!!」」



 おいおい、俺以外の勇者登場かよ!?


 まさか同じ日本人!?


 そういえば奴隷にされていた(?)ルチオと銀耀が、誰かが無理矢理召喚されたって言ってたな!



「そいつら、俺と同じ世界から来た人間かもしれないな。」


「勇者殿・・・・・・。」


「やはりか・・・。だとすれば、相当な脅威だと考えるべきだろう。」



 本当に異世界人だったら、確かに脅威だな。


 俺もだけど、テンプレでチートな力とか持ってたりする可能性が高いからな。


 それが4人って、敵に回すのは危険すぎるだろ。


 俺が色々考え込んでいると、村長がオッサンにある可能性を訪ねた。



「伯爵、その公国の騎士団がこの村にまで来る可能性は?」


「・・・・分からないが、可能性はあるだろうな。おそらく、戦争の仲裁という名目で国境沿いを南下しながら各地の戦場を壊滅させていきながらな。」


「それ、かなりマズイだろ!?」



 あ、でもこの辺は戦場になっていないからセーフか?


 いや、こんな時に限って王国が攻めてきたりするんだよな。


 うわあ、何か手を打たなきゃヤバいだろ?


 チート異世界人相手に、この村の戦力だけじゃ心もとないな。


 ステラちゃん達はここ数日でかなりレベルアップしているとはいえ、公国相手ならまだしも、仮に王国も攻めてきたらさすがに迷いが出たりするかもしれない。


 これはいよいよマズイぞ?



「・・・・・・フフ。」


「ん?」


「伯爵?」


「フハハハハハハ!!」



 オッサンが大きく笑い始めた。


 な、何で笑ってるんだ!?


 あ!オッサンの後ろに立っている執事ジュニアが呆れたようにため息を吐いてる!



「ハハハ、そんなに難しく考えなくてもいいぞ!ファル村の防衛には私も全面的に協力するつもりだ!」


「旦那様、悪ふざけが過ぎます。お二方とも真剣に聞いて・・・・・」


「解っている!だが、笑いが止まらないな♪」


「・・・どういう事だ?」



 何だか知らないけど、一気に空気が軽くなったな。



「シロウ、最初に会った時に言っただろ?『貴重品の作れる村を、領主が守るのは当然の義務だ』とな。実は、今日連れてきた騎士達は村の防衛の任に就くように言ってある。この村にこっそり滞在している者達とあわせればかなりの戦力になるだろうな?」


「・・・・・そういう事か。」



 読めてきたぞ。


 このオッサン、村の防衛とか言いながら、本当は自分の騎士団の戦力を上げる気だな。俺の能力で。


 敵がファル村にも来る可能性がある以上、俺は能力をフル活用して戦力アップを図るだろう。


 そこにオッサンの騎士団も加われば、俺は間違いなく騎士団にも能力を使ってるだろう。


 それで村を防衛できれば“有益な村”を守れ、オッサン自身も騎士団の戦力を上げられる訳だ。


 確かにファル村にとっては戦力が増えて心強いし、オッサンにとっても有益な話だ。


 けど、それって敵に勝つ事が前提の話だろ?



「・・・言いたい事は解るけど、それって楽観的じゃないか?」


「そう思うのは当然だろうな。公国の勇者達の力がどれほどのものなのか分からない以上は油断は禁物だが、考えすぎても仕方がないだろう。第一、私は公国の勇者よりもファイヤードレイクの群れを討伐したお前達の方が上だと思うがな?」


「確かに・・・・・・。」



 村長はオッサンに同感だと首を前に振った。


 う~~ん、今一分からん。


 ファイヤードレイクを倒したのは俺だけじゃなくヒューゴ達がいたお蔭もあるし、それが公国の勇者×4に勝てる根拠にはならないんじゃないのか?


 というか、俺がファイヤードレイク狩ったの知ってるんだな。



「その様子だと解っていないようだから話すが、お前達のやった事は非常識すぎる!ファイヤードレイクを1体討伐するのには、通常なら100人単位の兵力を必要とするのに対し、お前達は13体だぞ!しかも、そのうち2体はより強い亜種!?最悪、帝国の全兵力の半数以上を出さなければできない偉業を遣って退けたのだぞ?常識外れもいいところだ!!」


「勇者殿、比較する相手が少ないので実感がないのでしょうが、勇者殿は小国なら単独で落とす事ができるほどの力があるのですぞ?」


「マジで?」



 まあ、確かにドラゴンをバッタバッタ倒すのは凄いだろうなとは自覚してるけど、国を落とすほど凄いのか、俺?


 というか、最近は俺よりもヒューゴやケビンの方がチートになってるんだけどな。


 ヒューゴなんかさっきチートにしてきたし、ケビンも魔力が俺や村長を追い越しそうな勢いで伸びているしな。


 あれ?


 もしかしなくても勝てそうじゃね?



「・・・・・・確かに勝てそうだ。」


「そう言う事だ。では、この話はここまでにして次の話に進めよう。」



 オッサンは勝手に話を進めていった。


 おい!騎士団のパワーアップの件、勝手に了承した事になってないか?


 まあ、いいけど。



「次は今回一緒に連れて来た者達の話だが、実はルドルフ殿下も一緒に受け入れてもらいたいのだ。」


「え?チビ皇子も!?」


「ほう、それはどうしてでしょうか?」



 村長も驚いたようにオッサンを見る。


 チビ皇子はオッサンの屋敷で預かるんじゃないのか?



「簡単に理由を説明すると、ルドルフ殿下が寂しがって泣いてばかりいる。どうやら、家族がいない知らない場所にいるのが怖いらしく、夜も中々寝付けていないそうなのだ。」


「まあ、まだ1歳だからな。ここだったら兄姉が一杯いるからな・・・バカ皇子も含めて。」


「そう言う事だ。正直、今後戦場になるかもしれない場所に預けるのも不安なのだが、それはヴァールも同じだ。なら、お前達のいる(・・・・・・)この村の方がずっと安全だろうと判断したわけだ。」


「なるほど、しかしこの話は殿下達が帰って来てから決めた方がいいですな。」


「でも、バカ皇子なら即決しちゃうんじゃないのか?」


「「「・・・・・・・・・・・・」」」



 あ、誰も否定しないんだな?


 執事ジュニアも視線を逸らしてるし。



「それで、一緒に連れて来た元奴隷の者達についてだが・・・」



 あ、また勝手に話を進めた!



「―――――――――――――シロウが調査した5人の子供達は全員受け入れてもらう事になった。」


「全員!?」



 おいおい、あいつら全員かよ!


 ノエルやレミは仕方がないとして、リーナは実家と連絡が取れてないのかよ?



「・・・リーナ嬢に関してはすぐに実家との連絡が取れたのだが、ここ数日の間にレーベン家に急変が起きてすぐに迎えを出せない状況になったらしい。」


「急変?」


「うむ、リーナ嬢を含めた元奴隷が解放された日、レーベン男爵に王宮から召集令状が届いたらしく、レーベン家の当主を始めとした多くの者が領地を留守にしているそうだ。現在、レーベン家で残っているのは女子供だけでかなり混乱しているらしい。」


「こっちは連絡が取れないのに、他の所には召集令状って・・・嫌な予感がするな。」


「それと、レーベン男爵領の隣にあるフェルス子爵領の天災の影響で街道の一部が通過し辛くなっているのも影響しているらしい。」



 どうやら、リーナの故郷は色々大変らしいな。


 その後も話を聞くと、リーナの故郷であるレーベン男爵領の隣にはレーベン家と仲の悪いフェルス子爵家の治める領地があるらしい。


 そのフェルス子爵領が先日、突然の鉄砲水で領地を流れる川が氾濫してしまい、しかもその川の支流の1つがレーベン男爵領を通っていてヴァールと繋がっている街道の一部が水浸しでほとんど通れなくなっているそうだ。


 レーベン家もそっちの対策でも大慌てらしく、リーナの心配をする余裕がない上に、今の街道の状態では馬車も走らせることは不可能らしい。



「――――――と言う訳だ。」



 何だかオッサンに都合よくまとめられた気がする。


 北からチート(かもしれない)勇者達が攻めて来るって時に村人増加!


 何だか凄いプレッシャーを背負わされてしまったな・・・・・。


 まあ、俺も勇者としてアンナちゃんに召喚された訳だし、ここは覚悟を決めるとするか!



「しょうがないな。後で騎士団にボーナスを交換させに行くとするかな?」


「頼んだぞ?」


「言っとくけど、前にも言ったように俺の能力は他言無用だと騎士団には念入りに言っておいてくれよ?余計なトラブルとかは勘弁だからな!」


「ハハハ、それだったら心配ない!今も団長のヴィレムが部下達に説明をしているはずだからな!」


「それで伯爵、他には何かありますかな?」


「特にないな。しいて言えば、今日は家族と村の観光をしたいのだが♪」



 オッサンはニッと笑みを浮かべた。


 何が「観光をしたのだが♪」だ、その顔で言われたらそっちが目的で来たようにしか思えなくなるな。


 そんな感じでオッサンとの話は終わった。




--------------------------


 村長の家を出ると、ヨチヨチと歩くルドルフと遊ぶアンナちゃん達の姿があった。



「ねぇねぇ~~~!」


「ほうら、こっちおいで~~~~♪」


「お姉ちゃんの所においで~~~♪」


「わっ!可愛い~♡」



 どうやら俺達が村長の家の中にいる間に、向こうは向こうで話が進んでいたようだな。


 オッサンの話だとかなり寂しがっているって話だけど、随分と明るそうだ。


 会うのは初めてのはずだけど、やっぱり兄姉だって気付いてるのか?



「あ!勇者の兄ちゃん!」


「よう、ニール!弟ができて嬉しそうだな?」


「うん!(エレン)はいたけど、弟がいなかったから凄く嬉しい!」



 ニールは満面の笑みで喜んでいる。


 リンやエレンも嬉しそうにルドルフと遊んでいる。


 何だかとても微笑ましい光景だな。


 ただ、ここにバカ皇子が加われば印象が一変してしまいそうと思うのは俺だけか?



「あ、勇者様!」


「よっ!アンナちゃん、ルドルフの世話を頼まれたのか?」


「ハイ、さっき領主様の奥様から頼まれて・・・・あの、奥様に“皇女様”って呼ばれちゃいました・・・。」


「まあ、実際そうなんだけどな。」



 アンナちゃん照れてて可愛いな?


 世が世なら、アンナちゃんも高いドレスを着て貴族の子弟とかに囲まれて逆ハーレム・・・・・いや、アンナちゃんの性格からしてそれはないな。


 あ、そういえばオッサンの奥さん達は今何所にいるんだ?


 村長の家には入ってこなかったし、母娘で散歩でもしてるのか?



「アンナちゃん、オッ・・・領主の奥さん達は何所に行ったか知ってる?」


「ハ・・ハイ!先程、お嬢様や護衛の人達と一緒に村の散策に行かれました。」


「やっぱり散歩か。」


「にぃ~~~!」


「ん?」



 下を向くと、ルドルフが俺の服の袖を引っ張っていた。


 わっ!間近で見たら本当に可愛いな?



「どうした?遊んで欲しいのか?」


「あい♪」


「勇者の兄ちゃんも一緒に遊ぼう!」


「遊ぼ!遊ぼ!」



 ルドルフを筆頭に、チビッ子皇子様と皇女様達が俺に群がってきた。


 まあ、別に急ぐ用事もないし、いいか!



「よ~し!お前らの遊び相手をしてやるぜ!」


「「わ~~~~い!!」」


「じゃあ、私は昼食の準備をしてきますのでよろしくお願いします。」


「あ、そういえばそんな時間か!」



 オッサンの来訪でバタバタしてたせいで時間の事を忘れてたな。


 というか、よくよく考えるといつもならオッサンが到着した時点で昼だった気が・・・。


 ま、別にいいけどな♪


 そしてアンナちゃんは俺に軽く頭を下げ、自宅の方へ走っていった。


 俺はランチができるまでの間、チビッ子達の遊び相手をしていった。




--------------------------


 昼食は何故か領主一家と一緒に食べる事となった。


 何でそうなったかというと、アンナちゃんが作る料理の美味しそうな匂いにオッサンが引き寄せられたのが原因だ。


 アンナちゃんの話だと、食べたそうな顔をしたオッサンに味見をして貰ったら一口で気に入られたらしい。


 ちなみに、今日のランチはピザだ。


 ファル村産の小麦粉や野菜、ヴァールで買ってきたチーズを使用したピザだ。


 以前、俺が試しに作ってみたら大好評だったので今じゃ村中にレシピが広がっている。


 チーズは、今はヴァールで買ってきたのを使っているが、いずれは村でもまた作ろうという話になっているらしい。



「おお!これも旨い!」


「まあ!本当に美味しいわ!」


「お父様、とけたチーズが美味しいなんて初めて知りました!」


「全くだ!屋敷の料理人達にも作らせよう!」



 ピザの味にオッサン達は大絶賛だ。


 今の話だと、アンナちゃん辺りがレシピの伝授に引き抜かれそうだな。



「しかし、これが異世界の料理か!シロウの居た世界は美食に溢れているようだな?」


「いや、これは俺の世界じゃ大衆向けの物だぜ?」



 家庭科の調理実習や、暮らしていた施設で作ったのを再現しただけの物なんだけどな。


 只のピザだけでこれだけ絶賛じゃ、もし三ツ星シェフの料理を食べたらどんな反応をするんだろうな?



「そういえば、先ほど村の中を散策しましたら、村の中に温泉があるそうですよ?」


「ほう!温泉まであるのか?」


「ああ、この前俺が造ったんだよ。ちなみに、美容の効果もあるぜ♪」


「あなた!絶対に入浴していきましょう!!」


「私も入りたいです!!」


「あ、ああ、別に構わないぞ?」



 “美容の効果”という言葉に反応した妻子の迫力に、オッサンは圧倒されながら頷いた。


 うわあ、どの世界でも女の美に対する欲求は凄いな?


 そう言えば最近、村の女性陣が最初に会った頃よりも見栄えが良くなってきたというか、イメチェンする人が増えてきた気がする・・・。


 と、そこにアンナちゃんがピザの乗った皿を持ってやってきた。



「勇者様、領主様、次のピザが焼けました。」


「これはアンナ殿、そのような雑事はわが家のメイド達に任せて一緒にお食べになってください!」


「い、いえ、私は後で食べるので大丈夫です!」



 オッサン、既に一皿平らげてから言ってもな・・・。


 アンナちゃんも、オッサン達から敬語とか使われるのには苦手そうだ。


 まあ、父親が皇帝だって知ったのはまだ最近だから抵抗があるのは無理ないよな。


 そんな感じでランチタイムは進み、オッサンの胃袋が満足したところで終わった。



「さて、午後は村の散策を楽しむとするか!」


「ハイ、あなた。温泉にもお忘れずに♪」


「忘れないでね、お父様♪」


「案内を頼むぞ、シロウよ!」



 何か勝手に俺が案内する事になってないか?


 って、俺の反論が出る前に出て行ってる!?


 勝手に話を進めるな~~~!






 ちなみに、俺もすっかり忘れていたが、魔法具職人のエルナさんはあれからずっと村長の家で通信用魔法具の改造に夢中になっていたらしい。


 その後、次に俺が彼女に会った時、俺は彼女のチートっぷりを目の当たりにすることになる。





 メイド長は強くて怖いです。

 バカ皇子が接触したら間違いなく地獄を見そうです。


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