*異世界ルーヴェルト解説(地図付き) その4
【天空大陸】
・本作の舞台となっている異世界ルーヴェルトの惑星ループラ(仮称)の南半球にある浮遊大陸。
・大陸の下端でも海面から1000m以上の位置にある為、地上よりも僅かに空気が薄いが、通常の同高度の環境と比べると気圧も気温も共に高い。
・住民の祖先は大昔の地球から移住した人達で、その大半は南北アメリカやアフリカの原住民族だった。それ以外にはインドや東南アジア系などもいる。
・大陸自体が空に浮かんでいる為、近年までは他の大陸との交流は全く無かった。
・近年では飛行船を開発したとある大陸との交流が始まっている。
【太陽の国】
・天空大陸最大の国家。
・戦争で他国を併呑しながら国土を広げてきた。
・国民は厳格な身分制度に支配され、平民・奴隷階級は嘗ての敗戦国の民の末裔達である。
・複数の太陽神を信仰している。
【水の国】
・太陽の国と肩を並べる国家。
・水が豊富な国で水運業が盛ん。
・独特の作物が栽培されており、香辛料の生産量は大陸随一である。
・水や雨の神を信仰している。
【大地の国】
・太陽の国、水の国と肩を並べる国家。
・天空大陸最大の食糧庫であり、国内では様々な作物が栽培されている。
・元は太陽の国と同様に戦争で発展してきたが、現在は隣国の「風の国」と「平原の国」が緩衝国となっている為に国土拡大はしていない。
・大地と豊饒の神を信仰している。
【火の国】
・鍛冶や宝石加工など、職人達により発展してきた国家。
・隣国と友好関係を結んでいる為、ここ数十年は戦争も無く平和の情勢にある。
・火の神や生産系(鍛冶・発明・技巧)の神を信仰している。
【風の国】
・「太陽の国」と「大地の国」の間にある国家。
・風や嵐の神を信仰している。
【平原の国】
・王ではなく各民族の長達による族長議会によって統治されている国家。
・狩猟が盛んだが、一部では稲作も行われている。
・狩猟の神や大地の神を始め数多の神を幅広く信仰している。
【星の国】
・神殿により統治されている宗教国家。
・星の神や生命の神、精霊等を信仰している。
【海の国】
・人間と亜人が共存する小国家。
・国力が低く、王族もそれほど豊かではない。
・海の神などを信仰している。
【雷の国】
・一年を通して天候が不安定な国家。
・雲が無くても落雷が発生する事が多い。
・実体を持たない魔獣が多く生息している。
・天候の神や軍神を信仰している。
【月の国】
・交易により発展した商業国家。
・西部に「旅人殺しの砂漠」がある。
・月の神と商業の神を信仰している。
【雫の国】
・南部の弱小国家。
・国力が弱く特産物が無い。
【蛇の国】
・亜人の国家。
・蛇や龍の神を信仰している。
【翼の国】
・あらゆる種族が共存する国家。
・国民全体に《飛行魔法》や《浮遊魔法》が普及しており、その能力を生かして国境を接している「大地の国」に侵略される事無く国を維持している。
・風の神や天空の神を信仰している。
【影の国】
・大陸の東端にある小国家。
・「大地の国」から食糧支援を受けて成り立っている、事実上の属国。
・暗殺者を多く輩出しており、他の国からは差別されている。
・死や冥府の神を信仰している。
【花の国】
・一年中花が咲いている妖精系種族の国家。
・特定の神は信仰していない。
【空の国】
・天空大陸でも標高の高い山々に囲まれた国家。
・山々が天然の防壁となって侵略者を阻んでいる。
・稀少な薬草が数多く自生しており、医学や薬学が発達している。
・天空の神や医薬の神、山の神を信仰している。
【塩の国】
・製塩が盛んな国家。
・塩の神を信仰している。
【金の国】
・鉱山資源が豊富な小国家。
・金の大鉱脈により、小国の中ではかなり裕福。
・財福の神や山の神を信仰している。
【霧の国】
・国境が一年中濃霧に包まれている国家。
・濃霧により国土を守られている為、今まで大国の侵略から逃れていた。
・水の神と風の神を信仰している。
【門の国】
・他国との国交を殆ど行わない謎の多い国家。
・信仰している神も不明。
【闇の国】
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