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転生したら病弱少女だったけど、看護師スキルで異世界の医療を改革します!3  作者: 櫻木サヱ
光差す街と新たな約束

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1/1

星影の都にて

森を抜けたリナたちは、星影の都の門をくぐった。

高くそびえる建物、石畳に映る柔らかな街灯、行き交う人々――

まるで異世界の夢の中に迷い込んだかのような光景に、リナの胸は期待と不安でいっぱいになる。


「すごい……本当にこんな街があるんだね」

ミナが小さく息を漏らす。

カイも少し緊張しながら目を輝かせ、セレナは静かに微笑む。

「ここでも、あなたの看護で誰かを助けられる」

その言葉に、リナの胸に温かい光が差し込む。


街の広場では、病や怪我に苦しむ人々が列を作っていた。

リナは一歩前に出て、手を差し伸べる。

「私に任せて。絶対に諦めない」

その瞬間、胸の奥に小さな熱い感情がこみ上げる。

不安もある、でもそれ以上に仲間や人々を思う気持ちが強くなる。


診療所に入ると、古びた木の香りと、緊張した空気が混ざる。

小さな子どもが涙を浮かべ、肩を震わせている。

リナは優しく手を取り、落ち着かせながら応急処置を始める。

「大丈夫、私がついてる」


カイは患者を支え、ミナは薬や包帯を配り、セレナは森で培った魔力を用いて診療を手伝う。

街の人々は最初、戸惑いながらも、次第にリナたちを信頼し、笑顔を見せ始める。


その夜、街の灯りを見上げながら、リナは静かに呟く。

「森を抜けたあの日から、ずっと仲間がいる……だから、怖くない」

胸の奥で、少しの恋心と強い決意が芽生える。

仲間との絆、過去の経験、そして新しい街での挑戦――

全てが一つになり、リナの心に温かな光が灯る。


月明かりが石畳に反射し、風が柔らかく吹く。

その瞬間、リナは感じる。

新しい冒険、新しい仲間、新しい奇跡――

星影の都での物語が、今、静かに動き始めたことを。


希望と不安、笑顔と涙が交錯する中、リナたちは新たな一歩を踏み出す――。

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