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正反対の二人 400字

「ママ、れいもアメ欲しい!」

怜衣にそう言われてブドウ味の飴をあげる。

「さっき瑠菜が欲しいって言うからイチゴ味あげたんだけど…どっちが良かった?」

「れいね、ブドウのほうが好き」

また、割れた。不思議なことに、怜衣と瑠菜はいつも好きなものが分かれる。この前は怜衣がチョコを選び、瑠菜は残ったマシュマロの方が好きと言った。

私に気を遣っているわけではないだろう。あの笑顔を見ればわかる。

「双子なのにここまで好みが反対になるのねぇ…」




♪月と太陽は正反対 昼と夜の正反対




翌日、怜衣と瑠菜を連れてスーパーに来た時、不思議なことが起こった。

「飴を買ってあげるから好きなのを選んでおいで」と言うと、2人ともブドウ味の飴を持ってきたのだ。


あぁ、全て合点がいった。2人とも、好きな方を譲っていたのだ。


2人は正反対じゃない。同じ、優しい子だったんだ。




♪月と太陽は正反対 昼と夜の正反対

♪月と太陽は似た者同士 光を放つ似た者同士

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