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ボーナス屋、勇者になる  作者: 爪牙
異界の七大魔王編Ⅶ―ワクワク大陸の章―
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第400話 その頃、ダーナ大陸では 後編

 なろうのサイトが突然反応しなくなってデータが消えた……そして一から書き直したのがコレです。

 あの接続事故は私個人だけだったのでしょうか?


『馬鹿な……!こんな事が……!?』


 空中で硬直した状態で、軍神オグンの顔は驚愕一色に染まった。


 神であるオグンの瞳は相手のステータスを、その詳細を経緯を含めリアルタイムで看破する事ができ、今もヒューゴとブレイくんの身に起きている事も正確に見ていた。



(この状況で……戦いの最中に進化……だと!?)



 そう、今オグンの眼前ではテンションMAX(?)なヒューゴとブレイくんが進化し始めたのだ。


 最初に言っておくが、この進化は当人達が意図したものではなく、オグンとの熾烈極まる戦闘を続けて言った末に気付いたら進化が始まっていたのである。


 勿論理由はある。


 ヒューゴの場合は神殺しの偉業の達成、個人ではなく人間という種族の厳戒までのレベリング、保有している加護のレベル増大による肉体への神の力の流入、その血筋(・・)BPボーナスポイントの大量保有とボーナス交換の自動決定をONにしていたこと、そして何より彼自身の魂と精神がこの戦いの中で確実に成長した事が切っ掛けとなった。


 進化可能条件が満たされた事とオグンに勝つ為の力を欲した彼の深層意識が呼応しボーナス交換が自動的に発動、大量のBPを消費して上位種へ進化するボーナスが取得され彼の進化が始まったのだ。


 嘗ての士郎だったら気合で抵抗したのだろうが生憎と彼は士郎ではなく、更に言えば進化に対する拒絶の意志が無かったの進化は何の障害もなく進んでいったのだった。


 ブレイくんの場合は、まあ……ブレイくんだからである。



あの女神(・・・・)の直系の子孫である以上は何処かの代で起こるとは可能性としては理解していたが、あの人間が、このタイミングでだと!?)



 驚愕している間に進化は恙なく終了していた。


 ヒューゴは頭髪が腰の近くまで伸び色も赤毛から金のメッシュが入った真紅に変わり、左目が獰猛な肉食動物のようになっていた。


 それ以外には若干身長が伸びたかといって程度の変化で、外見は左目以外は人間と変わっていなかったが、全身を覆っている魔力の質がガラリと変わり、それは人間よりも神に近いものだった。


 ヒューゴの種族は「人間」から神よりの種族「神人」へと変わった。



『ピィ~!』



 ブレイくんの方は全身が七色に点滅した後、額には某RPGの勇者が被っていそうな冠(兜?)を装着し、背中には同じく勇者的なマントを羽織っていた。


 全身の色の方は以前よりも数段上品そうに見える金色だった。


 ブレイくんの種族は「勇者神スライム」という、意味不明な者になったのだった。



『何、その種族!?』



 当然だが、彼らのステータスが常時視えているオグンはブレイくんを指差しながら突っ込んだ。


 硬直から解放された直後にすることがツッコみとは、この神は中々ノリが良いのか?



『「神人」はそいつの加護の強さを考えればまだ解る!だが、そのスライムは何だ!俺の目の前で仰天奇天烈な新種を誕生させてんじゃねえ!!』


「そんなこと知るか!!」



 オグンのツッコみをヒューゴが玉砕する。


 状況を理解するよりも敵を倒す事を優先したのか、それとも人間を超えた思考速度で既に自身の状況は理解済みなのかは不明だが、彼は手に持った剣「ペンドラゴン・アーク」を握り締め、膨れ上がった力を自身と武器の両方に纏わせながら宙を蹴った。



「てやあぁぁぁ!!」


『チッ!!』



 ようやく戦闘モードに戻ったオグンは右腕の剣でヒューゴの一撃を受け止め、周囲に衝撃による暴風が吹き荒れた。



『――――ッ!何て力だ!』


「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」



 雄叫びを上げながら剣を振るうヒューゴに対し、オグンはその力に驚きながらも両腕の剣で迎え撃っていく。


 あの威圧は未だに放たれたままだが既にヒューゴには何の影響も無く、2人の戦いはどうにかオグンが優勢といった状況になったが、オグンの敵は彼だけじゃなかった。



『ピィ!!』


『ガハッ!!』



 ブレイくん突進!


 オグンの反応速度を超える超スピードで突進したブレイくんの直撃を受け、全身マグマのオグンは口から大量の血(?)を吐きだした。



『ピ!』


『―――――ッッ!!』



 ブレイくん、ゼロ距離砲撃!


 超高密度のブレイくんパワーをその身に受けたオグンは派手にぶっ飛んだ。



『―――――舐めるな!!』



 が、山を1つ越えかかったところで強引に止まったオグンはヒューゴとブレイくんに向かって斬撃を飛ばし、同時に地中や空中から炎やマグマの奔流が数十、数百、数千と飛び出し、蛇のようにうねりながらヒューゴ達に襲い掛かった。



「ウゼエ!」


『ピピィ!』



 斬撃はヒューゴによって呆気なく相殺され、炎やマグマはブレイくんの息吹(ブレス)で瞬間冷凍されて直ぐに粉砕した。



『ならば!』



 オグンは1000体の分身を生み出した。


 1体1体が本体とほぼ同じ戦闘力を持つ分身達は転移を使ったのか、瞬きする間もなくヒューゴ達を囲み、更に間を開けることなく周囲に大小無数の武器を出現させていく。


 そして分身達の大半が一斉に動く。


 ある分身は弓を引き、また別の分身は剣を振るい、槍を突き、鉄球を投げ、斧を以って突撃し、拳撃を放っていった。


 だが、それは彼らの前では無意味だった。



『ピッピピ~♪』



 ブレイくんが大増殖した!


 ブレイくんが+10000匹になった!



『―――――ッ!?』



 オグンは分身諸共目を丸くする。


 それで攻撃の手を止めたりはしないのだが、後から考えれば止まって逃げた方がマシだったのかもしれない。



『『『ピィ~~~~~~~~~~!!』』』



 ブレイくん×10001が一斉攻撃を開始した。


 その光景を一言で表現するならば「超フルボッコ」に尽きる。


 オグンの10倍いるブレイくん達が一斉にビームやらミサイルやら砲弾やらブレスやらと、属性もバラバラな攻撃をエゲツナイほどの火力で放ったのだ。


 というより天変地異だった。


 それもその筈、ブレイくんはオリンポス大陸の『大迷宮』最終決戦(*356話参照)に置いて魔王が召喚したテュポーンの能力《天変地異》を他の能力と含めてゲットしていたのだから。


 ブレイくんはその能力を攻撃に付与させる事で使用し、常人が見たらこの世の終わりかと勘違いしてしまうような光景を作り上げた。


 巻き添えを受けて周辺の富士山級の山々が(火山じゃないよ!)幾つも犠牲になっているが、それを気にする者は此処にはいない。



「――――ケビン!やるぞ!」


「うん!」



 ヒューゴ達はただ見ているだけではいなかった。


 兄弟随一の魔法チートであるケビンが水属性深淵級の大魔法を放ち、ダーナ大陸の空は(オオバ王国を除いて)ノアの方舟も沈没確実な大洪水に襲われたのだった。


 オグン+分身達はブレイくんの超フルボッコに気を取られたせいで呆気なく飲み込まれてゆき、最初は幾つもの水蒸気爆発を発生させたが直ぐに為す術も無く激流に流されていった。



『『『がぼばぼっぼぼぼぼぼぼぼぼぼ――――――――』』』



 オグンは溺れていたが溺死はしなかった。


 高位の神は例外を除いて《不老不死》持ちなので溺死できないのである。


 だが、現在彼らが溺れている水は只の水ではなく、飲みこんだ対象を分子よりも細かいレベルで破壊したり、魔力を底なしの勢いで吸収して行ったり、魂や精神も《魔法攻撃完全無効化》《精神攻撃完全無効化》と《水属性完全無効化》を全て持っていない限り疲弊させられていき、最終的には跡形も無く消滅させる(それ以外にも鬼畜な効果があるが割愛)危険なものだった。


 中級以下の神なら3秒と持たずに討滅されているのだが、魔王によって強化されたオグンは分身を含めても直ぐには討滅されない。



「これでも喰らえ!!」



 だが、そこにヒューゴの特大雷魔法が加われば別だ。


 魔法なので化学的な法則はあまり通用しないのだが、ヒューゴの雷魔法はケビンの水魔法とは相性が良く、まるで某電気鼠が放電するシーンの如く大激流の中に万遍なく混ざり合った。


 オグン、超感電。



『『『~~~~~~~~~~~!!??』』』



 分身達が急激にその数を減らしていった。


 そこへ更にブレイくん×10001が一斉に魚雷ッポイものを発射し大爆発、オグンの分身達はあっという間に全滅したのだった。


 だが、この事がオグンの中であるスイッチを入れてしまう事になる。



『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ―――――――ッッッ!!!!』


「「「!!」」」



 大炎上!


 大激流の中でオグンは再度炎上し、己を中心に巨大な火柱を発生させてケビンの深淵級魔法に穴を開けて脱出した。


 軍神オグンは英雄神の側面も持っており、英雄神の多くは追い詰められると爆発的に力が強くなる特性を持つ者も多い。


 ヒューゴ達が極端に追い詰め過ぎたせいで、オグンの権能が自動的に発動してしまったのだが、代償として暴走状態となってしまった。


 オグンは軍神であり英雄神でもあるが、同時に暴力や破壊の神でもあったりするのである。



『―――――死ねっ!!』



 オグンが右腕の剣を振るい、直後に大気圏を貫く破壊の一閃がヒューゴ達の脇を通り過ぎた。


 この一閃で空は裂け、銀河を貫いて幾つもの小惑星群に多大な被害が発生したのがそれは割愛。



「マジかよ!当たったら即死どころじゃないだろ!」


「なんてパワーだ!!」


「確かに威力は凄いけど、その分技のキレが無くなってきているみたいだよ。防御にも隙だらけだし、むしろチャンスだよ兄さん!」


「ああ!」



 桁外れな威力を前にしても彼らの心は折れていなかった。


 もしかしたら感覚が麻痺しているのかもしれないが、兎に角彼らは英雄神&破壊神モード(暴走状態)のオグンにサイド攻撃を開始する。



『燃え尽きろ―――――――ッッ!!』


「精霊のみんな!」



 世界を飲み込むかと思えるほどの業火を両腕の剣から放つオグンだが、その焔は空を覆うより前にケビンによって防がれてしまう。


 魔法に加え数多の精霊達の協力を得て無差別攻撃に近い業火を防ぎ、その有り余るエネルギーを別次元へと破棄し、未だ完全に消滅していない大洪水の魔法を再度操作してオグンの動きを抑えていく。


 一度は破られた魔法だが、その威力もあって暴走状態のオグンには効果が抜群だった。



「沈め!!」



 そこへヒューゴの不可視の巨腕が襲い掛かり、避ける事の出来なかったオグンは再び大激流の中に飲み込まれていった。


 それでもオグンは抵抗を続け、雄叫びを上げながら上半身だけを水面の外に出し、最早英雄神というよりは破壊神の方に傾いてしまったかのように雄叫びと一緒に破壊の波動を撒き散らしていき、未だ炎の勢いが止まらない両腕に全ての力を流し込んでいった。


 一方、ヒューゴの方は「神人」に進化した時に一緒に進化した能力や新しい能力を使って必殺の一撃の準備に入る。



「――――顕現せよ、聖なる獅子より転じし英雄の一振り!其の光は闇を照らし、狂気を鎮め、邪を滅する希望の煌き!」



 頭に勝手に浮かんできた言葉を詠唱し、剣を持っていない左手を天に掲げる。


 すると、彼が纏っていた鎧が光の粒子となって拡散し、光の渦を形成しながら彼の左手へと収束していく。



「吼えろ!聖獣煌剣レグルス!!」



 ヒューゴの左手に獅子の意匠がある白光を放つ剣が顕現した。


 その輝きはまるで聖剣、事実、その剣は分類上は『神器』に当て嵌めても相違ない代物だった。


 『聖獣煌剣レグルス』、その正体は先程までヒューゴは纏っていた獅子の鎧であり、彼が聖都で捕獲(テイム)した魔獣(*181話参照)聖鋼の森王獅子(アダマント・ガーディアン・バロン)が何時の間にか進化した獅子の聖獣だった。



「これで――――」


『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!死ね!!』


「決める!!」



 両者の攻撃はほぼ同時だった。


 目の前の敵全てを肉片も残さず破壊しようとする一撃と、1柱の神を討滅せんとする赤と白の一撃が正面から衝突する。



「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」



 そしてヒューゴの新しい固有能力《百折不撓勇往邁進(シンワヲコエルモノ)》が発動し、衝突した2つの攻撃は拮抗する事も無く一方的にヒューゴの攻撃が圧倒していった。



「消し飛べええええええええええええええええええええええええええええええ――――――ッッ!!」



 彼の叫びに呼応するかのように赤と白の斬撃は破壊の業火を切り裂きながらオグン本体に迫っていく。


 オグンは更に力を放出し、力ずくで押し返そうとするが、それを妨げるように空から轟雷の大瀑布が降り注いできた。



『『『ピピィ~!!』』』



 ブレイくん×10001だ!


 ブレイくんもサボっていた訳じゃない。


 最高のタイミングで最高の攻撃をするべくスタンバイしていったのだ。



『グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!』



 オグンは大絶叫、超規格外なミナ〇インっぽい攻撃を全身で浴びてしまい、その強靭な肉体に亀裂が走って行く。


 ヒューゴの攻撃が直撃したのはその直後、文字通り大陸全土を震撼させる大爆発と共にオグンの体はこの世界から消滅していったのだった――――――が!




――――オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!




 肉体を失っても尚、オグンは健在だった。


 大爆発の後、実体を持たない精神と魂のみの存在となって復活したのだ。


 オグン、最終形態。




――――オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!




 大陸全土に響き渡るオグンの叫び。


 空には陽炎のように揺らぎながら敵意を向ける巨大な神の姿があり、その荒々しき神威が大豪雨の如く地上に降り掛かり、力を出し切ったヒューゴ達はたじろいでしまった。


 そこへ、全方位から斬撃や炎弾、光線が襲い掛かってくる。


 逃げ場は――――無かった。



『『『ピィ~~~~~!!』』』



 もっとも、逃げる必要など彼らには皆無だったのだが。



『『『ピピピィィ~~~~!!』』』



 ブレイくん×10001が一斉に超☆吸収を開始、オグンの攻撃は一発も彼らに当たる事も無く根こそぎブレイくん達に吸収され糧となっていった。


 ブレイくんの体内は既にゴ〇ラよりも大変なことになっているに違いない。


 メル〇ダウンはしないでね。




――――ウギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!




 オグンの絶叫が大陸中に響き渡る。


 大陸全土を覆うほど巨大だったオグンの姿が見る見るうちに縮んでゆき、気のせいじゃなくブレイくん達の方へと吸い込まれていた。


 1匹ではできない事も10001匹ならなんでも可能なのか、ブレイくんはオグンそのものも吸収し始めたのだ。




―――――うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!舐めるなあああああああああああああああああああ!!




 最後の最後で理性を取り戻したのか、オグンは必死の抵抗を始める。


 だが、既にオグンには逃げ道は存在しなかった。



「逃がすか!!」



 不可視の巨腕がブレイくんから逃げようとするオグンを鷲掴みにする。


 僅かに時間が出来たことで回復できたヒューゴ達の最後の攻勢が始まった。



「ヒューゴ、そのまま放すな!」



 ロルフの《絶対捕縛の神鎖(グレイプニル・プリズン)》が発動し、数十本の鎖がヒューゴの不可視の巨腕ごと拘束する。


 拘束したところでヒューゴは巨腕を解除し、次はケビンが魔法でフルボッコし、そこにブレイくんも参加してオグンは今度こそ戦闘不能になった。



『ク…ソ……!』



 力を吸い尽くされ、巨漢程度の大きさにまで縮まったオグンの魂は悔しそうにヒューゴ達を睨んでいた。


 しかし、オグンは気付いていない。


 戦いはまだ終わっていないという事に。



『完敗だ……。だが、次は……』


「「「次はねえよ(ないよ)!」」」


『『『ピィ!』』』


『何―――――』


「これが、最後(・・)だ!」


『『『ピィ!』』』



 ヒューゴがオグンに向けて手を翳し、ブレイくんはキラッと光ると一斉に襲い掛かった。


 《勝者の簒奪(オーラドレイン)》から進化を続けたヒューゴの能力はオグンの魂から色々なものを吸収して彼の糧に変えてゆき、残った魂そのものをブレイくん×10001が一かけらも残さず食べていく。


 辺り一帯にオグンの情けない断末魔が響き渡ったが、それを聞いたのはその場に居た当事者達だけだったのは(オグン)にとってはせめてもの救いだったのかもしれない。


 神としての威厳的な意味合いで。



「あれ?体が光って……変な感じがする?」


「ジャン、お前も光ってるぞ!」


「ロルフこそ!」


(オグン)を倒したからか?」



 そして魔王ギルが精魂込めて育てた神様(オグン)の栄養は凄まじく、ヒューゴやブレイくんのように直接糧にしなかった他の3人にも莫大な経験値(えいよう)と神の権能の一部を与えてゆき、彼ら全員に人間卒業資格を与えたのだった。


 ヒューゴに至ってはさっき進化したばかりなのにもかかわらず、「神人」から「半神(デミゴッド)」に進化(?)なっていった。


 ブレイくんは……ブレイくんはブレイくんなので割愛。


 その後、彼らは地上の惨状(たたかいのあと)をチートを使って手早く修復し、急速も含めて対策総本部のあるオオバ王国へと向かったのだったが、その際、10001匹のブレイくんの空飛ぶ姿が不特定多数の人々に目撃されひと騒動が起きるのだが、それは別の話なので割愛する。



〈あの子達、あの人に似ているわ……。  byヴァハ〉


〈この惚気が!  byモリガン〉


〈爆発しろ!  by生き遅れ女神一同〉









【名前】『ぷるぷる勇者』ブレイ

【年齢】1  【種族】勇者神スライム

【職業】勇者神(Lv46) スライム神(Lv46) 救世主(Lv.MAX)  【クラス】世界を救う者

【属性】無(全属性)

【魔力】13,690,000/13,690,000

【状態】正常(完全健康体)

【能力】超勇者魔法(Lv5) スライム武神術(Lv5) スライム超闘気術(Lv5) スライム超隠形術(Lv5) 神術(Lv5) 神魔酸 軍神之御力(Lv5) 英雄神之御力(Lv5) 火神之御力(Lv5) 破壊神之御力(Lv4) 政神之御力(Lv4) 深淵之暴食(グラトニー・オブ・アビス) 深淵波動(アビス・ウェーブ) 英雄覇気 天変地異 無限分裂 自己再生 存在変換 清浄の煌き 電脳勇者(サイバー・ヒーロー) 希望導師 超次元跳躍 超新星 神之息吹 因縁回廊 英霊達の武器庫(レジェンズ・アーモリー) 輪廻の灯火(グロウ・オブ・リンカーネーション) 悪神遊戯(ロキ・ゲーム) 文化英雄之神(トリックスター) 紅蓮の鉄 逆境の英雄(ジ・リバーサル) 勇者神の冠 勇者神のマント

【加護・補正】物理攻撃無効化 魔法攻撃無効化 精神攻撃無効化 全属性無効化 全状態異常無効化 全能力異常無効化 完全詠唱破棄 超次元思考 不老不死 完全健康体 神速回復 神速再生 超適応力 超直感 無尽蔵 超柔軟 勇猛果敢 限界皆無 契約したスライム 万民の癒し 運び屋 神を喰らう者 超克者 昇神者 魔王殺し 神ハンター 巨人ハンター 竜ハンター 魔獣殲滅者 スライム神 勇者神 軍神 英雄神 火神 破壊神 政神 万能翻訳 職業補正 職業レベル補正 超神の契約

【BP】0



 オグンは美味しいボスキャラでした。

 経験値どっさりです!

 次回から主人公の視点に戻ります。


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