第389話 ボーナス屋、ステータスを確認する②
さて、次は能力の確認といくか。
人間卒業のせいか、大半のものが進化しちゃったりしているな。
名前だけじゃ元の能力が何なのか分からないんものもあるぞ?
【超神魔法(Lv5)】
【分類】能力
【階級】Ⅷ++(深淵級)
【詳細】・神の力すら凌駕する大魔法。
・想像そのものが魔法になる。
・加減を間違えると世界が終わる。
【森羅万象術(Lv5)】
【分類】能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・現時点における《属性術》の最終進化形。
・その意志が森羅万象を支配する。
・炎も、風も、大地も、水も、光と闇すらも貴方の力となる。
・世界の命運は貴方が握っている……。
【無双武術(Lv5)】
【分類】能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・神が使うものも含め、全ての武術の技・奥義が扱える。
・全ての技は使うたびに成長し続け、貴方を不動の極みへと誘う。
・堕落すれば無双ではなくなるが、真に強き意思あらば、貴方は何処までも強くなる。
・貴方にも世界にも優しい低燃費高出力。
【神闘気術(Lv5)】
【分類】能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・神気と闘気を融合させ操る《闘気術》の極み。
・その力がある限りあらゆる環境で生きることができる。
・その圧倒的な力は次元を超え、全ての者に戦慄を与える。
・加減を間違えれば神も即死するかもしれない。
【超神術(Lv5】
【分類】能力
【階級】Ⅷ+++(深淵級)
【詳細】・神話を超える偉大なる力。
・神格無き者に加護を与え、世界の理にも干渉する。
・《神術》の超上位互換。ヤバすぎ!
【天上天下絶対革命】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ+++(深淵級)
【詳細】・全ての意志ある者に祝福を。
・全ての愚者には鉄槌を。
・BPを以って全ての者の運命を変える、神々も恐れる力。
【無限吸収】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・「吸収」という事象を極めた理不尽に等しい力。
・魔力や生命力だけでなく、知識や寿命、ありとあらゆる事象を吸収し貴方の糧とする。
・この力の在り方は貴方の意思次第で変化する。
【真全能眼】
【分類】固有能力
【階級】Ⅶ++(神話級)
【詳細】・全ての「眼」の力を使う事ができる。
・その力は従来のものよりも強く、また成長途中である。
・意志に関係なく発動するモノもある為、現在は無意識に力を抑えられている。
【万物創造】
【分類】能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・あらゆる物を創りだし、またつくり変える力。
・貴方の意志で世界さえもが創造される。
・まだ進化の途中。
【神罰太陽】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・この陽光を浴びた者は超神の裁きを受ける。
・全ての罪は太陽の炎に焼き尽くされ、残るのは清き者のみ。
・その光消える時、1つの世界も終わる。
【眷属生誕】
【分類】能力
【階級】Ⅶ+++(神話級)
【詳細】・貴方に仕える眷属を生み出す力。
・無から生み出す事も出来るが、任意の生物や魂を元に生み出す事も出来る。
・どのような眷属が生まれるかは貴方の運次第。
【超神の双翼】
【分類】武装(魂の武装)
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・数多の力が融合、昇華した末に生まれた2枚1対の翼。
・あらゆる害悪を防ぎ、あらゆる場所を飛翔する超神の矛にして楯。
・その羽ばたきは銀河に嵐を呼ぶ。
【終焉之王】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ+(深淵級)
【詳細】・対象にあらゆる災厄を齎す。
・弱き魂には虚無を、悪しき魂には絶望を、狂いし魂には終焉を与える。
・そして最後には何も残らない。
【理不尽覇王】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ+(深淵級)
【詳細】・《無法暴君》が進化した力。
・理を、ステータスを無視した行動を可能とする。
・使用後の待機時間は無く、戦闘・非戦闘関係なく使用できる。
【豊饒之御力】
【分類】能力
【階級】Ⅶ+++(神話級)
【詳細】・全ての豊饒神が持つ大地の恵みを管理する力。
・枯れた大地に一瞬で恵みを与え、その逆も可能にする。
・全ての植物を望むままに作り変える事も出来る。
【魂魄支配】
【分類】能力
【階級】Ⅶ+++(神話級)
【詳細】・魂と精神を意のままに支配する力。
・輪廻の流れにも干渉し、転生をも操る。
・外部からの干渉を無効化する。
【天焔の守護神】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ(深淵級)
【詳細】・癒しと護り、浄めの力が凝縮した焔を操る。
・その焔は貴方が望まない限り永続的に燃え続ける。
・これは焔であって炎に非ず。
・魔王級未満の悪魔は即死。(魔王でも即死かも)
【勇者の敵は皆の敵】
【分類】固有能力
【階級】Ⅷ+++(深淵級)
【詳細】・貴方と敵対する者に対し、仲間の能力を限界以上まで引き上げる。
・貴方の仲間は貴方と同じ能力を使う事が出来る。
・仲間の数に比例して貴方の力は増大する。
・任意発動。
説明文が分かりにくいと思うのは俺だけか?
それに【階級】なんて新しい項目が増えている。
「ソフィアちゃん?」
「階級とは魔法や各能力の強さを表す記号です。Ⅰ~Ⅸの階級があり、数字が大きいほどチートになります。例えるならⅦ(神話級)は神話に登場する神々のレベル、Ⅷ(深淵級)は大魔王ファミリーの平均レベル、Ⅸ(混沌級)は大魔王や《盟主》の全盛期レベルです。主の現在のステータスは、大魔王の孫と曾孫なら確実に勝てるレベルです」
「……大魔王はダメなんだ」
「大魔王は現在、魔力が2000万を突破し、各能力は深淵級と混沌級が占めています。主と初接触した時点で1000万を超えていた事から、当時は巧妙にステータスを偽装していたようです。尚、信じられない事に彼は未だ人間です」
「化物かよ……」
ステータス上は俺より強いのにまだ人間って……俺の必死の苦労は一体……。
そしてそんな化物を恐れさせる奥さんはどれ程なんだ?
「大魔王妃であるレジーナさんは基本的な能力では大魔王に劣っていますが、家族に対してのみ因果を無視して最強無敵になる能力(混沌級)を所持しています。家族愛の結晶です」
「怖い家族愛だな!」
「レジーナさん本人は普通に良い人です。世界平和に欠かせない人材です」
うん、それは分かる。
あの人が居なかったら大魔王ファミリーは大暴走していたと思う。
この世界は完全に占領されていただろう。
世界中の人々の大事な生命線だ。
「ちなみに、今の大魔王は?」
「奥さんとデートしています」
リア充大魔王め!
大爆発しろと言いたいけど、逆に俺が宇宙の果てまで吹っ飛ばされそうだから止めておく。
〈――――賢明だな。 by大魔王〉
「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「主!トラウマが開いています!!」
「おぎゃあああああああああああああああああ!!」
俺の絶叫に壮龍は目を覚まして泣け叫んだ。
全てが落ち着いたのはそれから15分後の事だった。
尚、補正関係は一部を除けば殆どが名前通り、契約の方も「互いにやりたい放題」でほぼ統一されていた。
というかスラ太郎、ほんのちょっと眼を離した間に何が起きたんだ?
【根源の因子】
【分類】補正
【詳細】・根源神よりも更に上、『始まりの神』の因子を持つ証。
・もうどうなっちゃうかは知らん。
・どんだけ~☆
【限界皆無】
【分類】補正
【詳細】・限界が無い。
・以上。




