星を旅して
夜空に浮かぶ幾億の星
そのひとつひとつの星に
ひとつひとつの物語がある
私は、宇宙へ旅へ出た
星星を渡り歩く旅へ
そこには想像出来ない世界が
広がっていた
人間の文明社会がおままごとに
思えてくるレベルに
旅の思い出に砂を拾い
思い出を胸に宇宙を駆け巡った
そこで恋をし
結婚し
家族を築いた
数百の星を旅した頃に私は命に
幕を下ろした
まだまだ先は、長かったが人間ね寿命
なんてたかが知れてる
遺言通り私は、宇宙葬によって遺灰は、
宇宙へ撒かれた
そう私の星の旅は、今始まったばかりなのだ。