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ボーナス屋、勇者になる  作者: 爪牙
ファル村編
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プロローグではなく説明!

 とりあえず、本編を読む前に読んでほしい!

 そんな説明オンリーです!

 最初に言おう、俺こと大羽(おおば)士郎(しろう)は名古屋の児童養護施設で暮らす高校生だ。


 両親は俺が小学校に入学した年にそろって亡くなり、俺は仕方なくここで暮らす事になった。


 そんなある日、『アベル=ガリレイ』という人なのか天使なのか怪しい――しかも結構年上――兄ちゃん(?)に、同じ施設の仲間3人と一緒にそれぞれ違う“能力(チート)”を貰った。


 俺が貰ったのは《エフォートエクスチェンジャー》、直訳すると『努力交換器』、対象者が今までに積み重ねてきた善行をポイントに数値化し、それを代価に褒賞(ボーナス)を得るというゲームのシステムみたいな能力だ。


 手に入る褒賞は魔法を始めとする各種能力、または特殊なアイテムなどである。


 どうしてこの能力を得たのかと言うと、俺が「ゲームが現実になればいい」という願望が原因らしいと言っていた。



 さて、これからの物語を読む前に最低限の説明をしておこう!


 まあ、説明と言っても俺のステータスについてだけどな。


 俺は能力を得た後、ちょっとした事件を経て《ステータス》と言う魔法をゲットした。


 これは読んで字の如く、対象者のステータスを見る魔法だ。


 ちなみに、今現在のステータスは次の通りだ。



【名前】『ボーナス屋』大羽 士郎

【年齢】16  【種族】人間(日本人)

【職業】高校生(2年)  【クラス】覚醒者

【属性】メイン:土 木 サブ:火 風 水

【魔力】54,000/54,000

【状態】正常

【能力】攻撃魔法(Lv3) 防御魔法(Lv3) 補助魔法(Lv2) 特殊魔法(Lv2) 属性術(Lv3) 剣術(Lv2) 体術(Lv2) 投擲(Lv2) 善行への特別褒賞(エフォートエクスチェンジャー)

【加護・補正】魔法耐性(Lv2) 精神耐性(Lv2) 土属性耐性(Lv3) 木属性耐性(Lv3) 火属性耐性(Lv2) 風属性耐性(Lv1) 水属性耐性(Lv2) 土神ハニヤスの加護



 1つずつ説明していこう。


1、【名前】 そのまんまの意味だ。ちなみに、周囲から一定以上の知名度を持つ二つ名がある場合は名前の前に『〇〇〇』と言った感じで付いている。俺の場合、能力が個性的過ぎたので『ボーナス屋』と言う二つ名で呼ばれていると言う訳だ。


2、【年齢】・【種族】・【職業】 これも特に説明は不要だな。


3、【クラス】 これはちょっと説明が難しい。と言うか、何の意味があるのか分からないんだ。内容としては二つ名とは別のニックネームだったり、貴族で言う階級だったりと、ここに表示されるのはいまいち法則性が理解できない。まあ、俺個人としてはゲームでよくある“称号”みたいなものと考えている。


4、【属性】 “メイン”と言うのはそいつ自身の主な属性、得意な属性と言う訳だ。“サブ”はメインほど得意じゃないが使用可能な属性と言う訳だな。ちなみに、属性の種類は《火》《水》《風》《土》《木》《雷》《氷》《時》《空》《光》《闇》の11属性と、これら全ての属性を扱える《無》を合わせた全12属性となる。


5、【魔力】 つまりMPだな。異世界から来た友人に聞いた話だと、日本人を含めたこの世界の人間は魔力と無縁な生活をしているので総じて数値が低いらしい。具体的に言うと、一般人は1000以下、世間で言う超能力者や霊能力者でも5000未満だそうだ。ちなみに、俺は異世界流の修業を受けたので随分と高い。


6、【状態】 これは特に説明はいらないかもしれない。要は病気や状態異常を知らせる項目だ。


7、【能力】 ここが肝心!そして勘違いしないでほしい部分だ!これは今使える能力(スキル)を表示している訳ではなく、“才能”を中心に表示する項目なんだ。内容の種類としては、《魔法系》、《武術系》、《武装系》、《固有(ユニーク)系》などがある。カッコ内にあるレベルは才能や適性の度合いを示している。レベルごとに説明すると以下のようになる。


 Lv0・・・人並み未満、才能がない。このレベルの能力は表示されない。

 Lv1・・・平均的、人並みレベル。努力すればもしかすると達人級?

 Lv2・・・人より優秀、将来有望でスポーツで言うと全国大会出場できるレベルと考えてくれればいい。

 Lv3・・・間違いなく天才!世界レベル!魔法や武術は達人が約束されたようなもの!

 Lv4・・・間違いなくチート!天才などで表現できるレベルじゃない神童!!

 Lv5・・・超ドチート!!大賢者!大魔王!!世界最強を目指せるレベルだ!!


 なお、俺にはないが能力の中には《神眼》や《魔眼》など肉体に宿った能力や、《神剣》や《聖剣》といった《武装系》にはレベルは存在しない。


 《魔法系》の中でも《特殊魔法》と言うのは他の3種類の魔法には分類されない魔法のことだ。ほとんどが覚えようとして覚えられるものではない、ユニークスキルみたいな魔法と思ってくれていい。


8、【加護・補正】 読んで字の如くだ。《魔法耐性》は自身に悪影響を与える魔法への抵抗力、各属性の耐性は説明はいらないだろう。レベルについては【能力】と同じように考えてくれればいい。


 【加護】は神様やそう言った存在から与えられたボーナスみたいなものだ。日本人の場合は八百万の神々の中から大抵は1柱の加護を授かっているらしい。ただし、神様に嫌われた場合は消えてしまう事もあるそうだ。


 ステータスに関する説明はこれ位でいいだろう。


 ここで説明されていない点に関しては追々話す事にする。



 それじゃあ、いよいよ本編スタートだ!!




 さあ、次から本編スタートだ!!

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