6.「名探偵ポワロ」シリーズ(NHK BSP・水曜21時)
このエッセイ、TV番組はNHKばっかりやんけ!って思わず自分に突っ込んでしまいましたが、なにはともあれ参考になるので…
数ある小説の映像化作品でも、原作の再現度が高いことで名高い「名探偵ポワロ」シリーズです。
全70話、2023/4/12に44話目の「ゴルフ場殺人事件」が放映されたので、まだまだしばらくやるんではないかと思います。
『オリエント急行殺人事件』『ナイル殺人事件』『アクロイド殺し』の放映はこれからなので期待しかない…!
この作品、1930年代なかば?後半?くらいに設定して作られているので、蒸気機関車が普及する前、19世紀前半くらいかなー…という雰囲気の世界観が多い異世界恋愛とは色々ズレるのですが、基本、富裕層のご家庭とか高級リゾート地とかで事件が起きるので、執事とか個人秘書とかメイドさんとか付添的な役割の婦人とかちょいちょい出てきます。
アールデコ風などモダンな豪邸が出てくることもありますが、「○○荘」と名前のついた伝統的なお屋敷が基本ですし。
家族で晩ごはん食べるにしても、イブニング的なものに着替えて食べるとか、暮らしぶりも現代日本とは色々違っていたり。
その意味で、異世界恋愛書きにも参考になるかなと思います。
原作がクリスティなので、動機としてはお金の問題があるのですが、ゲストキャラがどさくさに紛れてなんかくっついてたりしがちなので、恋愛要素もアリ!
単純に好きなシリーズですし、今後も異世界恋愛ミステリを書いていきたいので、勉強を兼ねて見ていきたいと思いっています。
ほんとは原作を再読して、どこをどう変えているか比較しながら見てみたいんですが、そこまで時間がない悲しみ…\(^o^)/