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『とぐろ巻け!!髑髏クン!!』

作者: ライティーエマー

【登場人物】


髑髏クン(男性/ボケ)


スカさん(女性/ボケ、時々、ツッコミ)

〇白い部屋・内


髑髏クン「あ~~~。インプット飽きたなあ。」

スカさん「インプットじゃなくてもいいんじゃない?」

髑髏クン「ああ、アウトプットとか?」

スカさん「そうそう。私はそうしてる。」

髑髏クン「詰まってるんだよな。ライフイズビューティフルに。」

スカさん「グリーンマイルにね。」

髑髏クン「そうともいうな。」

スカさん「ダハハハハ。」

髑髏クン「男っぽい笑い方だね。」

スカさん「この現代に男も女も性別も皆無だよ。」

髑髏クン「ジェンダーフリーな世の中だからな。」


スカさん「それにしても良くインプットに集中できるね。」

髑髏クン「やっぱり出す時の爽快感目当てだな。」

スカさん「出す時の?アウトプット?」

髑髏クン「それもあるし。そうともいうし。」

スカさん「ああ、いろいろね。」

髑髏クン「人生は色々あるよ。カラフルだから。」

スカさん「カラフルレンズにね。暮らそう。ニューノーマルを。」

髑髏クン「そうそう。このパンデミックな終末世界を。」


スカさん「ねぇ。今の若者は、はずれくじを引いたなあ。と思う?」

髑髏クン「全然。むしろ壁が溶けた。29歳の壁が。」

スカさん「何か真面目な話になって来たよね。一旦、脱線します。」


髑髏クン「報道ステーション。」

スカさん「古舘さんの時代のね。実況最高無双。」

髑髏クン「プロレスとか興味ある?ハーリー&レイスとか。」

スカさん「私?好きですよ。UWFとか。活字プロレスとか。」

髑髏クン「何だ。仲間か。グループか。今度、グループで話そう。」

スカさん「座談会ですか。いいですよ。」


髑髏クン「俺って、ま、話変わるけど。ボケなの?このコントみたいな漫才で言うなら。」

スカさん「ボケじゃない?で、私が聞き役のボケ、時々、ツッコミ。」

髑髏クン「あってるよね。」

スカさん「たぶん。」

髑髏クン「エモーショナル。」


髑髏クン「さて。何か出したくなってきたなあ。」

スカさん「何を?」

髑髏クン「アウトプット。」

スカさん「ああ。あれね。出せば?」

髑髏クン「早いかも。何で俺、髑髏クンなんだろ。」

スカさん「魚のことが好きだから?髑髏のことが好きだから?」


※アウトプット・タ~イム!!!


スカさん「アウトプットのお時間がやってまいりました。司会は私、スカさん、です。

 さぁ、髑髏クン!アウトプットしてください!!よ~い!ドン!!」


髑髏クン「髑髏のことが好きです!!!」

スカさん「もっと!もっと!アウトプット!!」

髑髏クン「髑髏のことが大好きです!!!」


スカさん「もっと!もっと!もっと!アウトプット!」


髑髏クン「デスメタルバンドのことを語ることが大好きです!!!」


スカさん「もっと!過激に!!!」


髑髏クン「俺って、ガイコツです~~~!!!」


スカさん「何だよ!アウトプットできた?」


髑髏クン「うん!いっぱいでたよ~~~。」


スカさん「言葉のトイレ、これにて、終焉なり~~~。」


髑髏クン「はぁ~~~。爽快だった!!アウトプット最高!

 結果、最高!!」


スカさん「大団円!!!今回は、おあとがよろしいようで。」


髑髏クン「またね~~~!!!また出る日まで!!」


スカさん「幽霊かよ~~~~!!」


(了)

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